日本YWCA運営委員の吉田亜希です。プロジェクト開始以来、たくさんの方々からご支援を表明いただき、感謝の気持ちでいっぱいです!せっかくの皆さまのお心遣いを無にすることのないように、残りの期間も精一杯頑張ります。引き続き応援をよろしくお願い致します。今回は日本YWCAの被災者支援についてご紹介します。

 

東日本大震災と福島第一原発事故から4年が経ちましたが、被災地では今も多くの方々が日々困難に直面しています。日本YWCAは、東日本大震災被災者支援として「女性と子どもの安全と安心のため」をキーワードに、「3・11」に生まれた子どもたちが20歳になるまで共に寄り添いたいと、中長期の支援活動を行っています。
その一つが、春休みと夏休みに福島在住の東日本大震災・原発事故の被害にあった子どもたちとその家族を対象にした「保養プログラム」です。被災地の親子や子どもたちを地域YWCAが企画するキャンプ等にお招きしています。

 

 

(名古屋でスイカ割りにチャレンジ)

 

 

(京都でキャンプファイアー)

 

もう一つの活動の「セカンドハウスプログラム(避難者受け入れのための住宅支援)」を利用された方々から寄せられた声を、2013年度の報告書『セカンドハウスへの思い』から報告します。

 

”福島原発爆発から約3年がたちました。すぐに引っ越しをして避難した人、避難できなかった人、私たちは避難したくてもできませんでした。息子の高校入学が決まったばかりだったからです。家族でこれからどうして生活していくかも話し合いましたが、家族で離れて過ごすより一緒に暮らす方が良いということで、福島で生活をしていくことを決意しました。

 除染をすれば大丈夫と考える方もいるかもしれませんが、実際、我が家を除染していただいたのは、昨年の夏です。規定が多く、屋根はふき取り、雨樋は高圧洗浄機。除染業者の方は一生懸命作業をしてくれましたが、私たちが除染してもらいたい外壁等はできないと断られました。思い通りになんていきません。
 県外の友達に「福島の人はお金持ってるよねーっ」と言われたことがありました。たぶん、原発の補償金のことを言っているのだとすぐ思いました。「福島の子どもはどこでも無料で参加できていいね。」とも言われたこともあります。福島の人にとっては、お金の問題ではないのに・・・・。
 保養も「除染が終わったら、参加するのは変だよ」と言われました。でも外で遊んでいる子どもは本当に少ないんです。福島は落ち着きつつありますが、まだ、意見の違いが多数あると思います。
 娘に「福島の女の子は嫁にもらうな」っておばさんが話していたと、「ママ本当なの?」と聞かれた事が忘れられません。
 どうぞこれから福島への偏見、風評被害がなくなるよう、願うばかりです。”

(福島市在住 YSさん)

 

日本YWCAの被災者支援プログラムに関しては、
http://www.ywca.or.jp/earthquake.html
をご覧ください。

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