飲食店を開業して「こども食堂」を併設運営したい！

　☆自己紹介☆　

みなさん！美味しいごはんを食べてますか？

初めまして、麻野知英と申します。

私は家庭の事情で5歳から高校卒業まで児童養護施設でお世話になりました。

高校を卒業してから2年半は工場で３交代勤務を経験し、以後３２年間は運送業に従事してきました。

宅配・引っ越し・長距離等の運転手として１８年、管理者として１４年務めてきました。

５２歳になりますが、今までに経験したコミュニケーションやマネージメント能力等、自分のスキルを今、誰かの役に立てればと動き出します。

 

　☆プロジェクトを立ち上げたきっかけ☆　

 

未だに学歴重視の会社が多い中、児童養護施設では当時は家庭の事情で高校にも進学が出来ずに中学を卒業して直ぐに就職をする子供が多かったです。

今では施設でも高校に進学する子供も多くなってきている様ですが、施設に限らず進学したくても出来ない子供達は今でもたくさんいます。

 

就職できても「中卒」という偏見が少なからずついて回りなかなか正社員になれなかったり、理由も知らずに見下されたり、会社からの不当な対応に泣き寝入りした人も聞きます。

 

ならば・・・、です。

 

「中卒」でも社長になれる環境を作って将来のある子供を雇用して育成したい！

こんな構想を数年前から考えていました。

これが私のＰＪの始まりです。

 

当初は飲食店で始めようと考えていましたが、今年に入り新型コロナ感染症で飲食業界はあっという間に厳しい状況になりましたね。

そこで私は唐揚げ等のテイクアウトをメインに考え直してみました。

 

居酒屋やラーメン店が軒並み閉店している中で、実家も閉店・・・

身内からも「何もこんな時期にやることは無いだろう」とも言われましたが、お店を構えるからと言ってただお客さんを待つ弁当屋・飲食店をやるだけでは無いんです。

 

 

実際に居抜き店舗の内覧に行ってみると、テイクアウトをメインで居抜き店舗を活用すると店内の客席が空きます。

 

その空間を見て「この空間をこども食堂に利用したら地域の方にも喜ばれる」と閃き、こども食堂を併設したお弁当屋さんを考えました。

一般家庭での食事事情では両親が共働きで子供はコンビニ弁当やカップラーメン、そして孤食等を耳にします。

更に人とのコミュニケーションをとらずに部屋に引きこもる、これは子供達だけの問題ではなく、一人暮らしの大人でも同様です。

まだまだ知名度が低い様に思う「こども食堂」は私が住む地域では２か所あります。

イベントの様に月１回や週１回程度が一般的です。

この「開催頻度」を多く（週５回）設定できるこども食堂を運営しようと考えています。

 

 

　☆プロジェクトの内容☆　

 

【雇用】

テイクアウトは唐揚げ等、鶏肉をメインにした弁当や総菜の調理販売で作り立てを提供します。

雇用した誰が作っても同じ商品になる様に調理方法はすべてマニュアル化し、新商品も随時開発し続けて仕事の楽しさを取り入れます。

雇用する対象者は高校進学を諦めなければならない児童養護施設出身者からと考えていますが、柔軟に対応していきます。

 

【こども食堂】

新商品の試食もある作り立ての食事を「原価」で提供します。（無料も視野に入れています）

対象者は誰でもＯＫ！ですが、事前申し込み方法で人数制限を設けます。（１回１０人程度）

調理が好きな子供がいればやらせてあげたり、定期的にイベントを開催して参加者の交流を深めます。

 

【食品ロス対策】

基本的には注文を受けてから調理する為に食品ロスはほぼありません。

 

【食材廃棄を削減】

生産者様で発生する「廃棄物」の問題も理由は様々ですが、見た目が悪く商品として出荷出来ないが食材としての利用は出来る。または流通が滞り、販売先が無くなりやむを得ず「廃棄」している「大切な食材等」を「こども食堂」に使用させて頂きたいと考えています。

 

　～予算～

物件取得費用　：　600000円

店舗改装費用　：　1300000円

設備投資費用　：　1367200円

・・・・・・・・・・・・・・・・・

初期投資費用計：　3267200円

その他

人件費・広告費や材料費等もありますが、設備を最小限に抑えて支援金目標金額は2500000円に設定しました。

 

　☆プロジェクトの展望・ビジョン☆　

 

雇用した子供達が私と同じ様に、こども食堂を併設した店舗で独立し雇用する事を支援します。

「中卒」でも経営者になって雇用する側になってもらいたいんです。

こども食堂が開催出来る場所が確保できれば、お弁当屋さんや定食屋さんを経営して、こども食堂を開催するお手伝いをしてくれるだけも良いんです。

同じ「こども食堂」を運営していらっしゃる方々や食材等の廃棄でお困りの生産者様とのつながりもどんどん作っていきたいです。

こうやって仲間を増やして行って「雇用促進」「独立支援」「孤食・食事事情の改善」「廃棄物の削減」を進めて行きます。

 

 

 

【プロジェクト終了要項】

 

オープン完了予定日    
2020年10月31日

建築・改修場所    
神奈川県横浜市鶴見区駒岡3-4-6　１F

建築・改修後の用途    
調理販売、こども食堂

その他    
改修工事着手予定：2020年10月1日