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大火災に見舞われた貧困地区に、住民の生活支援施設を作りたい!

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支援総額

22,000

目標金額 500,000円

支援者
5人
募集終了日
2014年8月29日

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プロジェクト本文

大火災に見舞われたフィリピンのスラム街に、住民の生活支援を行う施設を建設したい!

 

はじめまして、特定非営利活動法人HOPE学生代表の谷口順一と申します。私達HOPEではこれまで約2年半、フィリピンのセブ島最大規模のスラム街であるロレガ地区において、貧困からの「脱出」と「自立」を目指し、現地の方々と協働して貧困削減の為の様々な活動に取り組んで参りました。私達はこの度、職業訓練を行っている間に子どもを預けられるように、職業訓練所と保育所を併設した建物を建設しようと考えています。

 

職業訓練所と保育所を併設した建物を建設するための資金が不足しています。少なくとも、約20家族100人の生活が大きく改善されます。どうかお力添えをよろしくお願いいたします。

 

(2014年3月に発生したロレガ地区の火災の様子)

 

 

リゾート地・セブ島のイメージとかけ離れたスラム街


私は2年前、立ち上げたばかりだったHOPEの活動に参加しました。それ以前にも発展途上・新興国を訪れた事は有りましたが、最初にロレガを訪れた時、リゾート地として有名なセブのイメージとはかけ離れた光景に衝撃を受けました。

 

元々墓地であったロレガ地区では、人が墓の上に雨風が入りこむ程ぼろぼろの小屋を建て、住居としていました。また風呂も洗濯もトイレも家の外で行い、ゴミや家畜の糞が散乱して衛生状態が非常に悪い中でも子供達は裸足で過ごし、雑菌が傷口から入る事で深刻な病気に罹る事が何度もありました。

 

(ロレガ地区の現状)

 

 

最低限の生活費さえ手に入らない、巨大な貧困街ロレガ地区

 

彼らの主な収入は、同じ地区内で暮らす人々同士で洗濯等の家事を相互に委託し、僅かばかりのお金を貧しい人たち同士で分け合ったり、家族がその日1日暮らすのに必要な生活費には及ばない額しか稼げない内職を行ったりする事で生まれています。

 

(ロレガ内の墓地上に建てられた家の様子)

 

当然、この収入状態では貧困から脱却する為にはほど遠く、彼らは非常に貧しい生活を長期に渡って続けざるを得ません。中には過去に麻薬・人身売買、売春行為によって生活費を稼がなければならず、その繰り返しの中で心が傷つき、将来への希望が失われてしまった人達も多く居ます。

 

現在ロレガは、セブ島に住む人々にも敬遠される、深い闇を抱えた巨大な貧困街となり、経済的・社会的に孤立した地区になってしまいました。この地域が「貧困地域」として孤立した状態から脱却する上で、ロレガ外部からのお金の流れを作り、地域全体を経済的に豊かにする事を私達は目指しています。

 

(ロレガ内の経済活動の状況と、今後私達が目指すロレガの図)

 

私達は彼らの活動をサポートし、日本人として出来る最大限の協力とは何かを考えながら、ロレガの人々が最低限の収入を得る為の職にさえも就けない状況から脱却する為にはどうすればいいのかを考え続け、現地住民の方々・地域のリーダー・地方自治体職員と提携して、様々なプロジェクトの企画と、実施の為のサポートを行ってきました。

 

(ロレガ住民の方々とのミーティングの様子)

 

 

職に就くスキルを習得する時間、就業するための時間がない現実


インタビューや企画の実施を行い、彼らの生活を間近で観察する中で、所得向上・及び貧困からの脱却を目指す上で根本的な妨げになっている事を発見しました。それは、そもそも彼らに「職に就くスキルを習得する為、あるいは就業する為のまとまった時間」が無い事だったのです。

 

一家にお父さんが居る場合には、家族が生きる為に必要なギリギリの額の収入を不定期的に得られるに留まり、また、私達が支援する家庭の1/3はシングルマザーの家庭ですが、この場合には母親の現在の所得を大きく向上させる必要が有ります。

 

 

 

(所得向上を目指す上での障害、イメージ図)

 

 

雇用促進だけでなく、生活向上への同時アプローチで、貧困の根本的解決を

 

こうした状況において、彼らが経済的貧困から脱却する為に、私達は子供を持つ住民の方々への、NPO等と協働して行う職業訓練、職業訓練を受ける間、参加者の子供を(乳幼児)を預かる保育事業と、学校に通う児童への給食提供を同時に行える複合施設の建設を計画しました。

 

子持ち世代の住民の雇用促進だけでなく、それによりその家族の生活向上に対してもサポートを行う事で、貧困から脱却を阻む複数の要素を同時に排除する事を目指し、より確実な所得向上を行う事が出来ます。

 

(職業訓練と生活サポート支援を同時に行う、施設の構想)

 

 

施設運営を住民が主体的に運営すること、それが持続可能な貧困の解決に

 

建物の構造は、一階では、給食を作る為のキッチンスペースを、二階では、所得向上を目的とした職業訓練を、三階では、乳幼児の保育を行う為の託児・及び住民が集まって会議を行う為のスペースとする事を計画しています。

空いている時間には、中退を防止する為の学習補助を目的とした授業を就学児童の為に行いたいと考えています。このプロジェクトの一番重要な点は、現地の方々と私達HOPEの間での信頼関係を基にし、施設を「彼らで運営して行く事」です。具体的には、これは私達の団体が強みとする現地との「協働」と重なる部分でもあります。

 

(ロレガの住民の方々のミーティングの様子)

 

特に、託児スペースは職業訓練を受ける親御さんがローテーションの当番制で運営する等、彼らの間で信頼関係が醸成されているからこそ運営の実現が可能となり、その中で彼らの自主性を育む事も出来ます。

 

また、経済的に貧しい家庭の子供達に食べさせてあげられる食材の種類は非常に限られており、栄養バランスが偏る事で病気にかかってしまう子供達の数も大変多くなっています。
本施設が完成し、子供達に栄養バランスの整った食事を提供する事が出来れば、彼らの健康促進も期待が出来ます。

 

(給食メニューを考案中)

 

 

現地の方々と協働し、ゆくゆくはセブ島の他の地域も巻き込む仕組みづくりを

 

今回考案した事業のモデルは、ゆくゆくはセブの他地域にも、現地の方々と協働しながら応用させていきたいと考えており、ロレガ、及びセブの貧困削減の為の大きな一歩として、何としても当施設の建設と、そこで行われるプロジェクトを実施する必要が有ります。皆様のお力添えをお願いいたします。建設後もこのセンター利用者を増やし、継続的に生活改善の取り組みを拡大させて行きたいと考えています。

 

(火災からの復興に向けて動き出すロレガ)

 

引換券について

 

・ドキュメンタリーDVD

ロレガ地区で今夏に撮影予定


・リサイクルバッグ

私達が支援するロレガ地区のお母さん達が作成しています。

 

(リサイクルバッグ)

 

 

(リサイクルバッグと、作成者のお母さん)


・ロレガ地区の子供達によって撮影された、ロレガ地区の白黒写真

 

・撮影した子供達の写真

 

・子供達が見るロレガ地区についての報告書

 

(ロレガ地区の子供達)


・Loregaが再興され行く様子を収めた写真を定期的にメールにて配信

 

 

(現在のロレガ地区の様子)

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プロフィール

慶應義塾大学の4年生。特定非営利活動法人HOPEの設立当初より、セブ島最大級のスラム地区、Loregaの貧困撲滅の為の支援活動に取り組む

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リターン

3,000


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・子どもたちが撮影したロレガ地区の写真
・撮影した子どもたちの写真
・子どもたちが書いた写真の説明書

申込数
4
在庫数
制限なし

10,000


alt

・子どもたちが撮影したロレガ地区の写真
・撮影した子どもたちの写真
・子どもたちが書いた写真の説明書
・ロレガのお母さん達が作るリサイクルバッグ
・ロレガが再興される様子を定期的にメール配信

申込数
1
在庫数
制限なし

3,000


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・子どもたちが撮影したロレガ地区の写真
・撮影した子どもたちの写真
・子どもたちが書いた写真の説明書

申込数
4
在庫数
制限なし

10,000


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・子どもたちが撮影したロレガ地区の写真
・撮影した子どもたちの写真
・子どもたちが書いた写真の説明書
・ロレガのお母さん達が作るリサイクルバッグ
・ロレガが再興される様子を定期的にメール配信

申込数
1
在庫数
制限なし
1 ~ 1/ 3

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慶應義塾大学の4年生。特定非営利活動法人HOPEの設立当初より、セブ島最大級のスラム地区、Loregaの貧困撲滅の為の支援活動に取り組む

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