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【母の死を胸に】

今回撮影をお願いしているeitomars さん⭐️
ちょっと変わったお名前ですが、日本人で福井人です笑。

彼と出会ったのは、私が告知されてからです。

「生きた証を遺したい」

娘がまだ0歳と5歳だったので、今死んだら私のことを覚えていてくれないかもしれない。そう感じて、まだ眉毛や睫毛があるうちに、痩せ細る前に写真を残そう!と思い、福井駅前の彼のお店に電話をしました。

当日不安とワクワクと半分半分でお店に伺ったら、スタッフ全員で私をリラックスさせてくれて、本当に満足できる写真を撮れたのです☆


そして、彼がフォトグラファーになったきっかけを、少しずつ話してくれました。

お母さんが胃がんで、大変な治療をされていたこと。遺影を撮ってと突然言われて、撮影した後幸せそうにしてくれたこと。
写真の力を改めて感じて、そこからフォトグラファーとしてやっていこうと決意したこと。

見た目の派手さ、華やかさから想像出来ないくらい、真面目で真摯で、心から被写体の輝きを撮りたい想い伝わってくる方です⭐️

今回の写真展、わたし一人の想いではなく、たくさんの想いが詰まった写真展になります。

47都道府県全てで写真展が開催出来ますように☆


【フォトグラファー EitoMars(エイトマーズ)】

福井県福井市にあるフォトスタジオTOL代表。

母の遺影を撮影したことをきっかけに、まるで声が聞こえてくるような「生きる写真力」に魅了されカメラマンを志す。これまでファッションブランドの撮影や、西武百貨店などで数多くの写真展を開催。鮮明で躍動感のある写真が特徴的。現在は東京にて「1000人の輝きを写すプロジェクト」を始動するなど活躍の場を広げている。最高のヒトコマを切り取る「瞬間の魔術師」



 私がカメラマンになったきっかけは、20代半ば頃、がんを患った母の遺影を撮影したことでした。
余命1年を宣告され「遺影を撮影して欲しいの」と、暗い顔ひとつせず、きれいに着飾ってピンク色の口紅をひいて、笑顔でカメラの前に立つ母。まだ趣味でカメラをやっていた未熟な頃でした。何百とシャッターを切って撮れた最後の一枚。まるで母の笑い声がそのまま聞こえてくるかのような。そんな「生きた一枚」が撮れたのでした。その後母は他界しましたが、私が写真を撮る上でモットーにしている「まるで声が聞こえてくるかのような生きる写真」の第一号となり、今も私の心の真ん中に母のその表情があります。

 美しい表情をして、ピタッと時間を止めたような写真もきれいだとは思います。でも私の写真のコンセプトは「その時、その瞬間にしか撮れない、生きる写真・躍動感のある写真」を撮ること。その瞬間をドラマティックにキリトリ、生きた声や表情をその一枚にいかに詰め込むか、なのです。

 今回の撮影はモデルの方を元気にしてあげたいというよりも、ただ「彼女らのありのままの美しさを引き出し、カメラの前でさらけ出してくれた笑顔や生きる力、無邪気な瞬間を撮りたい」。ただそれだけです。

 「坊主の女性を撮る」ということ。がんを患い、抗がん剤治療を始めると多くの方は髪が抜け落ち、女性にとっては大変ショックなことだと聞きます。

ただでさえ不安な中で、髪がない自分を見て、「夫にどう思われるかな・・・」「女性として見てもらえるかな」「どんな反応をされるかな」と暗い気持ちに浸食されるかもしれません。
もしかしたら、坊主姿を見てギョッとされるかもしれないし、引かれてしまうかもしれない・・・。

 「髪は女の命」。確かにそうかもしれない。ですが本当にそうでしょうか。

髪は今まで「私の一部」を作ってくれたかもしれませんが、「私自身」の中にある「美しさ・芯・人を愛する気持ち」はいつだって過去も今も変わらずに詰まっている。
つまり、「私」というものの中身は何も変わらないのです。今回モデルとなる女性の方々が持つ、唯一無二の「美と愛」を表現したいのです。

 外見が変わってしまうかもしれないことに、たくさんの不安を抱えている方がいらっしゃいます。ですが、それって「坊主の女性を見慣れてないからだけじゃないの?」とも思います。そして、どんな外見でも本質は変わらない。みんな美しいのです。

「ありのままのあなたが綺麗」だと言って欲しい。自信を持っていたい。ありのままの笑顔をしていたいし、ありのままの私で愛したいし、愛されてたい。

 

そんな清らかな想いを持つ女性を、艶やかに美しく。それぞれの輝きを魅せたいと考えています。

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