この子はボランティア仲間の家に通っていた野良猫でした。

1~2才ぐらいでしょうか。

まだ若いし人懐こいので、保護して里親を探すことにしました。

 

成猫の場合、他の猫と仲良くなるのに時間がかかるものですが

この子は腰が低く、すんなりと溶け込めました。

 

みんなと仲良く並んでご飯も食べます。

 

野良猫の生活が長かったからでしょうか。

とても食いしん坊でした。

また頭のいい子だったので、歴代の猫達が誰も開けたことのない引出しを根こそぎ開けて、イタズラしたりもしました。

 

イタズラっ子で、甘えん坊で、本当に可愛い子でした。

 

動物病院にワクチンを打ちに行ったら

少し熱があったので念のために血液検査をしてもらいました。

食欲はあったし、元気だったので

さほど心配はしていませんでした。

 

でも、血液検査の結果は想像もしていない内容でした。

 

猫伝染性腹膜炎(FIP)

 

これは私達にとって死刑宣告のような病名です。

この病名を告げられてから1ヶ月生きた子を知りません。

 

調子が悪くて病院に行った訳ではありませんでしたから

信じられませんでした。

 

他の動物病院にも行ってみました。

結果は同じでした。

 

助かる可能性が少しでもあるならと治療を続けましたが

大福は見る見るうちに弱くなっていきました。

 

弱りながらも一生懸命食べようとしました。

 

そして、病名の告知からちょうど1ヶ月で虹の橋を渡りました。

 

 

どこでどんな選択をしても後悔は尽きません。

あのまま保護せずに野良のままでいた方が良かったのではないか

ボランティア仲間とそんな話もしました。

大福にとって何が一番良かったのかは分かりません。

でも、私は短い時間でも大福と一緒に過ごせて幸せでした。

可愛い大福に癒されました。

 

大福もきっと幸せだったと信じています。

 

新着情報一覧へ