第7回1000人文化祭は、おかげ様で大成功でした!
第7回1000人文化祭は、10月1日に開催され、盛会に終わりました。
クラウドファンディングのご支援達成が、金額面だけでなく精神的な支えとなりました。
ご支援者、スタッフ、プレゼンター、参加者、関係者の方たちのご協力があってこそと、心より感謝申し上げます。
今回の1000人文化祭は、テーマを「明るい未来への提言」としました。11名のプレゼンターが、それぞれの知恵とアイデアそして、思いを熱く語ってくれました。
前田理事長の「開会のあいさつ」では、1000人文化祭の成り立ちから「人を活かす、文化を創る」のコンセプトを紹介しました。
前田理事長の基調講演は、「居場所づくり基金」~相互扶助の社会を作ろう~でした。
NPO希望の居場所は、フレイル予防の「栄養」「運動」「社会参加」の3つの活動を通して相互扶助の居場所を作っています。この仕組みを全国展開し、相互扶助の社会とすることにより、明るい未来を作っていく基金の活動をプレゼンしました。
2番目のプレゼンターは、薬剤師の2人、斎藤雄之さんと副田渓さんです。副田さんは、医療法人のWEB発信を行い、薬剤だけにとどまらない医療界の革新を行っています。また、斎藤さんは、ファイナンシャルプランナーでもあり、薬局を通した地域コミュニティを構築する活動で革新を起こそうとしています。2人は、共に27歳で、連携し革新を起こそうとしている未来のリーダーです。
3番目は、大阪澁谷麦酒の渋谷香名さんです。4人のお子様の子育てが終わり、クラフトビール醸造にチャレンジしています。嫁ぎ先の先祖が、日本で初めてビールを醸造したことから南河内を元気にするビールの醸造販売を思い立ちました。思いを声に出すと不思議に叶ってきました。同様に思いを語るとSDGsの活動にもつながってきました。
4番目は、大谷友昭さんです。かつて、百戦百勝を願っていましたが、うまくいきませんでした。願いが叶う打ち出の小槌を皆さんに差し上げると、自分の夢が叶うという体験をしました。それから、自分を尊び、他人に奉仕すると、幸運に恵まれました。この打ち出の小槌の話を多くの人に伝えたいと活動しています。
5番目は、ハンドメイドキャンドル協会の角尾みなこさんです。障がいのある2人のお子様がいます。生きづらさを感じて外に出られない環境に、世界に一つだけのキャンドルで癒しを感じてほしい、そう感じて、協会を立ち上げました。障がい者支援施設、豊中市とも提携し、活動が広がり、12月には、ハンドメイドキャンドルで癒されるカフェを豊中市庄内に開設予定です。
休憩時間は、交流タイムとなっていました。大阪澁谷麦酒のクラフトビール、ハンドメイドキャンドルの販売もしていました。NPO法人希望の居場所は、SDGs在るモノを活かすブースで、シェアをしました。
浪曲師の天光軒満月師匠の歌謡ショーがありました。
6番目のプレゼンターは、書家の浩戸さんです。これまで神社仏閣で書を奉納してきました。その関係で、國に尽くした英霊を祀る護国神社のことを知りました。日本一知覧に通う講演家の武田勝彦氏に出会い、護国神社、靖国神社で語り部の会を催しています。全国の護国神社を知り、つながってほしいと活動しています。
7番目は、田中正晃さんが、心理学から見た明るい未来をプレゼンされました。カウンセリングから学んだ私の生き方8原則を話されました。特に大事な「たとえどんな時でも夢と目標を忘れないようにしよう」が、明るい未来へつながるとプレゼンしました。そして、ラ・マンチャの男の歌に乗せ、夢に向かっていこうと締めくくりました。
8番目は、看護部長であった中村恵子さんです。死は必ず訪れます。中村さんは、多くの方の看取りをされました。亡くなる前日の在宅入浴の話は、涙がでました。歩んできた人生の終わりにお風呂に入れる幸せ、それを提供してくれる看護師さんたち。感謝が一杯です。地域が救う在宅看護は、これからの大きな課題となってきます。
9番目は、「子どもたちと冒険共有」と題し、櫛辺悠介さんと山本学さんが熱く語ってくれました。櫛辺さんは、麻薬、ヤクザなどの絡む私立高校の生活指導をしていました。生徒を身を張って助けても、その環境は変えれません。教育委員会など行政と掛け合い、子どもの未来を作る更生活動をしています。山本さんは、サッカーを通して子どもの冒険心を高める活動をしています。2人は、連携して未来を作る子どもたちの環境を作っています。
最後のプレゼンターは、元参議院議員の姫井ゆみこさん。今回の1000人文化祭のテーマ「明るい未来への提言」を熱く語ってくれました。議員だった当時にコンビニ問題にかかわり、コンビニの環境改善に精力を尽くしました。社会には、多くの課題があり、今この時に、生きていることに感謝して精一杯自分のすべてで解決にあたりなさい。そうして、明るい未来を拓いていく。姫井さんらしく「夢の中へ」の歌で締めくくりました。
最後は、沖縄三線8名の演奏で、「涙そうそう」の合唱でフィナーレしました。
以上の1000人文化祭の模様は、10月12日以降にYoutube投稿します。希望の居場所チャンネルでご覧ください。
クラウドファンディングのご支援が542,000円でした。お祝い金等収入が、18,000円。支出総額などは、10月25日の1000人文化祭の報告会までに作成し、報告します。
クラウドファンディングのご支援へのリターンは、全員に第7回1000人文化祭報告書を配信します。10,000円以上の方には、10月25日の報告会、及び懇親会にご招待します。30,000円以上の方には、ハンドメイドキャンドルを12月中旬までに発送します。
NPO法人希望の居場所は、相互扶助のコミュニティとして「おとな食堂」「健康体操教室」「こども食堂」などの活動をしています。ご支援者には、その活動を記載したコミュニティ誌「フレンズ」を発送します。また、今後活動します「居場所づくり基金」についても情報を発信します。また、令和5年秋には、第8回1000人文化祭を行います。そのご案内も差し上げます。
クラウドファンディングのご支援により、第7回1000人文化祭が盛会に終わりました。心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。