クラファンのお陰で出会えた人

先日、（菊池市でジャージーを助けてる）宮川さんの牧場で阿蘇郡小国町の酪農家さんを紹介して頂きました。

めっちゃすごい方で、ホルスタインも黒毛和牛もジャージーもＦ１（交雑種と言って黒牛とホルスタインの雑種）も育ててる。

牧草は60ha作ってる（東京ドーム12～13個分）。

何よりすごいのは、酪農家なのに黒の種牛を作ってる。

（ここらへんはちょっとマニアックなので、業界の人しかすごさが分からないと思います。）

種牛を作るってのはすごいことで。

種牛ってのは大人のオス牛。

みなさん、日本に黒牛って何頭いると思いますか？

日本には黒毛和牛が200～300万頭いますよ、と。（富永調べ）

その中で大人のオス牛が何頭いると思いますか？

「大人の」ってのがポイントでして。

肉牛の世界ではオスもメスも3歳にならない位でお肉になります。

お母さんとして子牛を産む為のメスは10歳前後まで飼われます。

でもお父さんとして、大人まで生きていくオスは少ないんですね。

日本に2,000頭くらいじゃないかな。（富永調べ）

いや、もっといるかも知れませんが、倍の4,000頭だとしても、、、、。

計算が難しいな。

0.2％？

黒牛が200万頭いたとして、4,000頭なら大人のオス牛は500頭に1頭。

もし300万頭いたら0.13％？

500頭に1頭よりもっと少ない。

もし富永調べがあってて種牛が2,000頭なら1/1,000。

そのくらい種牛（大人のオス）って少ないんです。

人間の男はほぼ大人まで生きれますが牛の世界では大人のオスは滅多にいない。

脱線しましたが、そんなすごい農家さんが阿蘇の小国にいた。

そんな人と出会う事が出来た。

黒牛の農家で黒の種牛を作った人は会ったことありますが、酪農家で黒の種牛を作ったってのがすごい。

今度、小国まで行ってみてきます。

また活動報告します。

P.S.今日の最後は支援者さんから教えて頂いた知らない世界。

これは本当に閲覧注意なので、苦手な人は見ないで下さい。

僕も動画を見たあと、10秒くらい固まりました。

牛の世界もだけど、鶏の世界もあったのか、と。

知らない世界を知る事が出来ました。