こんばんは、シャンティ国際ボランティア会の竹内です。

今日はネパールの豊かな生活面をお話したいと思います。

 

私は震災をきっかけにネパールにかかわり始めた新人ですが、ネパールはかねてから日本とのつながりが強く、ベレストや標高の高い山々があることから登山関係者、観光や交流を通じて緩やかな風土や豊かな文化に魅せられた方、日本に滞在していたネパール人と交流を続けている方がたくさんいることを知りました。

皆さんからお話を伺っていると、様々なエピソードを持っていて面白いなと思っていたのですが、ネパールに住んでみてその背景がすこしわかってきたような気がします。

 

 

ネパールは多種多様な人たちで構成されている多民族国家、みんな違う生活様式をしているということです。ネパールは中国とインドに挟まれているのでそれぞれの文化的な影響を受けているほか、また東西に長いので、東部と極西部ではまた違った雰囲気があります。

 

出身の村、家族がどのような歴史を持っているかによって、冠婚葬祭はもちろん、普段の生活も大きく異なってきます。特徴的なのが、政府のお休みです。2015年に私が集計したときは、週末は別に年間38日もの国民の祝日がアナウンスされました。これは各民族によって祝祭日が異なるためで、政府はすべてすべての民族に平等ということですから、そのために休みを作っています。

 

このため週休1日制で働いているところも多いのですが、初めて知ったときは驚きました。しかし暮らしていると、一年のうちしょっちゅうお祭りをしているような印象を持ちます。

 

この多様性は町を歩いても明らかで、鼻が高くインド大陸の流れを汲むアーリア系の民族、日本人にも親しみのあるチベットからつながっているモンゴル系民族、カトマンズに古くから住んでいるネワール民族と様子が多様です。

 

 

シャンティのネパール事務所内でも、職員によってはネパール語の他にヒンドゥー語やネワール語、ドテリ語を話すことができます。職員間でも、家庭の風習の話をすると違いを発見することが日常茶飯事です。

 

このような多文化の中で日々生活しているので、皆さん各々が違うということになれているような雰囲気さえあり、日本人の私はちょっと違うなとは思われていそうですが、あまり不自由なく受け入れられているような居心地の良さがあります。