《昭和の電車で古本市》地域発信イベント「しましま本店」を開催したい
《昭和の電車で古本市》地域発信イベント「しましま本店」を開催したい

支援総額

274,000

目標金額 180,000円

支援者
49人
募集終了日
2025年3月25日

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2025年02月11日 19:55

【HISTORY】 "山の玄関口"新島々駅のあゆみ

《昭和の電車で古本市》地域発信イベント「しましま本店」を開催したい をご覧いただきありがとうございます。このページでは、本イベントの舞台である鉄道上高地線と新島々駅のあゆみについてご紹介します。

 

 

鉄道上高地線は長野県松本市の西部地域を東西に横断する全長14.4km.の鉄道です。起点の松本から終点の新島々駅まで14の駅があり、片道の所要時間は約30分。普段は、通勤・通学・通院といった沿線地域の生活の足として、春から秋のグリーンシーズンには上高地をはじめとする北アルプス各地へのアクセス手段として、年間170万人余りの人々に利用されています。

 

島々線敷設工事の様子(大正10年)
島々線敷設工事の様子(大正10年)

 

鉄道上高地線の歴史は1920(大正9)年に地元有志の手で設立された筑摩鐵道に始まります。当時、国に提出された設立趣意書には、地域の輸送の近代化と交通機関の整備を通じた日本アルプス・上高地の開発を目指したことが記されています。

 

島々駅前に勢揃いした乗合自動車
島々駅前に勢揃いした乗合自動車(昭和10年代)

 

上高地線の前身に当たる筑摩鐵道島々線は、1921(大正10)年10月2日に松本駅~新村駅(6.2km)が開業。翌1922(大正11)年9月26日には、当時の終点である島々駅までの全線が開通しました。昭和の時代に入ると、釜トンネルの開通(昭和2年)や島々駅~上高地(大正池)までの乗合自動車の運行(昭和8年)も始まり、島々線は山ゆき電車としての賑わいをみせる様になります。

 

昭和33年より導入された10型電車
昭和33年に導入された10型電車.

 

「もはや戦後ではない」と経済白書にも謳われた1955(昭和30)年に、島々線は現在の名称である上高地線と改称されました。車両の近代化も進められ1958(昭和33)年には10型電車を導入。折からの大衆登山ブームもあり島々駅の利用者も1日3000人~4000人と急増します。

 

急行こまくさ号の出発式(昭和42年・新島々駅)
急行こまくさ号の出発式(昭和42年)

 

こうした状況に対応する形で、1966(昭和41年)に上高地ゆきのバスターミナルが、島々駅から一駅隣の赤松駅に移転することになりました。これに合わせ、駅名も現在の新島々駅に改称されています。1967(昭和42)年には名古屋からの直通列車「こまくさ号」の運行も始まりました。

 

新島々駅前に復元された旧島々駅舎(2022年解体)
新島々駅前に復元された旧島々駅舎(2022年解体)

 

昭和50年代に入ると、自家用車の普及や大都市部からの直行バスの運行に伴い、上高地線電車の利用者は減少します。1983(昭和58)年には台風災害により新島々駅~島々駅の区間が不通に。復旧に多額の費用がかかることや、利用者自体が減少していたこともあり、同区間は1985(昭和60)年に廃止の憂き目をみることになりました。

 

観光客や登山客で賑わう夏の新島々駅(2024年)

 

近年の新島々駅は、外国人観光客を中心に利用者が回復傾向にあります。上高地の入り込み客数も2024年シーズンには140万人余りを記録しましたが、その一方で、上高地への唯一のアクセスルートである国道158号線の道路渋滞や、マイカーからの乗り換え拠点であるさわんど地区の駐車場の満車・路上駐車の発生といった事例が問題となりました。

 

 

こうした地域課題や、環境に配慮した持続可能な観光地のあり方が問われる中で、上高地線電車やバスといった公共交通機関と、その結節点である新島々駅がこれから果たして行く役割は決して小さなものではないでしょう。

 

新島々駅待合室に設置している「ブックスタンドしましま本店」(無人古本販売所)
しましま本店が新島々駅待合室に設置している「ブックスタンドしましま本店」(無人古本販売所)

 

"山の玄関口"新島々駅を、ただの通過点ではない、魅力的な場所にして行くためにどう活用していくのか?しましま本店実行委員会活用が皆さんと一緒に考え、取り組んでゆきたいテーマのひとつです。

リターン

5,000+システム利用料


体験コースA (イベント招待券付プラン)

体験コースA (イベント招待券付プラン)

「しましま本店-本と電車と春のさとやま-」イベント当日に使用できる招待券をお送りします。

※有効期間:2025年4月12日(土)10:30-14:30  
※招待券はEメールにて送付いたします。
※招待券はご支援1口につきお1人様分(1枚)をお送りします。
※招待券は本イベント当日に限り有効です。当日イベントに参加しない場合も払い戻しはできません。
※現地までの往復の交通費等は各自でご負担いただきます。

申込数
3
在庫数
27
発送完了予定月
2025年4月

8,000+システム利用料


体験コースB 貸切列車へご招待&イベント招待券付プラン)

体験コースB 貸切列車へご招待&イベント招待券付プラン)

「しましま本店-本と電車と春のさとやま-」イベント当日に運行する貸切列車「走る!しましま本店|新島々→松本」にご招待&イベント当日に使用できる招待券をお送りします。

<貸切列車「走る!しましま本店|新島々→松本」>
貸切列車運行日:2025年4月12日(土)
運行時刻:新島々駅15:30発→松本駅16:00着(運行時刻は目安です。)

※招待券はEメールにて送付いたします。
※招待券はご支援1口につきお1人様分(1枚)をお送りします。
※招待券は本イベント当日に限り有効です。当日イベントに参加しない場合も払い戻しはできません。
※途中駅での乗り降りはできません。
※貸切電車は旅行商品ではなく支援に対する返礼です。
※現地までの交通費は各自負担となります。

申込数
7
在庫数
13
発送完了予定月
2025年4月

5,000+システム利用料


体験コースA (イベント招待券付プラン)

体験コースA (イベント招待券付プラン)

「しましま本店-本と電車と春のさとやま-」イベント当日に使用できる招待券をお送りします。

※有効期間:2025年4月12日(土)10:30-14:30  
※招待券はEメールにて送付いたします。
※招待券はご支援1口につきお1人様分(1枚)をお送りします。
※招待券は本イベント当日に限り有効です。当日イベントに参加しない場合も払い戻しはできません。
※現地までの往復の交通費等は各自でご負担いただきます。

申込数
3
在庫数
27
発送完了予定月
2025年4月

8,000+システム利用料


体験コースB 貸切列車へご招待&イベント招待券付プラン)

体験コースB 貸切列車へご招待&イベント招待券付プラン)

「しましま本店-本と電車と春のさとやま-」イベント当日に運行する貸切列車「走る!しましま本店|新島々→松本」にご招待&イベント当日に使用できる招待券をお送りします。

<貸切列車「走る!しましま本店|新島々→松本」>
貸切列車運行日:2025年4月12日(土)
運行時刻:新島々駅15:30発→松本駅16:00着(運行時刻は目安です。)

※招待券はEメールにて送付いたします。
※招待券はご支援1口につきお1人様分(1枚)をお送りします。
※招待券は本イベント当日に限り有効です。当日イベントに参加しない場合も払い戻しはできません。
※途中駅での乗り降りはできません。
※貸切電車は旅行商品ではなく支援に対する返礼です。
※現地までの交通費は各自負担となります。

申込数
7
在庫数
13
発送完了予定月
2025年4月
1 ~ 1/ 7


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