みなさん、こんにちは。

実行者の柴山です。プロジェクトがスタートして1週間たちましたが、すでに48名の方から合計611000円のご支援がとどいております。

こんなに短期間でたくさんの方から応援をいただき、驚いているとともに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

今日は新宿校の1日を担当スタッフの中野からご紹介いたします。

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たぶんかフリースクール新宿校では現在、9ヶ国から来た25名の生徒が勉強しています。今回は新宿校の一日をご紹介します。

 勉強の内容は日本語と英語と数学、レベル別に4クラスにわけての授業です。
 朝8時50分、生徒たちが続々と登校してきます。最初は通勤ラッシュに驚き、なかには電車に乗ることができずに遅刻してしまった子もいましたが、今やみんなトラブルで電車が遅れた時はしっかり「遅延証明書」をもらってくるくらいに慣れてきました。
最初の2時間は日本語の授業。いちばん上のクラスでは高校入試に向けての読解テキスト。“人物の心の変化から主題をつかむ”など、「日本語」の難しさではない問題にも取り組まないといけません。このクラスは理科や社会も勉強していて、とくに日本の歴史はゼロからのスタートです。受験、そしてその後に続く高校生活のために学ばなければいけないことは限りなくあります。
 その下のクラスは今年の4月から日本語をはじめました。初級文法をひととおり終わり、読解問題に向けて語彙を増やす勉強をしているところです。まだまだ日本語に慣れない生徒たちは、なかなか覚えられない難しい言葉に時に投げやりになることもあります。それでも「高校に入りたい」という気持ちが彼ら・彼女らをふるいたたせます。
 後半の2時間は教科学習の時間。英語と数学を一日おきに勉強しています。数学は国によって基礎教育の内容も違うので、生徒ひとりひとりの「わかっていること」が違います。そのスタート地点がばらばらの生徒たちを、元々中学校や高校の先生だった講師が「入試で点を取ること」というゴールに向かって導きます。英語も出身の国によって差がありますが、フィリピンやネパール出身の生徒たちのなかには英検の準2級~準1級の実力がある子も少なくありません。しかし入試の英語は独特であるうえに、設問は英語の試験でも日本語…。英語力があっても設問が理解できずに点数がとれないこともあります。そのため何度も過去問を解いて精度をあげていき、入試本番の高得点を目指します。
 4時間の授業が終われば、ランチタイム。新宿校がある新大久保はいろいろな国のお店があって生徒たちには過ごしやすい界隈です。ハラルフードのお店もあり、ムスリムの生徒たちも安心して買い求めることができます。
 ランチタイムの後は自習の時間。漢字圏以外の国の出身者が多い新宿校では、最初こそ先生がしっかり漢字の書き順や形の指導をしますが、慣れてきたら自分で漢字学習をすすめます。放課後、友達と机を寄せ合って時々おしゃべりをしながら、競い合うように漢字を覚えていきます。でもやっぱり漢字は難しい。これなんだっけ…、この漢字のもうひとつの読み方は…と迷った生徒たちが「せんせい!せんせい!」と先生を呼ぶ声が響く、にぎやかな自習時間です。
 夕方4時。生徒たちが帰った後には、キッチン(もともと居住スペースだったところなので立派な台所があります)でお茶を飲みつつ生徒たちについて熱心に話し合う、講師の先生方の姿があります。
部屋の隅まで机がぎっしり並び、トイレの前はいつも行列、常に人にぶつかるちいさな学校ですが、「日本の高校で勉強したい」「生徒たちに高校に入ってほしい」そんな気持ちがいっぱいつまった空間が「たぶんかフリースクール新宿校」なのです。

たぶんかフリースクール 新宿校 中野真紀子

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