香川漆器のサブスクリプションサービスを始めたい！

 

▼はじめに

 

初めまして、杉本磨哉と申します。

 

私は現在、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科で、伝統工芸品のサブスクリプションサービスの研究をしております。

 

その研究をサービスとして展開していく中で、皆様のお力を是非お借り出来たらと思い、今回クラウドファンディングを利用させて頂きました。

今回のこのサービスを通じて、香川県の伝統工芸品の普及は勿論、日本の伝統工芸産業の発展を目標に取り組んでいきますので、是非お力添えのほどよろしくお願い致します。

 

 

 

 

▼香川漆器について

 

今回サブスクリプションサービスの第一段階として、香川漆器をメインにサービスを行っていきます。

 

私の出身地である香川県には、丸亀うちわや讃岐一刀彫など、幾つもの伝統工芸品が存在しますが、その中でも特に私が母親の職業の影響で幼少期から親しんできた、香川漆器をこのサービスの第一段階として選ばせて頂きました。

 

 

香川漆器の特徴は、大きく分けて2つあります。

 

まず、「蒟醤（きんま）」、「存清（ぞんせい）」、「彫漆（ちょうしつ）」「後藤塗」「象谷塗」といった特有の技法が存在することです。

 

次に、「色漆（いろうるし）」による多彩な色使いが特徴的であることです。

漆器といえば朱色や黒色の地味な色使いをイメージされる方も多いと思いますが、香川県では江戸時代から多彩な色が使われていたと言われています。

 

私自身、色漆のカラーバリエーションや色鮮やかがとても好きで、この多彩な色が香川漆器の大きな特徴であると思っており、現代のライフスタイルや若年層の方にもぴったりの伝統工芸品だと思います。

 

 

 

 

漆器は漆だからかぶれる心配はないのかとご質問をよく頂きますが、安全性はとても高いのでかぶれたりする心配もありません。

ですので、飲食店の方々やお子様にも安心してお使い頂けます。

 

そして、漆器は軽くて割れにくく、熱伝導性が低いことから、持ち手や漆器自体が熱くなりにくく、保温されやすい性質があり、とても利便性が高いものです。

 

しかし、香川漆器を含め、全国の伝統工芸品の現状として、生産基盤の不安定化や需要の低下、人材や後継者の不足から売上は低迷しています。

その課題を解決するために、私は伝統工芸品、特に香川漆器のサブスクリプションサービスを始めます！

 

 

 

 

▼具体的なサービス内容

 

サブスクとしての強み

まず、サブスクリプションサービスの利点を活かし、このサービスでは季節やその土地にあったお客様好みの漆器を提供することが出来ます。

支払い周期は3ヶ月毎で、その支払い毎に漆器を交換し、新しいデザインの漆器を提供することが出来るのもサブスクリプションサービスとしての強みです。

季節や年ごとに新しい色や形の漆器を使ってみるのもいいかもしれません。

 

また、その使って頂いている漆器を気に入って頂いた場合、定価以下の低価格料金で買い取って頂くことも可能です。

買い取って頂ける場合は、それまでその漆器にサブスク代として支払って頂いた金額を差し引かせて頂きます。

(例 定価10000円の漆器を1サイクル 2000円でレンタルしていて、既に2サイクル使って頂いている場合値引き後 8000円 - (2000×2) = 4000円 で買取可能)

サブスク代として支払って頂く金額は、定価の15〜20%の金額で考えております。

 

 

メンテナンス可能

漆器の特徴として、傷や剥がれなどの破損があった場合、メンテナンスを行い再度、新品同様に使用して頂くことが可能です。

その際の送料、及びメンテナンス代はこちらで負担します。

(割れや穴等の破損はメンテナンスが出来かねる場合もございます。)

 

 

 

 

▼その後の展望

 

今回はサービスを立ち上げる際の第一段階として、香川漆器のサブスクリプションサービスを行いますが、その後は香川漆器以外の香川県の伝統工芸品、ひいては全国の伝統工芸品を視野にサービスを行っていきたいと思っています。

 

香川漆器をはじめとする伝統工芸品の素晴らしさをこのサービスをきっかけに皆様に知って頂けると幸いです！

 

そのためには皆様のご支援が必要ですので、どうぞご支援のほどよろしくお願い致します。

 

 

 

▼資金について

 

今回皆様にご支援頂いた際の資金は、

 

・サブスクリプションサービスを行う際の商品在庫の買取費

(1商品 6000円〜10000円 × 100個)

・支援者様への返礼品の購入、及び送料

・クラウドファンディング、プロジェクトの手数料、及び消費税

・ECサイトの開設費

 

その他費用は自己資金にて補填致します。

 

支援者様から頂いた資金は上記の用途で大切に使わせていただきます。

 

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

是非ご支援のほど、よろしくお願い致します。  

 

 

 

▼自己紹介

 

杉本磨哉

 

慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科修士課程在籍中

現在、大学院ではPolicy Project というプロジェクトで活動しております。

https://polipro.org

 

香川県さぬき市出身

 

小中高大とフェンシングをしており、日本代表としても競技を続けていました。 

 

 

幼少期より母親の職業の影響で、地元香川県の伝統工芸に触れ合ってきたことから、地元の伝統工芸に何か力になりたいと思い、このサービスを始めることを決めました。  

 

 

ご支援のほど、よろしくお願い致します！

 

 

 

 

 

 

写真提供

 

川口屋漆器店

https://www.87ten5.com/gallery