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◆捨てられた、パールちゃん一家

当会の施設関連は、非公開とさせていただいています。
それでも、｢捨てられる｣ことがあります。


今回は、私たちが出勤した頃には、遺棄されたキャリーケースから
すでに、猫たちは逃げてしまっていました。






数日後、





5匹を保護することができました。




数日間、飲まず食わずだったのか


皆、無我夢中で食べました。
そんな中、母猫は子猫たちに食事を譲ります。

小さく幼い母は、到底1歳には満たないように見えます。体重は2.8ｋｇ。
こんなに小さな体で、この子達を本当に、産んだのかな？
疑いたくなるくらいでした。

丸く愛らしいお顔立ちから、｢パールちゃん｣と名付けました。






体は、ノミだらけ。


痒かったことでしょう。清潔にしようね。


パールちゃんも、子猫たちも、
人が手をかけていたことは、間違いないほどよく慣れています。




リラックスし、


一家はすぐに、保護下の生活にもなれてくれました。


遺棄の様子の画像等は、警察に提出を済ませました。

動物の遺棄は犯罪。
では、なぜリスクを犯してまで、このように遺棄したのか？


もしかしたら、パールちゃん一家を捨てたかったのではなく、
どうにか、繋げたかったのかもしれません…。

遺棄は決して、許される行為ではありません。

しかしながら、現実はどこにも受け皿がない。
それこそが、このような選択に至ったのではないでしょうか。


防犯カメラより、母猫1匹と子猫は5匹。合計6匹を遺棄したことが確認できました。
子猫の年齢は、推定2ヶ月～2ヶ月半。

行方不明の1匹を思うと、心が休まりません。


押し付け合いではなく、
より多くの猫に、手を差し伸べることができるよう、
猫も、人も、もっともっと、幸せになれるよう。切に願います。



※この度の、パールちゃん一家の保護に関わる医療費、養育費はマンスリーサポーターより一部活動費として使用させていただきます。緊急性も多い活動にご理解いただき、心より感謝致します。

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