瀬戸内寂聴生誕100年記念碑(画 横尾忠則先生提供)
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 21人
- 募集終了日
- 2022年10月26日
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- 780,000円
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- 現在
- 80,000円
- 支援者
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- 28日
プロジェクト本文
▼自己紹介
瀬戸内寂聴師は昨年11月、100歳を目前に急逝されましたが、ご存命ならば本年5月15日に満100歳をお迎えの予定でした。
私共は、不世出の文学者であり宗教家であった瀬戸内寂聴師の生誕100年記念碑の建立を目指す徳島南ロータリークラブと申します。
当ロータリークラブの創設者の一人、故 瀬戸内敬冶氏は、 瀬戸内寂聴師の甥として瀬戸内寂聴師とはまるで親子のような間柄でした。そのいきさつもあり、寂聴師が、2006年文化勲章受章された際には、当ロータリークラブが主体となって、寂聴師の御希望に沿うかたちで彫刻家流政之氏に作品を依頼、2009年徳島市中心部の新町川水際公園に石彫「いっちょら」を設置し寄贈させていただきました。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
徳島で生まれ育った寂聴師が生誕100歳をお迎えになることに対し、寂聴師とご縁ができた地元のロータリークラブとしてなんとか祝意を表したいと考え、瀬戸内寂聴師の記念プレートをご生誕地跡に設置する企画を立案しておりました。
ところが昨年11月、100歳を目前に寂聴師が急逝されたことに伴い、企画を再考せざるを得なくなりました。
寂聴氏が「忘己利他」の理念の元、悩む日本中の方々の声に常に耳を傾けられ、文章や言動で励ましとエールを送り続けられたことは、皆様ご承知の通りです。また、生前「悩む人の多くはその悩みの解決策をすでに自分の中に持っているのよ」とおっしゃっていたそうです。
残念ながらもはや実際に寂聴師の声を聴くことはできませんが、記念碑の前に立つことで自分をみつめる機会にしていただき、また、寂聴師の想いを風化させないモニュメントとして、瀬戸内寂聴師の生誕100年記念碑の建立を企画いたしました。
寂聴師は、ご高齢になっても新しい手法に挑戦し、常に大衆に囲まれながら力強くそして優しいメッセージを発信し続けた方です。このたびのクラウドファンディングによって多くの方々に関わっていただき、一緒に記念碑を完成させるという挑戦は、必ず寂聴師にも喜んでいただけると私たちは信じています。
▼記念碑の場所・仕様について
記念碑は、徳島市内中心部新町川・阿波製紙水際公園内への建立を予定しています。記念碑に向かって寂聴師と対面したあと、そのまま後ろを振り返るとそこには、寂聴師のエッセイにも度々登場する徳島のシンボル「眉山」を望むことができる、そんなロケーションへの建立が有力となっています。
記念碑には核となる「陶板(とうばん)」を設置する方向で考えがまとまりました。
陶板については、生前 寂聴師と50年以上に渡る深い親交があり、亡くなる直前まで往復書簡を続けられた画家 横尾忠則先生にご相談させていただきました。
横尾忠則先生は、85歳の現在も精力的に創作を続けられ、今世紀を代表する画家として世界的な評価を受け続けています。日本を代表する画家であることに異論を挟む余地はないでしょう。
横尾先生に今企画をご説明させていただいたところ「すすめてください」と、全面協力のご意向を即答していただき、当ロータリークラブの全メンバーで大感激いたしました。
そうして横尾先生が寂聴師をモチーフに描かれた数十点の作品から 2009年10月4日、日本経済新聞の人気企画「奇縁まんだら」(画、横尾忠則先生、作、寂聴師)再開のために描かれた作品をご提供いただけることが決定いたしました。「奇縁まんだら」は、寂聴師が実際に会ったことのある故人について綴るという企画の随想集です。寂聴師は、2010年11月圧迫骨折で病床に臥せられても、翌1月から絶対安静のベッドの上でこの連載だけは続けられたそうです。
今回、横尾先生からご提供いただいた寂聴師は、手甲をつけ、杖を持った旅姿。これは、四国・徳島の人間にとってはお遍路への旅立ちを想像させる姿です。
この横尾先生の作品を大塚国際美術館の作品を手掛ける大塚オーミ陶業様に陶板にしていただくことで、未来永劫に色あせない記念碑の核として記念碑本体に取り付ける予定です。
記念碑の本体は「版築」で築いた角柱を希望しています。
版築は土をベースとした材料を枠の中で少しずつ突き固めていく左官の技法で、古来「万里の長城」や「法隆寺」にも施された工法です。土が「層」となって表れる仕上がりが特徴ですが、「層」は無意識のうちに蓄積された時間と積み重ねた成果を連想させます。これまで公共空間に設置する記念碑に「版築」が採用された記録がなく、実現すればおそらく日本で初めての「版築」による記念碑になるでしょう。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
文学者として、そして宗教家として日本文化に極めて大きな貢献をされたことに対して寂聴師の故郷徳島に唯一無二の生誕100年の記念碑を建立することで、その功績を語り継ぎ、また、永遠に励ましと元気を授けていただけるランドマークにしようという考えに至りました。
建立の場所は徳島ですが、単に郷土の著名人の顕彰碑にとどめることなく、日本中の方々に支持していただけるような記念碑になることを望んでいます。
なんとしても今回プロジェクトを実現するために、 目標額200万を達成出来るように、多くの方々のご支援をいただければと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
▼プロジェクトの内容
横尾忠則先生に提供いただいた作品で、瀬戸内寂聴師生誕100年を記念する顕彰碑の制作建立。
▼プロジェクトへの許可
瀬戸内寂聴師の御家族と横尾忠則先生から、今回のプロジェクトへの許可。ページ上に作品を使用することの許諾を取得しております。
▼プロジェクトへの応援コメント
- プロジェクト実行責任者:
- 徳島南ロータリークラブ50周年実行委員会
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年11月9日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
瀬戸内寂聴生誕100年記念碑を建てます。資金は、記念碑建立の不足分に充当する予定です。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 既に、クラブ自体で150万の資金調達は出来ています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
徳島南ロータリークラブ会員 創立50周年記念事業委員会委員長
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リターン
1,000円+システム利用料
除幕式の写真付きのお礼メール
感謝のメールをお送りします。
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年11月
3,000円+システム利用料
今回プロジェクト応援団扇(木のうちわ)
寂聴さんが描かれた瀬戸内仏具店のロゴマークの団扇
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 195
- 発送完了予定月
- 2023年1月
1,000円+システム利用料
除幕式の写真付きのお礼メール
感謝のメールをお送りします。
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年11月
3,000円+システム利用料
今回プロジェクト応援団扇(木のうちわ)
寂聴さんが描かれた瀬戸内仏具店のロゴマークの団扇
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 195
- 発送完了予定月
- 2023年1月
プロフィール
徳島南ロータリークラブ会員 創立50周年記念事業委員会委員長