音を失いそうな弟を助けてください

音を失いそうな弟を助けてください

支援総額

1,402,320

目標金額 330,000円

支援者
206人
募集終了日
2020年11月25日

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2020年10月04日 18:41

一見わからないこと

▼いつもご支援いただいている皆様へ

どんどんと日中の時間も短くなり、秋になってきましたね。今年はコロナの影響で大したイベントもなく、季節をゆっくり感じる間もなく秋になったような気がします。

日頃私たちを支えていただいている皆様に、今回は弟の通院に同行した際に私が感じたお話をしようと思います。

▼補聴器をつけながら通院

私に病気のことを打ち明ける前に、弟は耳のステロイド注射による治療を一区切り終えておえり、次の治療を検討する前に一旦補聴器をつけるよう医師に進められていました。そして約2-3カ月ほど前から、補聴器を試用している最中に脚の具合が悪化しMRIを受けた結果、ステロイド治療の影響で「大腿骨頭壊死」の難病を併発したことがわかったのです。そして脚の治療のため、耳の治療を受けた同じ病院の整形外科に通院することになりました。

 

前回『友達からのアドバイス』の投稿で、私がお盆に一度帰省し弟の通院に同行したお話しましたが、その時久々に会った弟はレンタルした補聴器をつけていました。

私の祖母も補聴器をつけていたのですが、祖母がつけていた補聴器は見た目も仰々しく、時折補聴器から「ピー―――ッ」と騒音が出たりとあまりいい思い出がありませんでした。

しかし最近の補聴器は本当に凄いです。弟に久しぶりに会った時、補聴器が全く目立た耳に入るチューブも透明で、弟が補聴器を試着していることが一見わからなかったのです。さらに今はスマホと連携してアプリで機器の音量調節等もできるそうで、祖母のつけていたあの補聴器からの進歩にとても驚きました。

 

そして私は補聴器をつけた弟の通院に同行したのですが、そこでこの「一見わからない」ことについてある意味考えさせられることがありました。

 

▼一見わからないこと

一緒に病院に同行すると、弟は受付や会計など1人でできることは自分でやると行ってそれぞれの係りの方の所へ行き、対応してもらっていました。私はすぐそばの待合スペースで見守っていたのですが、弟が補聴器をつけていることが「一見わからない」ために、受付の方が普通に会話されるのです。またコロナ対策のために受付にはアクリル板があり、それもあって弟は少し聞きづらそうに耳を近づけていました。私は心配になって弟のもとに向かいましたが特に受付の方が変わることもなく弟が補聴器をしていることに気が付かないままやりとりは続き、弟は一生懸命耳を傾けて対応していました。

弟は補聴器を付けてからある程度普通に会話できるのですが、パーティションがあるところや、人が多い場所、会話する人数が多いと全ては聞き取れないことも多々あるようです。帰省した際弟を交えて度々複数人で会話しましたが、聞こえなくても話が変にならないように頷いたりにっこりしたりしていました。

 

補聴器をつけながら病院に通院したり、人と接している弟の様子をこの目で見て、改めて「一見わからない」この耳の病の辛さと、それを1人で乗り切ってきた弟の強さを感じたのです。

 

明らかに腕が折れている人がいれば、周りの人は困っていたら手を差し伸べやすいし、何が不自由か想像しやすいと思います。しかし耳の不自由な方は「一見わからない」ため、その人が困っているかまたどれほど不自由しているかはなかなか理解しにくいでしょう。病院の受付の方でさえ気づかないのですから、普段日常生活ではより周囲の方にはより気づかれにくいと思います。そして弟のようにむしろ周囲を気遣って、こちらに負担をかけないように本人が努力している場合もあるかもしれません。

今はコロナの影響もあり、より人々は自分のことで精いっぱいになっています。でもそういう時だからこそ、人一倍困っている人には支えが必要だと思うのです。

私は今回のことを通じて感じたことを皆様と共有することで、今も「一見わからない」病などで困っている人達が1人でも多く救われたらと思い、このお話しをさせていただきました。

 

▼近々補聴器を購入します!

弟から連絡があり、長い試用期間を終えて補聴器を購入するようです。

購入したらまた皆様にご報告しようと思います。

 

今回の最後に…

最初の新着情報に描いたイラストになった私の実家の愛犬です。

ちなみにこう見えてこの子は13歳で耳がもう聞こえていません。「一見わからない」ためよく子犬に間違われて子供に追いかけられますが、もう立派なお爺さんです。散歩もお爺さんのゆっくりペースじゃないともうできません。無理に走った日は死んだように寝ています。やっぱり周囲がちゃんと理解することが大切だとこの子からも教えられます。

 

いつも最後まで目を通してくださってありがとうございます。

そんな方のおかげでこうして続けていられます。

PJ公開後動きが鈍くなってまいりましたので引き続き、拡散にご協力いただけますでしょうか。

 

引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

リターン

500


500円支援

500円支援

お礼のメール+弟のイラスト文字なし画像jpg1枚
(プロジェクト文に添付したイラストのうち、表紙の音符を抱える弟のイラストを1枚を文字なしでお送りします。)

申込数
26
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

1,000


1000円支援

1000円支援

お礼のメール+弟のイラスト文字なし画像jpg3枚
(プロジェクト文に添付したイラストのうち、表紙の音符を抱える弟・幼稚園時代の弟・サッカー少年時代の弟のイラスト3枚を文字なしでお送りします。)

申込数
49
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

500


500円支援

500円支援

お礼のメール+弟のイラスト文字なし画像jpg1枚
(プロジェクト文に添付したイラストのうち、表紙の音符を抱える弟のイラストを1枚を文字なしでお送りします。)

申込数
26
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

1,000


1000円支援

1000円支援

お礼のメール+弟のイラスト文字なし画像jpg3枚
(プロジェクト文に添付したイラストのうち、表紙の音符を抱える弟・幼稚園時代の弟・サッカー少年時代の弟のイラスト3枚を文字なしでお送りします。)

申込数
49
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月
1 ~ 1/ 6

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