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仁和から令和へ平和の祈り~ゼロ・ヒガシダ彫刻展~
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支援総額

1,070,000

目標金額 1,500,000円

支援者
19人
募集終了日
2020年2月28日

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2020年02月01日 20:52

二回目は芳賀先生のお言葉を掲載させていただきます

祈る彫刻

芳賀 徹(東京大学名誉教授、京都造形芸術大学名誉学長、日本藝術院会員)

 

ゼロ・ヒガシダの彫刻作品はなにかを強く祈り続けている。なにかを物語るとか、主張するとかいう以上に、照りつける真夏の日差しの下で、吹き付ける夕暮れの木枯らしのなかで、傲然と面を晒して祈り続けている。あたりに、それを見る人がいようがいまいが一切かかわりなしに、天に祈りを突き付けている。
それが何をいのっているのか、私にはわからない。多分、作者自身にもよくはわからないのだろう。人類の平和とか、幸福とか、愛情とか、そんな駅前広場の安もの銅像が語るような凡庸な小市民の願いでないことだけは確かだ。
ゼロ・ヒガシダの鋼鉄とコンクリートの、無骨で尖鋭で傲岸な塊は、おそらく、祈るということそのものの尊さ、切実さを私たちに伝えているのあろう。彼の彫刻のかたわらに立つたびに、そのことを感じる。
それは、作者自身がなんらかの祈りをこめたなどというものではない。彼はただ眼を焦がし、指を傷つけ、四肢を駆使して、ひたすらに鉄の板や塊に挑んで、これを焼き、曲げ、叩いて、その過程に自分の予感に注ぎ込み、自分の存在を確認していったのにすぎまい。だが、その結果、作者を超えて作品そのものが、天に向かってなにかを祈る雄渾な独坐の存在となった。
二十世紀の人間がないがしろにし、忘れ果てるままにしてきたもの‐私たちの小さな自我をこえるものへの希求と恭敬の念を、ゼロ・ヒガシダの彫刻は、山々や、岩や森の樹木と同じように、私たちのなかに呼び起こしてくれるのだ。

リターン

5,000


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ゼロヒガシダ応援コース

・お礼のメッセージ

リターンのコストがかからないため、いただいたご支援の多くをプロジェクトのために活用させていただきます。

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月

10,000


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【ゼロヒガシダ応援コース】冊子に支援者名掲載

・お礼のメッセージ
・展示会場で配布する冊子
・展示会場で配布する冊子にご支援者様のお名前記載

展覧会の際に、多くの方々に持ち帰っていただく冊子を作成いたします。そちらの冊子に支援者名を五十音順にて掲載させていただき、お礼状と共にお手元にお届けいたします。

申込数
31
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月

5,000


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ゼロヒガシダ応援コース

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0
在庫数
制限なし
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【ゼロヒガシダ応援コース】冊子に支援者名掲載

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