日本一周!動物園水族館調査 プロジェクト終了のご報告
本日で、動物園水族館調査、北日本編/南日本編、すべて終了します。
【日本一周調査について】
2017年11月から、北日本編のクラウドファンディングプロジェクトをはじめました。
南日本編のファンディングは、2018年9月から。
そしてプロジェクト開始から1年半の本日2019年6月、282施設に及んだ調査を終了します。
プロジェクトにご参加ご支援くださった方々、同行してくださった方々、サポートしてくださった方々、見守ってくださった方々、このプロジェクトをきっかけに動物園水族館=動物収容所の問題に気づいていただいた方々、
どうもありがとうございました。
皆様のお力で、このプロジェクトを完遂することができました。
【長かった調査の日々】
あまりに多い収容所。
劣悪な施設の数々。
異常行動、怪我、人間から受けるストレスに苛まれる動物たち。
あるいは餌として殺され、檻の中に転がっている動物たち。
毎日毎日、動物が苦しむ姿、凄惨な姿を見続けた調査でした。
調査途中ストレスが積み重なり、抑うつ的になり、人とのやりとりや、情報発信ができなくなることも数度ありました。
そのようなときは、何も考えないようにし、毎日ただ起きて、調査し、データをまとめ、移動し、寝て、また起きて、調査をし続けるという時期もありました。
動物園や水族館が、動物搾取・動物虐待に他ならないと認識されておらず、良いことであると思い込んでいる社会の常識の壁の厚さを実感しました。
収容所(動物園水族館)は、動物を商材にしたビジネスモデルです。
多くの人々が、物言えぬ動物を取り囲み、一斉に搾取し、生活を成り立たせています。
行政が運営する収容所でさえ、動物を守ろうとする人々のコメントを平気で削除し、無視し、事実を捻じ曲げ、無かったことにする姿も見てきました。
【今】
手元に、そしてクラウドの中に、膨大な資料、そして証拠が保存されています。
北日本編 104収容所
南日本編 178収容所
収容所が最も嫌がるデータベース、つまり動物たちの本当の現状を世間に知らせるデータベースが手元にあります。
この資料をもって、人々の良心、善意、倫理に訴えかけ、認識を変えていきます。
【今後について】
現在の最重要課題は、国立動物園建設のプロジェクトを思いとどまらせることです。
国立動物園ができてしまったら、永続的に動物が監禁搾取されるシステムが強固に完成してしまいます。
当初の予定では2年で終わらす予定でしたので、予定より6ヶ月も早い終了です。
つまり6ヶ月分先に進むことができます。
できることをやっていきます。
できることをやっていきましょう。
本日、私たちが力が合わせた長いプロジェクトが終了します。
いつかまた何か一緒にやることができたら嬉しく思います。
みなさま、ありがとうございました。
感謝しています。
動物解放団体 リブ|LIB:Animal Liberator.net
目黒峯人
【収支報告について】
収支計算書は、ウェブサイトに公開いたしました。
こちらのページの下の方、決算報告の項ににあります。
http://animal-liberator.net/animal-liberator/support
なお、ご支援いただいた方には、明細を記載したファイルと、すべての領収書を開示いたします。
ご希望の方はご連絡いただければ幸いです。
【リターンについて】
発送物に関しては、諸事情がある場合を除き、すべて発送済みです。
データベースや動画関係に関しては、参加者の方々にリンクをお送りしています。そのページに、情報を整理次第、順次アップしていきます。