今、手術針を安全にカウントと破棄ができるカウンターが必要です
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 3人
- 募集終了日
- 2019年6月24日
台湾花蓮地震 緊急支援
#国際協力
- 現在
- 48,405,000円
- 寄付者
- 4,983人
- 残り
- 64日
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- 総計
- 0人
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- 総計
- 38人
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- 総計
- 5人
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- 総計
- 197人
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- 総計
- 136人
プロジェクト本文
▼自己紹介
宮尾達也と申します。看護師をしております。今回のカウンターに関しましては、以前から必要と感じており、手術室の現場におけます実際の必要性から、強い意識をもって考えていくようになりました。必要性とは、手術を担当しています医療スタッフの皆様の不用意な針刺し事故を防止すること。手術使用針の正確なカウントを行い、カウントの不合致による患者様の体内への手術縫合針残存を確実に防止すること。この2点の実現をこのカウンターによって当たり前のことしていけますようにしたいと考えます。
「手術標準材料として組み込まれて行くカウンター」の普及に挑戦。
現在は、各病院施設での運用の決まりがあると思います。従来通り、手術使用後の針をスポンジに刺して、それをカウント(目視、指さし、ダブルチェックなど)しておられる施設様も多いと存じます。使用する針の多さによって、カウントは更に正確さが求められていきます。従来の方法で本当に針を二重にカウントしていないか、またはカウントの抜け落ちがないか。針刺し事故の危険性のない機材配置などになっているかなど、現場ではさまざまな問題要素が存在しています。そうしました問題要素に対して、「誰が使っても、いつでも」安全性と確実性を向上していけるカウント補助器として、この手術縫合針専用カウンターをご提案させていただきたいです。
大学病院での使用研究と実績
2014年6月28日に埼玉医科大学総合医療センター中央手術室の皆さんが、「手術縫合針による針刺し事故・体内遺残防止への取り組み」
サブタイトル(手術室で使用している針回収器材とRapid needle counter 107との比較)という院内研究で貴重な研究発表をしてくださいました。
そして、その研究において当手術室の実際の現場で、針カウンターの有効性が認められたと結論付けていただけたのです。開発側としまして、これほど勇気をいただけたことはありませんでした。このときはSUS304のオールステンレスボディで再滅菌して何度も使えるタイプのカウンターを実際の手術で使用していただけました。300件以上の様々な術式の手術からカウント精度の検証、針刺し事故回避状況などのフィードバックをいただき、今回の改良したカウンターにつなげさせていただくことができました。
現在も針刺し事故は無くならない、針の紛失もある
~なくす挑戦をしていくべき事象である~
医療の現場は毎年高度な環境になっていきます印象を受けておりますが、なかなか運用面で変わらない部分もあるように思います。医療を受けられます患者様と、医療を提供していくスタッフのみなさん。双方が安全な医療を共有していくことがこれからももっと大切なこととして進んでいくと、お仕事をさせていただいている中で強く感じております。今回の提案ですが、このカウンターのようなものはまだないと思います。私自身も実際の手術の現場で、手術縫合針の処理に直面しまして、このカウンターがもしあったならば、手術進行の細かなところでスムースに局面をアシストできると感じております。
カウンターの運用が0か1という選択で、感染事故が1件防げるのであれば、このカウンターの意義は強く、現状のカウントレギュレーションを変更する価値があります。
皆様のお力とお心を賜り、手術の現場にこのカウンターを広げさせていただけましたら、現場の医療安全、感染防御のより一層の一助になっていけます。そして、そう信じております。高度・煩雑化していく最新の医療現場において、使用針の安全の基本的操作を担保していけることを目指して行きたいと思います。これまでの積み上げで、デモ機を作れますところまでの状況に今は至っております。
今回のプロジェクトは、募らせていただきました資金で、1000ロットの在庫を製作させていただきたく思います。お声をいただいています病院の手術室に一定の個数を届けさせていただき、カウンターを広げていくための受注と生産のリレーションを構築したいと存じます。現段階は、病院に一定の個数が供給できず、実際に使っていただけるもう一歩手前のところに来ている状況でございます。また目標金額の1000ロット発注費用以外の資金は、滅菌処理、パッケージ、金型のモディファイに充てさせていただきたいと存じます。滅菌は滅菌業者様に依頼をして、プラズマ滅菌の予定でございます。術野で使用できる状態で病院の手術室にお届けしたいと存じます。そして多くのスタッフの皆様に使っていただき、このカウンターを、手術室の安全性を支えます一つの新しいご提案の形にさせていただきたいと存じます。
これからも手術を支えてくださっている皆様が、安全な針の運用ができますことを目指して
現場の皆様にこのカウンターを攻略していただけましたら、年間の針刺し事故、針の紛失事故が少なくなると思います。またその方向に強く前進していくと思います。患者様も、手術室も安全な医療を共有できることが大切だと思います。
・プロジェクトの終了要項
着手予定日は2019年06月12日。
2019/06/25までにニードルカウンター1000個を作成したことをもって、プロジェクトの終了とする。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
20年ほど前に先輩看護師のお母さんが、手術室の看護師をされていた際に、針刺しによる血液感染から感染症を患い、他界されたお話を伺ったときに、非常に悲しく、残念に思いました。そのお話を伺った以後、当時手術室に配属されたばかりの私の頭の中は、針のカウンターをずっとイメージしていました。
何年もかかってしまいましたが、体の組織を縫い合わせるために使われる手術専用の縫合針を手術で使用後に、極力その針に触れることなく、安全にカウントと破棄が同時に完了できるニードルカウンターを作りました。手術を受けられる患者様のお身体の中に手術縫合針の残存という事故が起きないためと、手術に臨む医師、看護師の皆さんが不用意な針刺し事故に遭遇されないため。現場のさらなる医療安全、感染防御のお役に立てますように。使用済手術縫合針の「術中確認カウント」(その手術に使用された手術縫合針の、使用された針数と使用後の針数が全て合っているかの確認)におけます手術時間のロスやそれに伴います患者様への麻酔暴露時間の延長を少しでも短くできますよう、これからの手術の現場にこのカウンターを広めていけましたらと強く思います。
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プロフィール
デリスネコン合同会社 代表 看護師 現在、再生医療、再生医療に伴う手術、リハビリ、手術室情報ネットワークシステム構築などのプロジェクトに携わらせていただいております。 趣味:発明、コーヒー
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リターン
10,000円
感謝状とデリスネコン合同会社カウンター事業のホームページ上にクレジットタイトルをご掲載(ご掲載希望をいただけます皆様)
①ご支援をいただきました皆様、ラピッドニードルカウンターRC-700のオリジナルフォトをあしらえましたプロジェクト感謝状をお贈りいたします。またご掲載可能の皆様にはホームページ上にクレジットタイトルをご掲載させていただきます。
http://counter107.matrix.jp/index2.html こちらのホームページ内にご掲載いたします。
ご掲載内容
お名前、ご年齢(任意)、法人名(任意)、役職(任意)
をご掲載させていただきます。
「*注意事項:公序良俗に反するもの、政治性・宗教性のあるものその他不適切な表現を含む場合は
ご希望に添えない場合がございます。」
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年7月
プロフィール
デリスネコン合同会社 代表 看護師 現在、再生医療、再生医療に伴う手術、リハビリ、手術室情報ネットワークシステム構築などのプロジェクトに携わらせていただいております。 趣味:発明、コーヒー