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当校の生徒朝礼は、2分30秒にも及ぶバングラデシュ国歌の斉唱から始まります。

 幼稚園児も、長い国歌の歌詞を暗記しています。2度にわたる独立戦争を経て、やっと国を得たバングラデシュの人々は、国をあげて戦勝記念日と独立記念日を盛大に祝います。バングラデシュ国旗の赤丸は、独立戦争で流した人々の血を表しています。国歌の斉唱の後、当校の生徒たちは、「私たちは、大人になってバングラデシュをより豊かな国にするために一生懸命勉強します」と誓いの言葉を力強く唱和します。この唱和をする生徒たちを見ていると、自らの貧困に負けまいとする彼らの決意が伝わってきて、そのけなげさに私たちは感動します。

 

当校の生徒たちは、日本の支援者が作詞・作曲した日本語の歌詞の校歌を歌います。

① 緑豊かな この里の 笑顔溢れる学び舎で、明日への夢を求めつつ 希望に燃えて学ぶ子ら 未来へ世界へ伸びていく

② 緑豊かな この里は 稲穂たわわに頭(こうべ)垂れ、黄金に実る喜びを 希望に燃えて学ぶ子ら 未来へ世界へ羽ばたこう

 この国の青年の多くは、豊かな外国へ出稼ぎに行きます。仕事は、肉体労働が主です。出稼ぎで得たお金で、彼らは、粗末な家をコンクリートの家に立て直します。家族は、孝行者だといって、息子を讃え自慢します。世界へ伸びていく・羽ばたいていくとは、目の前の貧困に打ち勝つための出稼ぎへの応援歌なのです。

 

生徒朝礼の最後に、生徒たちは体操を行います。この国には、体育の時間はありません。貧困に打ち勝つには、体力づくりはとても重要です。医療保保険制度がないので、自分の健康は自分で守らなければならないのです。そして、体力がなければ、猛暑と雨季を乗り切ることはむずかしいのです。また、働くこともむずかしいです。当校では、朝礼での体操と共に、空手の授業を行って、体力づくりに努めています。

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