築74年、木造校舎の活動拠点が老朽化。雨漏りや屋根修繕のご支援を 

築74年、木造校舎の活動拠点が老朽化。雨漏りや屋根修繕のご支援を 

支援総額

1,258,000

目標金額 1,000,000円

支援者
110人
募集終了日
2022年6月17日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

■目標額を達成することができました

皆さまからのご支援により、目標額の100万円を達成することができました。

役員・スタッフ一同、厚く御礼申し上げます。

 

屋根修繕工事の追加工事やバリアフリー工事の経費に充てるために、ネクストゴールとして、150万円を設定させていただくことといたしました。

 

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。

 

残り1週間ほどですが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

▼自己紹介

 

ごあいさつ

 

数多くのREADYFORプロジェクトの中から、私たちのプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。

 

『NPO法人りょうぜん里山がっこう』は、南北朝時代に歴史の舞台ともなり、北の比叡山とも称された霊峰「霊山(りょうぜん)」の麓、北畠氏を祀る霊山神社にほど近い福島県伊達市霊山町大石地区で活動しているNPO法人です。

 

(霊山全景)

 

木造校舎と里山がっこうのはじまり

 

私たちは、廃校となった木造校舎を活用して22年ほど前から「夢を育てる施設」として農業体験や地域での交流事業などの「里山がっこう」の活動をはじめました。

平成19年(2007年)にNPO法人格を取得して、福島県産木材(杉のムク材)を使った簡易宿所の開設やボルダリング体験広場の設置など、さまざまな事業や活動に取り組んでいます。

 

活動拠点の外観:築74年が経過した旧 石戸中学校の木造校舎

 

農業体験やパンづくり体験など、農や食を通じた体験教室や地域の方々との交流事業、生きがいづくりや移住相談の受け皿づくりなど、中山間地域の活性化につながる様々な取り組みを実践しています。

 

高齢者等の体験教室:味噌づくり体験と3B体操

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

老朽化による雨漏り

 

築75年になろうとする木造校舎は老朽化が進み、2階にある大広間(交流スペース)や階段の踊り場などでは、雨の日にはバケツなどを置いて雨漏りを受ける状態が続いています。

 

2階の雨漏りの状況:大広間と階段の踊り場

 

屋根を支える構造材の腐食

 

特に雨漏りによる屋根部分の劣化が酷く、これまで応急措置で対応してきましたが、屋根を支える構造材の腐食も見られ、一部では屋根の陥没もはじまっています。

専門家に見てもらったところ、このままでは全体的に屋根が陥没する危険性も指摘されています。

 

屋根裏の状況①:屋根を支えている構造材の腐食が進んでいます

 

▼プロジェクトの内容

 

木造校舎の数奇な運命

 

私たちの活動拠点であるこの木造校舎は、数奇な運命を辿ってきました。

 

昭和23年(1948年)に、石田地区(現:伊達市霊山町石田)に創立された「旧 石戸中学校」の校舎として建設されました。

昭和43年(1968年)には、人口減少・少子化などにより霊山中学校へ統合され20年の歴史で幕を閉じ、廃校となりました。

 

その後、地元の主力産業である繊維業のニット工場として、現在地の大石地区に移築され、第二の人生を歩み始めることになりました。

しかし、生産拠点の海外移転等により繊維業の衰退がはじまり、30年余りでニット工場としての役割も終えることになりました。

 

建物の内部:学校の雰囲気がそっくり残っています

 

熱い思いによって、校舎に「新たな役割」

 

このまま朽ち果てる運命を待つしかなくなった時、中山間地域の活性化を熱望する高野金助(現、NPO法人代表理事)の熱い思いによって、三度(みたび)この木造校舎に新たな役割が期待されることになりました。

建物の所有者を説得して、里山がっこうとしての活動拠点として借り受けることができたのです。

 

そして、この木造校舎は、地域の交流の場として、あるいは農業体験や宿泊体験などの活動の場として、高齢者だけではなく子どもたちの元気な声が響く施設として、さまざまな活動の拠点となりました。

 

子どもたちによる稲刈り体験と簡易宿所「ほっこ里」

 

それから22年

 

11年前の東日本大震災(2011年3月11日:最大震度7)や2021年2月・2022年3月の最大震度6強の地震にも耐えて、築75年を迎えようとする古い木造校舎は、老朽化という現実に直面しています。

特に、屋根は雨漏りが酷く、これまで応急措置により対応してきましたが、屋根を支える構造材の腐食が進み、一刻も早い修繕工事が必要となっています。

 

屋根裏の状況②:仮の支えやビニールシートによる応急措置も限界です

 

木造校舎、「三度目の存続の危機」

 

このまま建物が使用できなくなれば、里山がっこうとしての活動拠点が失われてしまいます。

そして、今まさに、この木造校舎は中学校の廃校、ニット工場の閉鎖に次ぐ、三度目となる存続の危機を迎えています。

 

元々は、校舎として建てられたものですから、基本的な造りはしっかりしています。

しかし、学校の屋根ですから、造りが大きく、面積も広いものとなっているため、修繕工事も大がかりなものにならざるを得ません。

 

子どもたちの体験教室:幼稚園児によるパンづくり体験・ボルダリング体験

 

屋根修繕へのご支援をお願いします

 

このため、地元の大工さんに見てもらったところ足場工事も必要になり、屋根の構造材や瓦の取り換えなど最低限度の屋根の修繕工事代金だけでも約100万円になるとの見積書が出てきました。

つきましては、この修繕工事代金についてクラウドファンディングによるご支援をお願い申し上げます。

 

 

もし、目標額を超えるご支援が得られました場合には、ネクストゴールを設定させていただき、車椅子利用者の方のための出入口の段差解消(バリアフリー)工事などに充てるほか、築75年を迎え老朽化した施設の改修工事に充当させていただきたいと考えています。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

築100年、次の世代につながる活動拠点へ

 

屋根の修繕工事を実施することにより、建物の腐食を防ぎ、次の世代につながる里山がっこうの活動拠点としての利活用を図っていきます。

 

農業体験:たんぼの学校

 

私たちの活動へのご理解をいただき、三度目の危機を迎えている木造校舎が修繕工事を行うことで築100年を迎えることができる建物として、多くの方々の活動の場として活用され、将来に向けた世代をつなぐ架け橋となるよう、一人でも多くの皆さまからのご支援をよろしくお願い申し上げます。

 

私たちのプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございました。

 

NPO法人りょうぜん里山がっこう 高野金助(代表理事)/高野すみ子(校長)

プロジェクト実行責任者:
高野金助(代表理事)/高野すみ子(校長)
プロジェクト実施完了日:
2022年7月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

■プロジェクトの概要:旧木造校舎の屋根修繕工事及び出入口の車いす対応(段差解消)バリアフリー化工事を実施  ■資金の使途:屋根修繕工事で約100万円、入口のバリアフリー化工事で約30万円、READYFOR手数料等で約20万円の計150万円

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
役員による借り入れで対応予定

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プロフィール

地域への熱い情熱を持ち続ける「きんすけさん」代表理事といつも明るく笑顔を絶やさない「すみちゃん」校長先生のご夫婦が中心となって、22年以上にわたって農業体験や交流事業、そして健康や食育という地域の課題解決のための「夢を育てる施設」として木造校舎を活用した活動に取り組んでいます

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リターン

3,000+システム利用料


【支援型:リターンなし】感謝のメール

【支援型:リターンなし】感謝のメール

■感謝のお礼メールをお送りします。

申込数
26
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

5,000+システム利用料


【支援型:リターンなし】感謝のメールと活動報告

【支援型:リターンなし】感謝のメールと活動報告

■感謝のメールをお送りします。
■活動報告書(pdf形式:メール添付)を1回お送りいたします。

申込数
35
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

3,000+システム利用料


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■活動報告書(pdf形式:メール添付)を1回お送りいたします。

申込数
35
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月
1 ~ 1/ 12

プロフィール

地域への熱い情熱を持ち続ける「きんすけさん」代表理事といつも明るく笑顔を絶やさない「すみちゃん」校長先生のご夫婦が中心となって、22年以上にわたって農業体験や交流事業、そして健康や食育という地域の課題解決のための「夢を育てる施設」として木造校舎を活用した活動に取り組んでいます

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