たぶんかフリースクール新宿校のいまとこれから

いよいよ梅雨の季節到来ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

たくさんの方からの温かいご支援に支えられて、2016年度「たぶんかフリースクール新宿校」がスタートして、2ヶ月がたちました。本日は、新宿校の現在の様子とこれからの新宿校についてご報告いたします。

 

 

「たぶんかフリースクール新宿校の今」

 

2016年度のたぶんかフリースクール新宿校は、フィリピン出身の2人、ネパール出身の2人、タイ出身の2人の計6人でスタートしました。

1日目はまず自己紹介。まだ日本語が話せなくても、知っている単語や英語を使っていろいろ教えてくれました。「ピアノを弾くのが好き!」「バスケットボールが大好き!」…みんな勉強するより音楽やスポーツのほうが好きなよう。

 

初日には表情も硬かった6人ですが、2週間もするとまるで別の子かと思うくらいに元気いっぱい。短い期間でここが彼らの「学校」になっていることを感じました。みんな冗談が大好きで、例文でもなんでも、とにかく笑いをとろうと競っています。競っているのは笑いだけではなく、テストや漢字ドリルの進み具合でも負けたくないようで、そのたびに大騒ぎ。クラスみんなが仲の良いライバルのようです。

 

 また、この時期は3月に卒業したばかりの先輩たちもよく顔を見せてくれます。先生たちに高校生活の報告をしたいこともありますが、どうも新入生が気になるようで、「今の子はなにじん?私と同じ国の子はいる?」と興味津々で教室をのぞく姿も。先生たちと楽しくおしゃべりする先輩を眺めている新入生に「先輩すごいね~」とスタッフが声をかけると、「私も最初はぜんぜんわからなかったよ」と先輩が優しくフォロー。来日してまだ日本語もわからず、「ほんとうに高校に入れるのだろうか、高校ってどんなところなんだろう」と不安いっぱいの新入生たちは、「高校、楽しいよ!」という先輩の言葉に勇気をもらったに違いありません。

 

このように「たぶんかフリースクール新宿校」の2016年度は、にぎやかに始まりした。子どもたちは来年の高校進学をめざし勉強をはじめています。Ready for?を通していただいた皆様からのサポートにより、安心して新学期を迎えることができました。改めまして、皆さまからのご支援深く感謝申し上げます。

外国から来た、学びたくても学ぶ場のない学齢超過の子どもたちの存在はなかなか見えにくく社会的認知度もあまり高くありません。そんな子どもたちの学ぶ場を守るためにたくさんの方たちが、温かいメッセージとともに本プロジェクトを応援してくださいました。本当にうれしく思います。

 

新宿校の今後

今後の新宿校について多くの方からご心配をいただきましたが、アメリカのIT企業Salesforce.comの企業財団であるSalesforce.org様からご支援をいただくことになり、今後も新宿校を安定的に継続していくことができるようになりました。Salesforce.org様は、2013年より、遠足やスポーツ大会の開催などさまざまな形で、当団体の活動や子どもたちを応援していただいております。行政の支援がない中、こうして民間の企業からご支援いただけることは大変ありがたくその意義は大きいと言えます。

 

子どもたちのほとんどは、思春期の多感な時期である10代で来日し、異文化な環境で生きていく不安を抱えながらで学んでいます。「たぶんかフリースクール新宿校」は、高校進学めざして勉強できる場所であるとともに、信頼できる教師や仲間とであえる大切な場所でもあります。これからも、私たちは子どもたちが安心して学ぶことができる環境をつくるために頑張っていきたいと思います。今後ともご支援どうぞよろしくお願いいたします。

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