お役ごめんになった馬と生きづらい子どもの乗馬コミュニティに屋根を!

お役ごめんになった馬と生きづらい子どもの乗馬コミュニティに屋根を!

支援総額

1,590,000

目標金額 1,480,000円

支援者
54人
募集終了日
2023年7月31日

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プロジェクト本文

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はじめに

 

 

株式会社あんらいえん

所在地:福岡県福津市中央6−10−6島田ビル1F

事業内容:障害福祉事業、乗馬クラブ

設立年:2019年8月

従業員数:7名

HP:https://www.anleihen-bemyself.com/

 

 

障がい福祉というベースを生かし、これまで障がい福祉事業、高齢者福祉、児童福祉と多岐に渡り携わってきた経験をいかし、それぞれの地域でその人のニーズに沿った支援をしてきました。

 

障がい福祉では、北九州市で大手福祉法人で20年以上の実績を積み重度自閉症の方のためのグループホームの立上げからスタッフ育成、相談支援事業では北九州地域で知的障がい、発達障がい、精神障がいのある方の支援の考え方や現場での動き方、寄り添う支援など積んでまいりました。

 

現在は、福津市近隣での障がい者の働く場の支援や生活の仕方、自立をサポートする事業を始め4年になります。

 

 

その中でも、乗馬部門は競技選手としての経験を持つ役員の河津の思いがあり子どもをメインとした乗馬クラブとして生きづらさを感じている子、そうでない子が”馬”という生き物を通してお互いを認め成長していける環境にならないか、そこで活躍する馬たちは行き場を失った廃用馬が活躍出来ないか試行錯誤してきました。

 

2020年1月のオープンから早3年、通常のキッズスクール(ボーダーのお子様たちも混ざって)の運営の傍らで、児童福祉施設から乗馬体験の機会を頂いたり、通信制の高校のコロナ禍の体験学習として使って頂いたり、世界遺産群の中を馬でのんびりトレッキングしたりと、この地域での経験を生かしてきました。

 

昨年からは全国を対象とした悩める大人乗馬の方のためのオンラインと現地合宿を織り交ぜた【大人のためのプライベート合宿】クラスを新設し、次に繋がる構想を膨らませてきました。

 

 

前回、2020年1月に目標達成させて頂いた時は何もかも初めてで、"周囲の乗馬クラブさんにも迷惑掛けられない"とこっそりクラブも開けたばかり。思いを持って作った場所ではあったものの”この想いは伝わるのか?””集まらなかったら‥””周りから何を言われるのか‥”と心配と不安で大変さが先立っていました。

 

実際は、大変さもありはしたもののいつもお世話になっている方々からの応援に改めて感謝を深く感慨深くできましたし、何よりここで初めて関わって下さった方々からの心温まる応援メッセージ😂に心癒されなんとか挫けず目標達成することができました。

 

その後すぐにコロナ禍になりましたが、規制緩和になった近頃は、返礼のトレッキングを利用される方々にきて頂き、改めて世界遺産の麓にあるという環境や馬たちと触れ合って頂くことでまた、馬という存在の温かさに癒され魅力を感じて頂けるように感じています。

 

そんなこともあってか、細々と生徒さんも増え3年経ってようやく現在は定員の24名までもう少しというところまでくることができました。

 

これまでの活動の中で、前回こちらでクラウドファンディングをしたことで、次への構想を新たにここで出会った方々とも交えて話し合ってきました。

 

こんなことが出来ているのも、大変だったけれどみんなのお力添えや経験、お知恵を賛同できるクラウドファンディングだから楽しく真剣にできた事だと感じています。

 

 

これまでを踏まえ、ここ3年の間に生きづらさを感じているお子さまもそうでない子も共にたくましく成長していく姿と廃用馬だった馬たちの安心して健康に過ごせる環境作りに取り組んで来ました。

 

引退競走馬には補助金が付くようになり、巷の乗馬クラブは潤うようになりました(当クラブには入ってきていませんが‥)なのですが、馬の殺処分頭数は変わっていません。

 

なぜか‥?

 

それは、乗馬クラブの受入れ頭数のキャパが変わっていないからです。補助金が付く引退競走馬を受け入れた分、誰かが出ていかないといけないのです。

 

若い頃、修行させて頂いたドイツでは家の庭に馬が数頭いました。そんな家があちこちに。日本もそうなれば、受け入れキャパが増えるのでは?それで、色々調べたのですが、以下のような課題が浮き彫りになりました。

 

1:家の区画的に大動物がどこでも飼えない

2:行政の届が煩雑

3:飼えても、体調不良時の獣医、定期で診る装蹄師がわからない

4:エサの確保が大変

5:エサが高騰している

6:家を出られない

 

逆に、これを解決すると家の庭でともに過ごすことができるのです。その”ウマ村構想”を練っています。これは、現在地域の市会議員さんやJRAの方にお話を聞いて頂いているところですが、規模が大きくなることもありなかなか進んでいません。

 

そこで、パイロット的に今の場所でできることからしていこうということも考えこの度、もっと多くの方々にこの場所を知って利用していただけるように屋根をつけることを決意しました。

 

雨で乗れない、風が強くて、暑くて寒くて乗れないという事態を回避するには色々な面から見てBestな方法でした。

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

そもそも馬が健康な状態を維持するには、運動が必須です。

馬という動物の特性ですが、蹄の裏が伸縮することで血が巡るシステムになっており、歩いたり走ったりすることは彼らにとっては欠かせないことなのです。

 

キッズスクールは開催日が決まっており月金土日。障がいボーダーのお子さまや生きづらさを感じて、学校に行けないお子さま、何かの違和感があってお家から出れなくなっていた子たち。

 

習い始めは、乗馬回数を重ねたほうが馬に馴染むのが早く、馬への親しみも増します。それが乗ることの上達に繋がり、出来ることが増えることで自信になり心を開いていくきっかけになったりするのですが、せっかく慣れてきて心を開きかけたところで雨で乗れなかったり、小雨でも足元が滑りやすく危険な状態での雨での運動はリスクが大きく、運動出来ないことがジレンマになっていました。

 

馬の健康も維持しつつ子どもたちの成長をできるだけスムーズにサポートするには?

【‼️屋根をつけよう‼️ 】

 

一方色々なプロジェクトが動き補助金がつき、浸透してきたにも関わらず馬の殺処分数が変わらない現状を知りました。

 

視点を変え考えた時に、ヨーロッパのように馬が飼育できるコミュニティができれば、そこで飼育体験ができたりする一風変わった観光地になったり、土台となるスタッフや専門職の獣医、装蹄師が集える場所になったりする。

 

働く馬もいて草を食べるだけの馬もいる。その牧草も自分たちで育て、循環型農業を確立していくと日本の自給率を上げる一助にもなる。そこに福祉の化学反応を連動したりして、そして馬関係者には賛同頂けるホスピスも。。。

 

 

この業態を実態あるものにするためには、資金的な体力もつけられるようにしたい。そう考えた時に、実施できるクラスを増やしたり、天候に左右されないイベントの開催や勉強会など、屋根をつけることは必須となりました。

 

そして見積もり‥少し前に聞いていた金額の1.5倍になってるぅぅうう〜😱

さて、どうしよう…。

 

 

<子ども時代に創意工夫できる、達成感が得られる!>

幼稚園年長さん5才/女の子

 

 散歩の途中で見つけすぐに体験しました。最初は怖がりな部分が出て乗るのも触るのも泣いていましたが、7か月間通って、今では幼稚園の踊りも先生に負けないぐらい踊れるほど体力がつき、体の芯がしっかりしました。自転車も馬も乗りこなします!本人も自信がついて表情が変わって以前より積極的になりました。

 

 乗るだけでなく、世話全般もできて親も楽しめる。パパも一緒に積極的に参加してくれるようになって、ほかの兄弟にも良い影響が出ているようです!馬サイコー‼

 

 

次の展望として

 

現在、馬の施設の受入キャパの問題で、殺処分数が変わらないことの解消として、従来型の個別の飼い方ではなく場所を共有できる飼い方で現在も活動されているアメリカのFarah DeJohnette氏の指導のもと馬たちが安全にかつコミュニティが図れる環境作り、飼育方法、より健康に配慮する草の栽培、草の種類、管理の仕方などを取り入れることで、受け入れキャパを増やす環境を作ります。

 

そうすることで、これまでの馬の施設の飼育形態から違った形の環境が作り出せる。そのことにより、仕方なく廃馬にせざる追えなくなった子達のいき場所が増えることになり命を救う活動に参加していただけることになります。

 

今回の構想自体が大規模なものとなり、行政、JRA、大学など研究機関との連携してまいりました。賛同してくださる方もいれば、そうでない方もおられる中で賛同してくださるオーディエンスがいることは力強く、悲しい思いをする馬たちの行き場を作る後押しとなります。みなさんの参加が必須な規模なのです。

 

 

プロジェクトの内容

 

あんらいえんホースにて、前回ご支援いただいた馬場(運動場)にハウス型の屋根をつけます。

 

☆全天候型になることで、生きづらさを感じている子どもたちの成長をタイミングよくサポートできる‼️

☆馬たちの時間に合わせてトレーニングが必要な時に運動できる‼️

☆雨の日が続いても馬たちが放牧でも動けることでより健康な状態を作ることが出来る‼️

 

”ウマ村構想”の規模を小さくしたパイロットを現在の地域でできることから実施していくために、ここで出来ることを物質化しておきたいと考えています。

 

例えば、この地域で作れる牧草作り、獣医師や装蹄師による定期検診、インターン実習、空き家を利用した庭での飼育、グランドワーク実習など、これらの研修などを実施したいと考えたときに、手持ちのクラスを天候に左右されない環境で実施できたら、色々な角度からみる余裕もできると考えました。

 

そうしていくことで、より資金も作れ、現在は天候的に受け入れできていないクラスも増やせて、スタッフの育つ環境も作っていけると考えています。

 

屋根がつくことでできるようになること


・子どもたちの成長をタイミングよく促せる‼️

・全国各地から来られる大人クラスのレッスンが確実に出来る

・グランドワークや騎乗レッスンなど外部講師によるの講習会

・インターンの実習の場としての活用

・ナイト時間クラスの受入:週3クラス

・自馬の受入れ

 

資金使途


・かかる費用の総額:499万円
・クラウドファンディングで集めた支援金の使い道:屋根の取り付け工事代金

・スケジュール:5月9〜18日基礎工事、23〜25日パイプ取り付け、6月8〜11日屋根シート張り→完成

 

※すでに屋根はほぼ完成している状態で、7月末に自己資金にて工事代金を支払う予定です。今回のクラウドファンディングでは、取り付けにかかった工事代金をバックデートしてご支援いただきたいです。

 

 

 

プロジェクトの展望

 

私はこれまでの人生は馬に生かされた人生だと思っています。華やかな競技選手をしていた中で良い時もそうでない時もいつも傍に馬がいて助けてくれました。

 

そんな表舞台から、その裏ではじかれた馬たちの行く末を知る機会を得て、どうしたら恩返しになるのか?その時々で、考え実践してきました。

 

今は、自分でできる考えられる範囲のことをこの3年間でやってきました。そして、これからみんなでできる考えられる範囲に挑みたいと思います。

 

2021年のオリンピック頃からみんなで話し、アイデアを出し合い練ってきた”ウマ村構想”を具現化していきます!

 

過疎化した地域で、町おこしにもなる『馬が家の庭で飼育できるコミュニティ』を作り、そして『高齢者が集う施設と障がいのある方の施設、子ども福祉施設があり、またホスピスがある。』

 

一方で、行き場を失った馬たちは『草を食べるだけの子もいれば、少し人を乗せる子もいる。』

 

馬のマッサージ師の研修に練習で出る子もいれば乗馬クラブでは復帰に時間を費やせない子も『時間をかけて現場に復帰する。』など、現在の既定の概念では『はみ出てしまう馬たちの過ごす場所として』そしてその馬たちを支える飼育に欠かせない、専門職たちの育成の場として。

 

”馬”という存在の持つパワーに支えられここまで生きてきました。海外では更生施設で大きな馬のブラッシングなどのお世話をすることで、その子達の持つ傷を癒したり、馬たちのご飯のお世話をすることで自分たちの役割に責任をもてたりします。

 

馬たちほど人のために働く生き物の終の住処を日本中に作る。。毎年、殺処分される頭数を少しでも少なくしたい!!!

 

そのパイロットとなる、ここ福岡での屋根プロジェクト。どうかご参加ください!

 

プロジェクト実行責任者:
河津絵里奈(株式会社あんらいえん)
プロジェクト実施完了日:
2023年7月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

株式会社あんらいえん あんらいえんホースにて前回ご支援いただいた馬場(運動場)にハウス型の屋根をつけます

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
自己資金で対応します

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プロフィール

福岡県福津市で“あんらいえんホース”というお役ごめんになった馬たちのセカンドライフと次世代を担う子供向け人材育成のための塾と、世界遺産の古墳群を馬でトレッキングできる場を作りました。 ここに8年ほど取組んでいる障害のある子供たちや大人への支援を取り入れることで交流が生まれお互いの理解に繋がるのではないかという試みをしています。 これまで全日本優勝、国体出場と競技者として時間を過ごしてきました。その華やかな舞台の裏で増え続ける廃用馬との出会いがあり、自分に出来ることを模索して現在に至ります。 この活動を少しでも多くの方にご賛同頂きたくクラウドファンディングに挑戦中!! 是非とも成功させてご賛同いただいた皆様と一緒に作っていけたらと思っています! どうぞ宜しくお願いします‼︎

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リターン

3,000+システム利用料


感謝のメール

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感謝のメールをお送りいたします

申込数
16
在庫数
84
発送完了予定月
2023年8月

10,000+システム利用料


乗馬のお悩み相談

乗馬のお悩み相談

現在も人気のzoomにてオンライン相談を60分間させて頂きます
普段はその悩みを実際解決していくためのコースに入るためにじっくり丁寧に解決に向けてお話するものですが、ここではヒントまでの部分をご提示させて頂きます

開催場所:zoomというオンラインにて実施致します
開催日時:3ヶ月間有効です(7月〜9月まで)
1支援につき1人まで参加可能です

申込数
1
在庫数
49
発送完了予定月
2023年8月

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開催日時:3ヶ月間有効です(7月〜9月まで)
1支援につき1人まで参加可能です

申込数
1
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49
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2023年8月
1 ~ 1/ 8

プロフィール

福岡県福津市で“あんらいえんホース”というお役ごめんになった馬たちのセカンドライフと次世代を担う子供向け人材育成のための塾と、世界遺産の古墳群を馬でトレッキングできる場を作りました。 ここに8年ほど取組んでいる障害のある子供たちや大人への支援を取り入れることで交流が生まれお互いの理解に繋がるのではないかという試みをしています。 これまで全日本優勝、国体出場と競技者として時間を過ごしてきました。その華やかな舞台の裏で増え続ける廃用馬との出会いがあり、自分に出来ることを模索して現在に至ります。 この活動を少しでも多くの方にご賛同頂きたくクラウドファンディングに挑戦中!! 是非とも成功させてご賛同いただいた皆様と一緒に作っていけたらと思っています! どうぞ宜しくお願いします‼︎

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