他にない独特のこしとのど越しを持つ「小手姫うどん」もっと広めたい

他にない独特のこしとのど越しを持つ「小手姫うどん」もっと広めたい

支援総額

1,200,000

目標金額 1,000,000円

支援者
80人
募集終了日
2023年5月16日

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プロジェクト本文

 

自己紹介

 

森和章と申します。福島県伊達市月舘町(旧伊達郡月舘町)御代田というところで、

阿武隈山地の山懐に抱かれた場所に住んで75歳になります。

 

 

■ 経歴について

 

私は、地元の農業高校を卒業後長男として家業の農業を継いだのですが、折からモータリゼーション黎明期で父親が農業をやめてガソリンスタンドを始めたので私も2代目として経営に携わり現在ガソリンスタンド、自動車整備、自動車販売業を経営しております。もとより子供のころは農家なので大体食べるものは自給自足でコメ、麦、大豆等ほとんど自宅で作っておりました。よく祖母が少し黒っぽい手打ちうどんをつくってくれたのを思い出します。

 

11年前東北大震災の時、幸い地震の被害はあまりなかったのですが、福島原発の爆発事故により隣の飯館村は全村非難となり、私の地域も特定避難勧奨地点に一部が指定されるなど、だいぶ混乱しました。遡って私の父親が旧月舘町の商工会長だった平成15年、私は月舘町商工会会員として、月舘町役場、商工会、JAが協力して何か町が誇れる新たな特産物を創ろうと地元産の小麦を使って昔おばあちゃんが作っていたうどんとして「小手姫うどん」を売り出しました。

 

当初は町からの補助金もあり、何とかイベント参加を中心に運営していたのですが常設店舗がなかったため、だんだん活動が先細りとなったところに東北大震災が発生し、活動が途絶えてしまいました。常磐自動車道と東北自動車道を横断的につなぐ高速道が大震災の復興道路として建設されることになり、令和元年に相馬~霊山間が開通いたしました。地域振興のため霊山インターわきに「道の駅伊達の郷りょうぜん」が開設され、そこに「小手姫うどん」道の駅伊達の郷りょうぜん店として開店し、現在に至っております。

 

 

 

■ 伊達市月舘町について

 

この地域は古くは養蚕業の一大産地でうどんの名前にもなっている「小手姫」とは今から1200年前の飛鳥時代の聖徳太子の時、大和で政変が起こり女神山のふもとのこの地に逃れてこられた崇峻天皇妃の名前です。このお妃が大和より持って来られた養蚕の技をこの地に伝えたという伝承があり今でも小手姫様として崇敬されており、東北地方での養蚕の発祥の地と傳らえております。

 

また、北方には霊山という岩峰がそびえており、今から600年の昔南北朝の時代、国府が築かれて南朝方が守っていたと聞いております。このようにこの地域は歴史が古く私の先祖も南朝方に付き従ってきた武将の末裔だと聞いております。

 

時代は下って、江戸時代末期にこの地方を治めていた下手渡藩は、戊辰戦争の戦いに巻き込まれ、仙台藩を中心とした奥羽列藩同盟の攻撃を受けて落城するという悲劇も起こりました。

 

ふもとから見た女神山。

 

はるかに望む霊山の岩峰。

 

東北中央自動車道から望む女神山に連なる七ツ森山稜
中腹に600年前に建てられた五幸山十一面観音御堂があり
ふもとからハイキングコースが整備されております。

 

 

小手姫うどんのご紹介

 

私たちが生産した地元産の小麦「きぬあずま」「ゆきちから」を使って丁寧に作っております。

 

この小麦をひいて作った粉はそれぞれ中力粉、強力粉となり、それらを最適にブレンドして他にはない独特の食感を持つうどんに仕上げました。

 

少し黒っぽい色と硬すぎず、柔らかすぎず、程よいコシ、そしてうどんの表面がぬるっとしてのど越しの良さ、噛みしめた時のうどんの香り、どこのうどんにもない特徴です。粉、水、塩以外何も使いません。特に塩は46億年の塩という特別の塩を使っております。

 

 

5年前にオープンしたこの道の駅はそのコンセプト「山間と農村に浮かぶ伊達の宿場ビストロ」のとおり、伊達市の東、阿武隈山地の山懐に抱かれたところにあります。古来よりこの地域は小規模な農業を営む兼業農家が多くその後継者も少ないことから地域自体が寂れていく状況にありました。そのようなところにオープンした道の駅は私を含め地域の方に大いに期待されました。特にあくまで地域の農産物、食材をお客様に提供していくという道の駅の姿勢は農家の新たなやる気を起こし、今では地域の人たちのつながりの場ともなっています。 

 

道の駅りょうぜん小手姫うどん店に冷凍ゆでうどんを供給するための設備が20年前に閉店した店舗の中にあります。今回、その店舗を香川県に多く見られる製麺所と一緒になったうどん店に改装して「小手姫うどんつきだて製麺所、六角茶屋」、打ち立て、ゆでたてのうどんが食べられるお店、として開店します。コンセプトは昔街道沿いにあった茶屋、茶店です。明治時代の初めまでこの地にあった三角茶屋を今風に再現します。地域の人たちがうどんのようにうどんを介してつながり、新たな出会いも生まれるのでないか?そう確信します。

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

令和元年に常設店舗として道の駅伊達の郷りょうぜんにお手姫うどん道の駅伊達の郷りょうぜん店として開店しました。当初1年くらいは繫盛したのですが、東北中央道が東北道につながるようになると霊山インターに下りずに通過してしまう車も多くなりそれにつれて売り上げも減少してきました。何より地元の人の利用が少ないように思います。もっと気楽に地元の人たちが集えるところが求められているのではと思いました。

 

今風に言えばカフェですが、昔風に言えば茶屋ですか? 現在、道の駅伊達の郷りょうぜん小手姫うどん店で提供しているうどん、スープ、食材等を作っている施設はかつてヤマザキYショップというミニスーパーが営業をしていたところで平成20年に閉店した建物を利用して営んでおります。

 

立地しているところは江戸時代に水戸から仙台につながる奥州裏街道と相馬から福島につながる街道の交差するところで三角茶屋という名前の大層繁盛している茶店があったそうです。この閉店した建物を利用して地元でとれた小麦を挽いて打った独特な食感が楽しめるうどん店として地元の人に利用してもらえるようなうどん店を作りたい、そんな思いからこのプロジェクトを立ち上げました。

 

最近、小手姫うどんのことをネットの食べログで口コミに「聞いたこともない謎のうどん」というのを見つけました。こう評価をしていただいてありがたいことですが、外に向けて益々発信していかなければならないな。そう思ったことがきっかけです。
 

この小手姫うどんは100%地元福島県産の小麦を製粉して使用しており、農家の高齢化等、いろいろな理由で耕作されなくなったいわゆる耕作放棄地で作付けされた小麦です。今後ますます増えるであろう耕作放棄地を活用して小麦を作付けし安定した小麦の確保と小手姫うどんの生産、販売を目指し阿武隈山系のこの地域の特産品にしていきたいと思います。それが今、国が進めている主要穀物の国内自給率アップにもつながることと確信します。

 

道の駅伊達の郷りょうぜん小手姫うどん店を開店して5年になりました。それなりに売り上げはありますが、食べてみて「ああ美味しかった」と満足いただけるお客様もありますが、たまたま道の駅にうどん屋があったから食べてみた、的なお客様もあり、コロナ影響もあったからでしょうが、開店した年から比べますと売り上げは伸び悩んでおります。わざわざでも来たくなるお店とするには小手姫うどん独自のコンセプトに裏打ちされたお店作りが必須であり、このことを地域の人、全国の人に理解してもらうためにはクラウドファンディングしかないのでは?と思いました。

 

看板メニュー

 

1. 元祖小手姫うどん

スープは地鶏かつおのさっぱり系、かつおぶし強化と地元産ヤマキ醬油使用。

大ぶりの梅干し、大葉、大根おろしとしょうがトッピング

 

2. 牛すじどきどきうどん

国産黒毛和牛牛すじ肉、地元下小国産こんにゃく、ごぼうを沖縄産黒糖と地元ヤマキ醬油で3時間煮込んだ具材をトッピング。

 

3. かき揚げうどん 

小エビがごろごろ入ったパリッパリの特製かき揚げ、一度食べたら病みつきに。

 

4. 伊達どりカレーうどん

新宿中村屋カレールウを使用、ごろっと伊達どりが入っています。

 

5. 特製葉ワサビうどん

伊達市月舘特産、葉ワサビ使用 さっぱりした辛みがうまい。   

 

 


 

ご支援によって実現すること

 

うどん店「六角茶屋」を開業する予定です。

 

現在道の駅伊達の郷りょうぜん小手姫うどん店で使ううどん、スープ、食材等を作るところとして使っている建物を利用して、小手姫うどんつきだて製麺所、として香川県で多く見られるようなうちたて、ゆでたてのうどんを提供できる製麺所スタイルのうどん店にしたいと思います。
 

こだわり

1.100%地元産小麦「きぬあずま、ゆきちから」使用自家製麵うどん。

2.小手姫うどんは、小麦粉、水 (伊達市の水道水、通称茂庭水)、塩(46億年の塩)以外使用しません。

3.他のうどんにありがちなコシの強さのみ求めない。地粉はその年の小麦の作柄により微妙に変化します。小手姫うどんには 何も足さない、何も引かない、をモットーに作ります。

 

 

昔、この街道沿いにあった茶屋は休んでお茶などをいただくばかりではなく、他の地域から来た旅人とこの地域の人たちとの交流の場でもあった、と聞きます。養蚕、機織りが盛んで越後(今の新潟県)から冬季間の出稼ぎに多くの人たちが来て働きました。その人たちがこの地にきて最初に足を運ぶのがこの茶屋で当時、わらじ脱ぎ場 と言われていました。

 

今、そして将来、東北道、常磐道、東北中央道、等を利用してこの地を訪れた都会の人たちと私たち農村との交流と、うどんを通じていろいろな情報の発信ができる場としての空間を提供し、おばあちゃんからお孫さんまでご家族皆さんで賑わうようなアットホームなお店を目指しております。

 

 

 

■ 店舗概要

 

店名:小手姫うどんつきだて製麺所 ろっかく茶屋

 

営業時間:

つきだて製麺所 9時30分~14時30分  (火曜日は定休日)

ろっかく茶屋  金、土、日のみ営業 11時00分~15時00分(土曜日のみ17時から19時まで営業あり)

 

メニュー:

1. 元祖小手姫うどん

2. 牛すじどきどきうどん

3. かきあげうどん

4. 素うどん

5. お持ち帰り小手姫うどん5食パック、3食パック  

     

令和5年4月20日完成、4月22日オープン予定

 

■ 資金使途

 

○内装の改装費用  

 塗装代                     180,000円

 内壁設置工事代                 350,000円

 電気工事と照明器具代              180,000円

 シンクと調理室壁面ステンレス張り        260,000円

 レンジフード換気扇設置代            250,000円

 フライヤーと業務用二口ガスレンジ購入代     200,000円 

 

○テーブルと椅子及び客席用アクリル仕切り版代   100,000円

 

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

今、うどんといえば讃岐うどん、讃岐うどんといえば丸亀製麵、と言われるように白くてこしのつよいうどんがうどんのスタンダードになってしまった感がありますが、本来はその土地土地でとれる小麦の品種によって色が灰色っぽかったり、こしが弱かったりとそれぞれ特色があります。

 

小手姫うどんについていえば色は少し灰色がかってこしは中くらいですがかみしめた時の食感が独特です。またうどんの表面が少しぬるっとしてつゆとのからみが良くのど越しがとてもいいです。このような特徴を持つ小手姫うどんを多くの人に食べてもらいたいです。

 

将来、福島県内阿武隈山地の中に多く点在している耕作放棄地に小麦を作付けしてもらい良質な小麦が安定して生産できれば秋田県の稲庭うどんや香川県の讃岐うどんに負けないうどんの一大産地ができることも夢ではないと思います。そのことを目指して頑張っていきます。

 

 

上の耕作放棄地から下の麦畑に転換して作付けした小手姫うどんの原料である小麦(きぬあずま)の収穫風景です。

 

現在はうどんのほかにもきぬあずまの粉を利用した商品の開発を進めております。今後も耕作放棄地からの麦畑への転換を進めて原料小麦(きぬあずま)の生産量を増やしていきたいと思います。少しでもこの地域の耕作放棄地を減らすことに貢献していきます。

 

何卒、皆様の熱いご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

 

 

プロジェクト実行責任者:
森 和章(月舘ふるさと産品開発企業組合)
プロジェクト実施完了日:
2023年6月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

店内改装費用

リスク&チャレンジ

リターンを実施する上で必要になる資格や許認可について
食品衛生責任者  令和5年4月25日 飲食店営業許可  令和5年4月10日
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。万が一自己資金でも確保できなかった場合、プロジェクトが大きく変わらない範囲で規模を縮小するなどして対応し返金は致しかねます。

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リターン

5,000+システム利用料


冷凍小手姫うどん5食パック

冷凍小手姫うどん5食パック

小手姫冷凍ゆでうどんはゆでた後に急速冷凍しておりますので、沸騰後のお湯に1分程ゆでて召し上がれます。

支援者
32人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

5,000+システム利用料


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5000円:応援コース

応援いただきありがとうございます!
お礼のメールをお送りします。

いただいたご支援金は可能な限りすべて、改装費用に充てさせていただきます。

支援者
4人
在庫数
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発送完了予定月
2023年6月

10,000+システム利用料


冷凍小手姫うどん5食パック(2個)

冷凍小手姫うどん5食パック(2個)

冷凍小手姫うどん5食パックを月ごとに1パックずつ2か月間お送り致します。

支援者
30人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

10,000+システム利用料


alt

10000円:応援コース

応援いただきありがとうございます!
お礼のメールをお送りします。

いただいたご支援金は可能な限りすべて、改装費用に充てさせていただきます。

支援者
6人
在庫数
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発送完了予定月
2023年6月

30,000+システム利用料


冷凍小手姫うどん5食パック(6個)

冷凍小手姫うどん5食パック(6個)

冷凍小手姫うどん5食パックを月ごとに2パックずつ3か月間お送り致します。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

30,000+システム利用料


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30000円:応援コース

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いただいたご支援金は可能な限りすべて、改装費用に充てさせていただきます。

支援者
2人
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制限なし
発送完了予定月
2023年6月

50,000+システム利用料


冷凍小手姫うどん5食パック(10個)

冷凍小手姫うどん5食パック(10個)

冷凍小手姫うどん5食パックを月ごとに2パックずつ5か月間お送り致します。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

50,000+システム利用料


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50000円:応援コース

応援いただきありがとうございます!
お礼のメールをお送りします。

いただいたご支援金は可能な限りすべて、改装費用に充てさせていただきます。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

100,000+システム利用料


冷凍小手姫うどん5食パック(20個)

冷凍小手姫うどん5食パック(20個)

冷凍小手姫うどん5食パックを月ごとに2パックずつ10か月間お送り致します。
※最終発送は、2024年2月の予定です。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

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