心理専門職による「心のケア」を、必要な人に無料で届けたい

能登半島地震の被災者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

どうぞ一日も早く、皆さまに安心安全な日常が戻りますようにお祈り申し上げます。

また、その後に起きました事故、事件、それを見て心を痛めていらっしゃる皆さま、

体調を崩される方もいらっしゃいます。皆さま、どうぞご自愛くださいませ。

12月2日から開始した冬の30分無料オンライン相談が終了しました。

12月の土日と12月23日～1月14日（12月31日～1月3日を除く）の毎日25日間、21時～22時まで30分のオンラインによる無料相談です。

毎日相談申込が入りました。8割近く申込があり、7割近くの相談が実施できました。

非常に多くの方にご利用いただけたものと考えられます。

現在、アンケートを集計しておりますので、また後日詳細をご報告いたします。

無料相談を実施中に大きな地震が起こり、多くの被災者の方が今日もまだ避難生活を続けていらっしゃいます。災害や事件事故といったトラウマティックストレスの影響は大きく、その影響は長く続くものと思われます。

私たちTTTGのカウンセラーはトラウマケアを学んでいるカウンセラーですので、この時期に無料の相談を実施していたことで何かお役に立つことができたとしたなら、本当に良かったと考えています。

そして、災害の支援では、これから「心のケア」が必要とされてきます。

これまでの災害支援では、心理専門職が現地に入るのはかなり後になってからでした。

しかし、オンラインというツールを使えば、カウンセリングを行うこともできます。

また、支援者の支援も行うこともできます。

TTTGでは、今後能登半島地震の支援も検討していきたいと考えております。

「心のケア」「トラウマケア」は、今日たいへん求められていると言って良いでしょう。

私たち、心理専門職も自分たちができることで皆さまのお役に立ちたいと強く願っております。

1月14日で、ひとまず今回のプロジェクトは終了いたしました。

しかし、これからも無料で心のケア、トラウマケアを提供するという活動が必要であることは間違いありません。

これからもTrauma Treatment Therapist Group（TTTG）の活動にご理解ご協力のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

Trauma Treatment Therapist Group（TTTG）

代表　関根惠