パパも参加できる。離乳食づくりサポートプロジェクト

 

 

●小学館集英社プロダクション様との1年間のプロジェクト●

「ごかんごさい」のコンセプトである「5歳までに五感を育む」ことの大切さに共感していただいたのが、幼児教育で定評のある小学館集英社プロダクション様でした。創業当初から50年に渡って「教育」と向き合い、さらにその経験を生かして「保育」事業もされている企業です。

 

きっかけはスタートアップ企業と大手企業が協業する小学館アクセラレータープロジェクトでの出会いでした。私たちはこのスタートアップ支援プロジェクトに応募し、100社以上の応募があったうちの10社に採択していただきました。

採択いただいた結果、1年間にわたり小学館集英社プロダクション様と「ごかんごさい」のアップデートに向けて様々な取り組みを行いました。

 

 

●ママたちの本質的な課題の把握と教育的価値の付加●

①ママの実態の把握

プロジェクトが始まったころには、すでに「ごかんごさい」のサービスを開始していましたが、

「乳幼児を持つ子育て層が抱える課題は何か？」

あらためてママたちの本音を聴き、自分たちにできることは何かを考えてみました。

「ごかんごさい」の会員様だけでなく、会員ではない乳幼児のママたち13名に個別に、サービスの改善点だけでなく、日々の子育ての悩みに関しても、細かく、じっくり時間をかけてインタビューを実施しました。サービスに関するご意見は、すぐに取り入れ、改善していきました。

 

特に、インタビューから見えてきたのは、

「コロナ禍でさらに孤立し、子育てへの自信を大きく失ったママたち」の姿でした。

人との関わりを制限されたお家の中で育児のストレスや悩みを発散できなかったり、行動制限により子どもを好きなところに連れていけずのびのびと育児ができていなかったり…。

「このままでうちの子は大丈夫だろうか？」「我慢ばかりさせてしまっていて申し訳ない…」

 

コロナ禍で出産を経験したママたち。妊娠時に想像していた子育てと現実とのギャップに苦しみ、抱えこみ、自信を無くしてしまっているように感じました。

 

 さらに、ママたちは「食事の際の子どもへの声掛けに困る」「食べてくれないとつい笑顔を無くしてしまう...」「大人はマスクしているから、赤ちゃんの感受性が育つのか不安」といった【赤ちゃんとのコミュニケーション】に不安を感じていることも浮き彫りになりました。

 

赤ちゃんの笑顔がママの育児の自信にも繋がるはず。

食材やレシピの提供だけでなく、ママと赤ちゃんが離乳食の時間を楽しめるようなコミュニケーションをサポートすることも必要であると再確認しました。

 

②教育的価値の付加

インタビューの結果を受け、まずは赤ちゃんに離乳食を食べさせる際の「声掛け」に注目しました。

 ★親子のコミュニケーションを保育視点でアドバイス★

教育と保育のプロである小学館集英社プロダクション様の保育士や教育の専門家の方々から意見をいただきました。赤ちゃんの笑顔を引き出す声掛け方法や、食材を使った簡単なあそび、それだけでなく、頑張りすぎてしまうママがほっとするような育児に関するアドバイスを盛り込むなど保育の専門家ならではの意見もたくさんいただきました。

それらを反映させ、「離乳食に教育性を付加した商品」の開発を今も進めております。

 

今回のクラウドファンディングでお届けする、「離乳食づくり応援セット」の中に含まれている、ムック本の中にもママと赤ちゃんのコミュニケーション法や、レシピの食育アドバイスを掲載する予定です！お楽しみに！