おだか千本桜プロジェクト花見ふれあい広場完成植樹祭の実施報告
2018年(平成30年)2月18日(日)AM10時より、花見ふれあい広場完成植樹祭を、
実施致しました事を、ご報告させていただきます。
クラウドファンディングを通じて、全国の皆様の温かい御支援頂きまして、小高の地に夢と希望を感じて頂ける、新たな場が出来ました。改めて感謝申し上げます。
東日本大震災、東京電力原発事故から、7年の月日が経過しようとしておりますが、小高の地の現状は、まだまだ復興再生には、程遠い状況下です。
3月現在、小高に帰還して生活を送っている住民は、2.000人程度です!
震災前と比較すると、帰還率は20パーセント足らずの人口に成ります。
帰還率もさることながら、帰還者は、長年に渡っての避難生活から、心に傷を負った住民が多く、引きこもりになる方々を多く目にします。
当地域には、震災前から心を癒せる場所や、コミニュテイを深める広場や公園はなく、当地域の課題でも在りました。津波被害が大きかった地域にこそ、早急に設置する必要が、あったのです。
今般、全国の皆様の温かい御支援のお蔭をもちまして、念願であった広場を建設する事が出来、ようやく、傷ついた心の傷を癒せる場所として、活用する事が出来ます。
此の花見ふれあい広場には、皆様から御支援して頂きました資金にて、河津桜(成木1本、幼木22本)枝垂桜(1本)、花壇スペースには、季節の花々(550鉢)を、植栽致しております。更には、花見ふれあい広場のシンボル像として、地元の彫刻家より寄贈された彫像が、今後の小高の再生復興を見届ける意を表し、設置致しております。
また、おだか千本桜プロジェクト花見ふれあい広場の完成植樹祭を記念して、石柱を寄贈して頂き、後世に活動を伝える事も出来た次第です。
小高の住民はじめ、近隣の住民が、桜や四季の花々を楽しみながら、心の傷を癒して頂き、何気ない会話から、コミニュテイの再生に向けた動きが、花見ふれあい広場を通じて、小高の地域全体に広まる事を願っております。
花見ふれあい広場を建設したからと言っても、簡単には帰還住民の心が癒するものとは、
捉えておりません!様々な方法でフォローアップしていかなければならない事も、周知しております。
地域に合った、その時折に似合った、イベントを実施し、住民と共に活用して参ります!
今後も、スッタフ一同、一丸となり大粒の汗を流しながら、おだか千本桜プロジェクトとして桜植栽を通じて、小高の再生復興に、貢献して参りますので、引き続きの御協力を宜しくお願い致します!
全国の皆様の温かい御支援に、重ねて御礼申し上げます。
花見ふれあい広場完成植樹祭に御参加頂きました皆様との記念撮影!
【今後について情報発信を行いましょう】
Readyforでのプロジェクトはこれで一区切りがつきますが、
実行者の方の活動や夢はこれで終わりではないはずです。
引き続き支援者の方からの応援を頂けるよう、
今後の活動についての告知や呼びかけも最後に行っていきましょう。
※なお、新着情報は引き続き使用可能です