食道狭窄の子猫の命をつないで!小さなむぎの戦いに支えを…

食道狭窄の子猫の命をつないで!小さなむぎの戦いに支えを…

支援総額

778,000

目標金額 600,000円

支援者
100人
募集終了日
2020年5月28日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

【ネクストゴールについて】

 

この度は、たくさんの方からのご支援を頂きありがとうございました。おかげさまで無事にプロジェクトが達成できました。温かい言葉や励ましの言葉にも大変助けられました。本当にありがとうございます。

 

皆さんのおかげで、終了まで十分の期間を残してプロジェクトが達成できたので、残った期間でネクストゴールを目指したいと思います。

 

新着情報にも載せましたが、手術は無事に終わり、今は術後の経過をみているところです。

 

順調に回復していっても、今後はステントを入れたところは食道の他のところより広がる幅が少ないため、ご飯は特別なものが必要です。ドライフードは食べられないので、特別療法食を準備しないといけません。

また、本来なら縫い付けて固定するものでないものを縫い付けているため、定期的にバリウム・レントゲン検査をして、ステントの状態を確認していく必要があります。

 

それらの費用が毎月数万円かかる予定です。

これを支援していただけると大変助かります。

今後10年以上は一緒に生活できると信じて、考えていくと検査費用だけでも数百万円になってきます。

もちろん私たちの責任で一緒に生活しているので私たちが負担していくべきものということは重々承知しております。

しかし、今までの手術や繰り返し行われた狭窄部分を広げる処置等で、財政的にかなり厳しいもの現状です。

 

これを少しでも支援をお願いしたいと思い、ネクストゴールを設定することを決意しました。

目標金額としては40万円にしたいと思います。

たくさんの方の支援のおかげで、手術ができたこと、むぎの命がつなげたこと、大変感謝しております。

これ以上、誰かに迷惑をかけたくないという思いもあり、設定することはだいぶ悩みました。

しかし、やはり今後のことを考えるとせざる負えない状況です。

 

むぎが安心して過ごせるように・・・

むぎにとって安全なご飯をたくさん食べれるように・・・

 

どうか、ネクストゴール達成まで引き続き皆様のご支援よろしくお願いします!

 

 

▼自己紹介

 

はじめまして。大橋圭吾と申します。

去年の夏、一匹の子猫が妻の実家の庭に現れました。

 

庭にいるむぎの写真
実家の庭にいたむぎ

 

 

元々は離れの小屋で生まれたようですが、生まれて間もなく親猫が他の場所に移動させるときにこの子猫だけ置いていったようで1匹でうずくまっていました。数日間は親猫が迎えに来るかもしれないと様子を見ていたのですが現れず、日に日に元気がなくなっている姿を見ていると「助けてあげなきゃ」という想いが強くなりました。妻は昔、実家で犬を飼っていたことはあったのですが、子どもたちはもちろん私も動物を飼うことは初めてで、家族でよく話し合い、みんなで責任をもって面倒を見よう!と家族に向かえ入れる決意をしました。

 

とても小さくて、子猫とは思えないハスキーな鳴き声もかわいい。『むぎ』と名付けました。

 

(むぎの紹介動画をフォトムービーで作ってみました。良かったらご覧ください。)

 

 

 

むぎはとても賢く、一緒に生活を始めたすぐからトイレの失敗もなく、子どもたちと遊ぶ時も決して爪をたてることなく、穏やかな生活が始まったかのように思いました。

 

むぎとの生活が始まりました。恐らく6月生まれだろうということでこの時で生後1~2か月ほど。男の子です。(2019年7月頃)

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

(長文になりますが、ぜひ最後までお付き合い下さい。)

 

「ミーミーミ―!」

突然、苦しそうに叫び、食べたものを吐くという日が続きました。

 

 

ここからむぎの食道狭窄との

長い闘いが始まります

 

 

小さな体を苦しそうに震わせて、叫びながら吐く姿に異変を感じ、近くの動物病院に連れていきました。強めの吐き気止めの注射を打ってもらい、家で様子をみることになりましたが、帰っても食べたものは全て吐き、700グラムしかない体に何も入らなくなってしまいました。

次の日、また病院に行き点滴、入院。バリウム検査をしてもらうと、食道が狭窄していて食べ物が何も通らなくなっているという話でした。

 

700グラムというガリガリの状態で栄養が全く入らないというのは命に関わる。早急に手を打つ必要があるが、子猫ということでただでさえ狭い食道が狭窄していることにより、より狭くなっていて、この病院では処置が難しい。ここから2時間弱くらいの動物病院で処置ができるかもしれない」

 

一緒に生活を始めたむぎ

 

すぐにそこを紹介してもらい、初めて聞く病名に不安でいっぱいでしたが、わらにもすがる思いでその日のうちに専門の病院へ。

 

「食道が1ミリくらいしかあいていない。10ミリまで広げることができたら、ドライフードも食べることができるので、内視鏡で診てみて、バルーンで広げられるようだったらそのまま10ミリまで広げるよう処置します」

 

ということで、入院。その日の夜に「うまくいった」という連絡をもらい一安心。次の日に迎えに行きました。

 

 

 

しかし、帰ってからとても大人しく、入院疲れかなと思っていましたが、次の日も元気がなくジッとして動きませんでした。頭をあげているのもきつそうな様子に不安になり、病院に連れていきました。血液検査をすると、貧血の程度をみるPCVという値が24%~45%が正常値という中、むぎは7%しかなく命に関わる値。そのまま入院して輸血をしてもらうことに。次の日の朝、病院から電話があり、

 

「輸血はうまくいったが、朝からぐったりしている。食道が破けているようで、すぐに開腹して食道の縫合手術をしないと命に関わる」

 

ということでした。心配で心配で1日中電話を握りしめて過ごしました。手術はうまくいき、数日入院し、その間は食道チューブで栄養をとることに。

 

小さな体で頑張りました

 

 

手術の傷跡が痛々しい・・・

 

 

食道チューブの跡です

 

 

しかしまた、退院し3日ほどで、突然吐血してぐったり。鼻を見たら真っ白で、すぐに病院へ向かうのですが、その途中の車内でも大量に吐血し、気が気ではありませんでした。今回もPCV値は9%で危険な数値。そのまま再度入院、輸血。

 

 

退院しましたが、今度は食事が通らなくなりました。食べても吐き、水分もとれなくなりました。病院に連れていき検査をすると、また食道が狭窄しているとのこと。今はとにかく体重を増やす必要があるということで、胃ろうをし、体が成長してから食道をまた広げることになりました。

 

胃に直接チューブを通してご飯をチューブから直接胃の中へ入れる胃ろう。

 

普段の生活も胃ろうチューブを付けたまま

 

生活しやすいように洋服を作りました

 

 

 

 

しばらく胃ろうを続けましたが、食道は塞がれたままなので食道内に唾液が溜まり、それを苦しそうに吐き出す日々でした。結局、胃ろうでは体重が増えず、吐くときには毎回結構な痛みも伴っているはずということで、先生との相談の結果、このまま胃ろうを続けるより

 

狭窄している部分を

切り取る手術をすることになりました

 

大がかりな手術になり、むぎの負担も大きいものでしたが、問題となっている狭窄部分を切除することで今後は回復に向かうだろうとの苦渋の判断です。手術中の出血が多く、貧血になったため、術後は再度輸血をしたそうです。大がかりな手術だったため、10日間の入院になりました。(念のため胃ろうチューブは残したままです。)

 

手術の次の日の面会。強い麻酔を使用していたのもあり、まだぼーっとした様子。
私たちが来たことは分かるようで必死に近寄ろうとするのですが、
体がふらふらして思うように動かせないようでした。

 

 

術後3日目の面会。会うなりゴロゴロのどを鳴らして、「早くお家に帰ろうよ~」と離れませんでした。

 

 

退院後も、数日は容体が安定せず、発熱などでなんどか病院へ駆け込んだこともありましたが、ご飯は口から食べられるようになりました。しかし、食後すぐに、ご飯が食道に残らないように体を縦向きに抱きあげる「縦抱き」は必須でした。それでも徐々に元気になって、食後に縦抱きされることを嫌がり、走って逃げ回るくらいまで回復しました。人と過ごすことが大好きで、常に家族の誰かの膝の上にいました。寝るときも妻のベッドに入り込み、腕枕で寝るようになっていました。

 

 

食事も口からしっかり食べれるようになったため胃ろうをとる処置をしてもらい、その後は、地元の病院で診てもらうように手配してもらいました。

 

大好きなサメサメと遊ぶむぎ。傷跡もほとんど分からなくなりました。(2019年12月頃)

 

体重も順調に増えていき、2度目の予防接種も無事に終え、とうとう体重も2キロ越え!!今度は去勢手術ができるかな?と、ようやく先を見据えた話を先生と話をしていた矢先・・・また・・・少しづつ食べれなくなってきました。ウェットフードをミルクに溶かしてサラサラにすると、なんとか食べれるようでしたが、ある朝、食べながら変な吐き方をしました。これはもしかして・・・と思いすぐに2時間弱かけて専門の病院へ。

 

 

やはり・・・

食道が狭窄しているということでした

 

 

入院し、内視鏡で食道を広げる処置をしてもらいましたが、

 

「狭窄部分を取り除いたのに狭窄を繰り返す理由がわからない。しばらく食道にチューブを入れて食道が狭窄しないようにしてみてはどうか」

 

ということになり、手術をして首から食道チューブを通し、そこからご飯を流し込む日々が始まりました。

 

首から食道チューブが出ているので、マフラーを巻いて過ごしました。(2020年1月頃)

 

 

 

3週間、食道チューブで過ごし、食道も落ち着いただろうという事でチューブを抜くことになりました。これでやっと落ち着く・・・と誰もが安心していましたが・・・

 

のんびりと眠るむぎ

 

チューブをとって2週間後、また突然の嘔吐。病院に連れていくと、

 

また食道が狭窄している・・・

 

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

これ以降は、食道が狭窄する度に内視鏡&バルーンで食道を広げてもらう処置を繰り返す日々になりました。

 

唾液に粘性があるため、食道が狭くなってくると唾液が溜まり嘔吐しますが、粘性があるためになかなか吐き出せず「ミャーミャー」苦しそうに嘔吐する様子はとてもかわいそうです。唾液が食道に蓋をしてしまうのでご飯も吐いてしまいます。その度に処置をしてもらうのですが、処置後、長くても10日、短くて3日程でまた食道が狭窄するので、その都度、専門の病院に連れていき広げる処置をしてもらっています。この処置にはバリウム検査も入れて毎回4万円ほどの費用がかかり、また病院までの往復や診察、処置の時間で6~8時間ほどかかっています。

 

先生も原因をいろいろ調べ、たくさんの文献の中から探してもらったりドクター仲間で対処法がないか聞いてもらったりしてくれているようですが、猫の食道狭窄の事例はあまりなく、あったとしてバルーンで広げると治るものだそうで、むぎのように何度広げても狭窄する症例は珍しいそうです。


ただ、このままひと月に何度も内視鏡&バルーンの処置をしていくことはむぎにとっても私たちにとっても負担が大きいものです。

 

今回のプロジェクトでは

むぎの食道狭窄に関する手術・施術を行います

 

そういう状況の中、今回先生から、食道の狭窄部分にステントを付ける手術と、食道バイパス手術を提案されました。

ステントというのは網目の筒状のもので、本来は人の食道や腸、血管などの治療に使うものです。それを使うとこれまでのようにチューブでご飯を入れるようなことはしないでも食道が狭窄しないようにある程度の幅を保つことができます。

食道バイパス手術は、狭窄している部分が心臓や太い血管から常に圧迫されている部分なので、違う場所を迂回できるよう食道を一度切断し縫合しなおし、圧迫から解放させる手術です。

 

 

どちらも大がかりな外科的な手術が必要です。手術費やもろもろの処置費を合わせると約50万円かかるそうです。責任をもって一緒に生活をすると決めた以上、処置等の費用を捻出できるように色々と節約したり、大きな手術の時は貯金を崩して乗り越えてきましたが、今回の手術費用を皆様からご支援頂ければ本当に助かります。

 

むぎは、ごはんが食べられずガリガリだったことや、出血による極度の貧血などで、何度も一刻の猶予もないと言われながらも何とか命をつないでくれました。

 

生きる力がある子です

 

骨格が大きく成長する時期に栄養が充分にとることができなかったため、まだ2キロしかありません。間もなく骨格の成長が終わる時期になるそうで、ずっとこのくらいのサイズだろうと言われています。

そんな小さな体で、嘔吐を繰りした辛さや、治療の痛さ、人が大好きで常に家族と一緒にいるむぎが、一人ぼっちで入院する寂しさを乗り越え、なんとか1歳になろうとしています。

 

私たちも「しばらく胃ろうになります」と言われて「胃ろうって何!?」と調べてみても、猫の胃ろうはとても珍しく、どうしてあげればいいのか何もわからず。何とかむぎが生活しやすいように試行錯誤でチューブが邪魔にならない洋服を作ったり、食べ物はペースト状のものしか入らないのですりこぎでペースト状にしてあげたりの日々を過ごしてきました。食事後の縦抱きは必須で、どんなに嫌がられても、むぎのためと抱き続けました。

 

先生から手術の提案をされ、金額を聞いても

 

「お金がないからむぎの命は諦めます」

 

ということは言えませんでした。

どうしても、むぎの命を諦めたくない一心で頑張ってきましたが、私たちだけでは繋ぐことが難しい状況になってきました。

どうか、むぎの命をつなぐために、みなさんの支援をお願いします!!

 

小さなむぎが、お腹いっぱいご飯が食べれるように・・・

嫌いな縦抱きをされなくてすむように・・・

嘔吐の苦しさや、一人ぼっちで入院する寂しさを感じなくてすむように・・・

 

どうか、どうか、みなさんの力を貸してください。

よろしくお願いします。

 

安心して満足いくまでご飯を食べさせてあげたいと思っています。

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

手術をすることで、安全に食事がとれ、まだ遊び盛りのむぎが走って回ることができます。大嫌いな食後の縦抱きもしなくてすむようになります。

 

何より、命を諦めずにすみます。

 

どうかみなさんの支援をよろしくおねがいします!!!

 

 

 

■支援していただける皆様へ

現在、むぎの食道の中には先生の手作りのチューブのようなものを入れて様子を見ていますが、それは長く入れておけるものでもなく、また、嘔吐によって外れる可能性もあります。

今はステントを取り付ける方向で準備等をしてもらっていますが、本来は人用に作られているステントしかないのでむぎに合うステントが見つからない場合はバイパス手術になると思います。また、むぎの容態によっては、上記2通り以外の方法で狭窄症に立ち向かっていかなければなりません。その際も、今回ご支援いただいたお金は全額むぎの治療に充てることをお約束しますと共に、支援者の皆様に必ず詳細をご連絡いしますので、ご支援、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

長文でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

よろしくお願いします!

・プロジェクトの修了要項

 

治療・手術対象

むぎ(猫、雑種、10か月、オス)

 

治療・手術内容

食道狭窄のための食道拡張手術

 

治療・手術完了予定日

2020年5月31日

 

 

 

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リターン

3,000


むぎちゃん頑張れ!

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むぎの治療に全額使わせていただきます。
お礼のメール、経過報告のメールを送らせていただきます。

申込数
51
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

5,000


むぎちゃんファイト!!

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申込数
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3,000


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