プロジェクト概要

持続できる産業として、自然栽培での農業を石徹白(いとしろ)で確立するために農園を拡大し、冬の大雪で倒壊したビニールハウスの再建します!

 

はじめまして。岐阜県郡上市にある石徹白(いとしろ)で、農園サユールイトシロを運営しています稲倉哲郎と申します。13年前に石徹白に移住し、自然栽培で農業を営んでいます。豊かな自然に恵まれた石徹白で取れる野菜は本当に美味しいです。それをもっと多くの方々に届けたいと考えています。

 

今回は、農園の規模を増やすための資金と、この冬に大雪で潰れてしまったビニールハウスの再建のための費用を皆様のご協力にお願いしたく、このプロジェクトを立ち上げました。ご支援をしていただいた方には、石徹白で取れた自慢の野菜や野菜ソースなどをお届けし、石徹白の魅力を味わっていただきたいと考えています。

 

過疎化が進む石徹白を元気づける意味でも、今後も自然栽培での農業をここ石徹白で続けていき、全国の皆様に野菜をお届けしていきたいです。どうか皆様のお力をお貸しいただけないでしょうか?

 

 

 

■豊かな自然に囲まれた石徹白と自然栽培の魅力

 

2005年に石徹白で自然栽培の農業を始めて、今年でまる10年が経ちました。自然栽培とは、肥料や農薬に頼らず、土の力を最大限に発揮させて農業生産を持続的にあげていく栽培方法です。

 

石徹白は白山の麓、標高700mに位置し、厳しい自然環境の中、独自の文化を育んできました。ここは岐阜県内でも屈指の豪雪地帯で、毎年2~3m近くの積雪があります。12月から3月いっぱいまで雪に閉ざされるため、農作業が出来るのは4月から11月までの8ヶ月間です。

 

そうした環境で農業、さらに農薬はもとより肥料も堆肥も使わない自然栽培で営農をするのはなかなか大変です。それでもここまでやってこれたのは、寒暖差が激しいこの地の環境や土、そして豊富で清浄な水のおかげです。こういう素晴らしく力のある土地を汚すことなく、作物の美味しさを最大限引き出すために自然栽培という方法を選んだといっても良いでしょう。おかげさまで当園の野菜も多くの方から評価していただけるようになりました。

 

自然栽培の野菜を食べて思うのは、もちろん美味しいのですが、それだけではなく雑味がないということです。肥料や薬を使いませんので、土の中には何も入れません。だから土は自然のまま綺麗でいます。そしてそこにある水も肥料や薬で汚すことはありません。野菜の90%以上は水と言われています。ここの野菜が美味しいのは、この地の豊富で清浄な水による力も大きいと思います。

 

 

 

■サユールイトシロの1年を紹介します!

 

当園では、冬の間は2〜3mの分厚い雪に覆われ、背の高いハウスもすっぽり雪に埋まってしまいます。しかし、この雪はゆっくりゆっくり融けながら土を少しずつ綺麗にしたり、力を与え続けます。この雪こそが石徹白の野菜の力強さの秘訣なのかもしれません。

 

そして長い冬も雪融けと共に終わり、一気に農作業シーズンに突入します。4月〜5月は種蒔きと畑の準備でてんてこ舞いです。しかし、この時期の種蒔きや苗植えなどは、芽が出たり苗が大きくなるまでは毎日ドキドキして気持ちが落ち着きません。その分無事芽が出たり少しずつでも大きくなっていく様子が見られた時のうれしさと言ったらありません!

 

6月の終わりになると、看板野菜のズッキーニが大きくなってきます。生命力あふれたズッキーニのパワフルな生育ぶりを目の当たりにすると、こちらも元気が出てきます。

 

 

7月は少しずつ収獲出来る野菜も増えてきます。相模半白キュウリは古い品種ですが、そのおいしさに年々ファンがついてきています。パキンと折るとその場でキュウリの清々しい香りがパァっと拡がります。

 

8月に入るとナス、ピーマン、トマト、万願寺唐辛子などが一気に収穫が始まります。8月からは個人宅配の「野菜BOX」の発送も始まります。また、2年前より参加している名古屋・栄のオアシス21で毎週土曜日に行われている「オーガニック朝市」への出店も始まります。

 

 

9月に入っても野菜の収穫の最盛期は続きますが、夏が短く秋の早い石徹白ですから次第に秋色に畑も変わってきます。オススメは秋に採れる枝豆!当園は晩生種の青大豆の枝豆を育てています。また秋になるとトマトのおいしさがグッと乗ってきます。

 

10月になると夏野菜も終わりをつげ、10月末には早くも霜が降りてしまいます。その代わり秋野菜が増えてきます。特に水菜は東京のレストランでも大好評です。

 

 

11月はもう雪が降りますが、そんな雪や霜にあたるとドンドンおいしくなるのが秋冬野菜。畑作業をしたり洗い作業をするには厳しい寒さですが、美味しい野菜を育てるにはなくてはなりません。石徹白の食文化そのものである「石徹白(いとしろ)かぶら」は、冬の保存食としての漬けもの用のかぶらです。

この石徹白かぶらの種はどこにも売っていません。各家庭がそれぞれ種採りをしていて、毎年のならわしの様に種をまいて、収穫し、漬けものを作ります。

 

そして12月。畑は再び一面雪に覆われます。4月になるまで畑はまた暫しの休憩に入ります。

 

 

 

■わたしの住んでいる石徹白についてもご紹介させてください

 

私の住んでいる石徹白。「いとしろ」と読みます。近くの街からも峠を越えて30分かかるところにあります。周辺の集落とは隔離された小さな里ですが、古くから独自の文化を紡いできた地域です。

 

県内屈指の豪雪地帯ですのでスキー場も充実しています。春には山スキーも盛んですし、夏には地内にあるキャンプ場は、熱心なアウトドアファンから支持されています。都会の目で見ると、スーパーはおろかコンビニ一軒もなく、近くの街のスーパーに行くにも車で30分かけて峠を下らないといけないなど、不便なことが多いです。

 

でも、見方を変えると「何にもないけど、何でもある」んです。

 

 


■過疎化が進む石徹白

 

こうした石徹白も避けては通れないのが過疎化という課題です。石徹白の人口は約270人。地区内にある石徹白小学校の全校児童は平成26年度は11名です。2年後の春には全校児童が4名となる予定です。

 

昭和30年代には、1,000人以上の人口がいたこの地は、厳しい自然環境と近隣から隔離された僻地ゆえに、地域の人たちが支え合いながら生活してきました。そういった地域で人口が減っていくということは、数字上のこと以上に生活の様々な面で影響が出てきます。

 

 

僕が石徹白に引っ越してきた頃(13年前)は、他所からの移住者などはほとんどいませんでしたが、まだ地元出身の若者で戻ってくる人も何人かいました。しかし、それ以降はずいぶん減りました。半面、石徹白とは縁もゆかりもなかった人たちが移住という形でこの地に移り住むようになってきました。こういう光景を見ていると、この石徹白にはまだまだ大きな可能性を秘めていると思えるのです!

 


■石徹白で採れた野菜で、石徹白を元気づけていきたい!

 

なんとかこうして10年やっていく中で、少しずつお客さまからの評価も上がってきてはいますが、なに分ほとんど一人で畑の準備から種蒔き、育苗、管理作業、そして収獲、出荷とやっていると、どうしても手が回らなくなるときがあります。そうなるとせっかく育った野菜も収獲適期を逃したり、管理不足で成育不良になったりしてしまうということも多々起きてしまっています。

 

少しでも多くのお客さまにお届けしたいという思いだけが空回りしてしまっている現実を打開するには、これ以上一人だけでやり続けて行くことには無理が出てきています。しかしながら、現状の経営では従業員を雇用することはままなりませんし、ただでさえ人が少ないこの地で農業を志す人間を探すことも連れてくることも容易ではありませんでした。

 

 

それでも昨年9月より研修生が入りました。そして4月からも新たに研修の希望者が来てくれることになりました。石徹白という地域で農業をやるということは、この地に住み続けるということですが、現在のような過疎化が続くと、この「住み続ける」ということが出来なくなることが予想されます。そんな状況が分かっている中で、ただ指をくわえてその時が来るのを待っているだけなんてつまらないですし、何よりこの地で素晴らしい農作物を作っていきたい自分が困ります。

 

そして、こんなに魅力的で力強い土地が廃れてしまってはもったいないのです。今年から11年目を迎え、ある区切りの時期にこうして新しい人材がやってきてくれたことは非常に意味があることですし、石徹白の自然栽培農作物に対する評価を広める意味でも、この農園の経営をさらに太くし、将来は雇用も含め地域の地場産業としても認められるくらいの規模にしたいと考えています。

 

そのための必要な投資資金を多くの皆さまにご協力願いたいと思っています。どうかよろしくお願いいたします。

 


・サユールイトシロFacebookページ

https://www.facebook.com/sayuritoshiro


・石徹白区公式ホームページ「石徹白人(いとしろびと)」

http://itoshiro.net

 

・いとしろ子育て移住推進サイト(私のインタビュー記事があります) 

http://life.itoshiro.net/interview/inakura

 

 

■支援金の使用用途

 

今回お願いしました資金については、以下の様に使わせていただきます。

 

①12月の大雪で潰れてしまったビニールハウスの再建費用:32万円

今年は全国的に大雪の冬ですが、豪雪地帯である石徹白も例外ではありません。降り続けた雪でハウス1棟が潰れてしまいました。ここでは毎年トマトを作っておりますが、ここ数年病気に悩まされていたトマトが昨年は久しぶりに豊作!手ごたえを感じて来季に向かって作付を増やそうかと考えていた矢先のことでした。本当はもう1棟、増設をしようかと考えていました。しかし、この時点でさすがに2棟分は難しいので、せめて潰れた1棟分だけは何とか再建したいと考えております。

 

 

②プラソイラー購入費用:28万円
自然栽培では、肥料や堆肥に頼らない分、土壌の力を充分発揮させなければいけません。そのためには畑の物理的条件を改善させることが重要になってきます。物理的条件というのはいろいろありますが、一番分かりやすいのが、水はけ水持ちの改善です。このプラソイラーという機械は、トラクターの後ろに取りつけるもので、簡単に言うと畑の土の中に30~40cm位深い位置に大きな鉄のナイフを入れて溝を掘ることによって水はけを良くしたり、土の中の硬板層と呼ばれる硬い部分を砕いていくものです。
 

これに手数料を含めて合計70万円となります。

 

農園の規模拡大のためには他にも投資しなければいけない部分もありますが、ひとつひとつ進めていくつもりです。

 


■引換券について

 

ご支援いただいた方にお送りしますお礼は、以下の通り用意させていただきます。

 

・野菜BOX(SまたはMサイズ)

 

8月から11月までのたった4カ月しかありませんが、その時期に合わせた野菜を選んでセットにしています。Sサイズは約4~5種類の野菜が入っています。Mサイズは量的にはSサイズの倍、種類は8種類前後入っています(写真はMサイズの一例)。

 

・オレンジチリの一味唐辛子


当農園でずっと種採りをしながら作り続けている秘伝のオレンジ色の唐辛子(完熟すると果肉が鮮やかなオレンジ色になります)=オレンジチリを乾燥させたものを粉砕し一味唐辛子に仕上げました。完熟すると甘いチリの果肉と唐辛子の辛味がミックスし、とても奥深くおいしくなります。当園でも人気の商品です。

 

・青大豆(越前みどり)200g


煮豆にはピッタリの青大豆。青大豆は普通の白大豆と比べ濃厚な味わいが特徴です。

 

・桑の木豆200g


秋は若莢で収穫して食べますが、そのまま実をいらせて乾燥豆として食べるのもまた格別なインゲン豆です。岐阜県の地野菜のひとつです。

 

・サユールイトシロ製サルサソース

パスタソースの他に、パンやピザのトッピングにも最適。後を引かないフレッシュな辛味とトマトの旨味のバランスが最高です。

 

・サユールイトシロ製かぶらソース

石徹白の固有種といえる「石徹白かぶら」をニンニクと岩塩、有機豆乳だけで作ったかぶらのパスタソースです。石徹白かぶら特有のおいしさをそのままにクリーミーなソースに仕立てました。

 

・じゃがいもセット(キタアカリ・男爵・メークインを各5kgずつ)
皮までオイシイ!と定評のサユールイトシロのじゃがいもを定番の3品種をそれぞれ5kgずつ詰め合わせています。お送りするのは採りたてのフレッシュなじゃがいもですが、これを冬まで貯蔵した冬越しのじゃがいもがまた最高に美味しいのです。

 

・石徹白区ホームページ制作「石徹白人Tシャツ」


私も運営に関わっております、石徹白区の公式ホームページ「石徹白人(いとしろびと)」で作っているTシャツです。サイズはS、M、Lの3サイズ。色はその時の在庫で変わってきます。御希望に添えない場合もあるかもしれませんのでご了承ください。石徹白ファンの方には是非着ていただきたいTシャツです!


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