高知よさこい祭りでの演舞が無事に終わりました!
この度、立ち上げましたクラウドファンディングキャンペーンにて、高知県よさこいアンバサダー絆国際チームへの寄付のお願いにつきましては、温かいご厚意を賜り、誠にありがとうございました。
おかげさまでたくさんの方々にご賛同を頂き、世界18か国・地域より87名の踊り子が本場高知のよさこい祭りを経験する事ができました。
チームメンバー一同深く感謝いたしております。
私は高知県よさこいアンバサダー絆国際チームの代表を務めております田中恵美子と申します。
カナダのトロント市で日本語学校を営みながら、高知県よさこいアンバサダー、そして高知県よさこいマイスターとして、よさこいを通して日本文化を世界に拡げる活動をしております。
私は2016年によさこいアンバサダー認定の為に高知を訪れ、その際に本場高知のよさこいを体験させて頂きました。
地方車体験をさせていただいた帯屋町筋さんと
その素晴らしい経験を世界中のよさこいが大好きな踊り子たちにどうしても経験して欲しい!と思い、2018年に【桜舞ポーランド国際チーム】を立ち上げ、世界12か国・地域から集まった63名の踊り子とよさこい祭りに参加いたしました。
よさこい祭りに海外から新チームとして参加する事は、経済状況の違う12か国から踊り子たちが参加している私たちにとって決して容易な事でなく、何より資金面で大きな壁を抱えておりましたが、世界中の方々からあたたかいお言葉、そしてご支援をいただき、【よさこいを通して世界を一つにしよう!】という私たちのプロジェクトは大成功で幕を閉じることができました。
そしてチーム結成から2年目にあたる2019年。私たちはチーム名を新たに【高知県よさこいアンバサダー絆国際チーム】とし、始動しました。
チーム名の変更につきましては、私たちが世界中から踊り子を集めた国際チームだということをご理解いただけるよう特定の国名を外し昨年のテーマであり私たちが何よりも大切にしている【絆-KIZUNA-】をチーム名としました。
キャンペーンの一環として行った冬のよさこい in 高知にて
半年の間、それぞれの国で練習を積み重ね、高知で踊り子たちが集合したのは8月6日。それから本祭までの練習期間は3日間のみでした。
そんな短期間で本祭に臨めるのか、言語や文化が違う踊り子たちがコミュニケーションが取れるのか、と不安材料が多い中での合同練習でしたが、いざ顔を合わせてみるとまるで国の壁なんて始めからなかったかの様に皆すぐに打ち解けていました。
今年はいの町の皆さまに多大なご協力をいただき、8月6日~9日までいの町で合宿を行いました。宿を見つけることが困難な私たちにとって、高知青少年の家に宿泊させていただけたこと、いの町の観光協会や教育委員会の皆さまのご協力のおかげで地元の方々との触れ合いができたことは私たちにとって忘れられない貴重な経験となりました。
本番初日、初演舞会場は追手筋でしたが、追手筋に並んだ踊り子たちは士気高く希望と喜びに満ち溢れていました。
こちらが高知県よさこいアンバサダー絆国際チーム2019年の演舞です!
今年のテーマは【WA!】で、和の美しさ、一つになる輪、そして観客の皆さまから「わっ!」と歓声が起こるような元気な踊りをお送りすることを目標に1年準備を進めて来たこともあり、有難いことにたくさんのお褒めのお言葉をいただき、大きな問題もなく今年のプロジェクトは大成功に終わりました。今年も雪国から参加する踊り子たちが多かったのですが、高知の暑さも無事に乗り越え、大きな問題もなく3日間踊り切る事ができました
衣装は香美市のハチロー染工場さんにご協力いただき、参加した踊り子たちの国の花をデザインしたフラフをデジタル加工した物を背中に印刷し、世界中の花と絆の文字を背負って舞い踊りました。
自分たちの夢を叶えられたこと、そして大好きなよさこいに、高知県の皆様に感謝の気持ちを込めて踊り切った踊り子たちは、最後の演舞後は涙が止まることはなく、抱き合ってその気持ちを分かち合っていました。これも皆様のご支援・ご協力のおかげです。心より感謝申し上げます。
皆さまからのご支援は地方車制作の費用として使わせていただきました。
こちらが今年の地方車です。
今後も高知のよさこいが世界のよさこいとなる様に、そして高知県の素晴らしさが世界に拡がる様に、2020年の東京オリンピックでのよさこい演舞を目指して、これからも力を注いでいきたいと思っています。
そして来年も必ず高知へ海外からの踊り子と共に帰って来たいと思います。
どうぞ、今後もお力添えのほどよろしくお願い申しあげます。
また皆さまに、2020年にお会いできる日を楽しみにしております。
高知県よさこいアンバサダー絆国際チーム代表 田中恵美子