支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 21人
- 募集終了日
- 2016年2月12日
希望のまちを諦めない、抱樸をひとりにしない|緊急プロジェクト
#まちづくり
- 現在
- 40,885,000円
- 支援者
- 2,006人
- 残り
- 27日
豊かな森づくりのためにいろいろな郷土種の苗を供給したい
#環境保護
- 総計
- 9人
“鉄道を撮る、鉄道に乗る”を楽しむ活動で鉄道会社を応援したい!
#観光
- 総計
- 41人
世界遺産の島で「五島焼」を復活させ、陶芸工房をつくる
#地域文化
- 現在
- 2,533,000円
- 支援者
- 137人
- 残り
- 21日
陽だまりサポーター募集 野良猫問題を解決し殺処分の子猫をなくしたい
#子ども・教育
- 総計
- 36人
利尻 島猫サポーター募集!利尻島の不幸な野良猫を”ゼロ”に!!
#医療・福祉
- 総計
- 24人
鳥サポーター募集中|鳥と人の共生を目指す活動にご支援を!
#子ども・教育
- 総計
- 31人
プロジェクト本文
木の限界に挑む「木の車椅子」
製品化に向けた試作品づくりを行っています!
はじめまして。『家具工房旅する木』の須田修司です。北海道札幌市の隣町、当別町という田舎町の、廃校になった元小学校の校舎を使って、毎日オーダーで家具を作っています。北国の田園風景のど真ん中にある工房は、時に厳しさと共に、四季折々の美しい風景を見せてくれます。
2009年から、この工房で『木の車椅子』を作ろうと構想を練り始めました。パーツの設計・試作からはじめ、2013年から全体のデザインを決めて、本格的な試作を開始しました。2015年現在、専門家にも相談に乗ってもらい、試作3号機までこぎつけました。3号機は完成度が高く、乗り心地も良い車椅子となっていますが、まだ細かい欠陥があったり、製品化に向けては強度試験などをしていかなければなりません。
しかし、これから乗り越えるべき壁の方が、今までよりもさらに険しいものなのです。原因の追求と対策、バランス、強度、デザイン、精度、木という素材の限界…に挑む事になってきます。『木の車椅子』製品化に向けた挑戦の後押しをお願いいたします!
日ごろ、家具作りの中で木に触れていると、
生き物を扱っているんだということを実感します。
毎日、真摯に木と向き合っていると、木という素材の温もりとか癒しの効果は、他の素材では代用出来ないことを実感します。そして、その扱いの難しさも。「ああ、生き物を扱っているんだなぁ」、という感覚があります。今回、木の車椅子を作ろう!と思ったきっかけも、根本はそんなところにあります。
車椅子は体の一部。
だからこそ、丁寧にデザインされたものを。
車椅子ユーザーにとってみると、車椅子は自分の体の一部です。自分の足なのに、日本の車椅子は、機能重視で味気ないデザインの、金属製のものがほとんどです。海外にはきちんとデザインされた車椅子もあるのですが、やはり金属製です。日本にも一部に木を使っているものはありますが、デザイン性に乏しく、「木で作りさえすれば、温もりを感じられるはず」と言わんばかりです。自分の足である車椅子こそ、温もりのある木で、丁寧にデザインされた美しいものであるべきだと思うのです。
本格的な試作に入ると、
毎日作っている家具とは勝手が違い、苦労の連続です。
普段の加工とは異なり、何もかもがやった事の無いほど複雑で、繊細で、難しい加工が続きます。
『木の車椅子』のコンセプト
■この車椅子に乗っている事にステータスを感じ、人に見せたくなることにより、より一層の社会生活への積極的な参加を促す。
■この車椅子に乗って、バリバリと活動している方を見ると、格好良い、負けていられない、あんな生き方をしたいと自分を見つめ直し、勇気づけられる。
車椅子を使う人だけでなく、それを使っているのを見た人の心、生き方にまで影響を与えられる。そのようなものを作りたいと思っています。
試行錯誤の末、完成した試作初号機。
実際に乗ってみると、致命的な欠陥や細かな欠点が。
長年の思いを込めた試作初号機。いざ完成してみると、なかなか簡単には乗れないものです。それでも恐る恐る乗ってみると、致命的な欠陥や、その他、細かな欠点が次から次へと出てきます。もちろん、最初から上手くいくとは思っておらず、欠点を洗い出しては修正した試作を作って、また欠点を洗い出して…と繰り返していくことは覚悟の上。試作2号機の設計、製作に入ったのが2014年9月。
大きな欠陥を修正するのは、意外と簡単ですが、細かな部分を修正したり、原因を突き止めて潰していく作業の方が、ずっと大変なんです。試作2号機の製作も1号機以上に苦労しました。もちろん、随分お金もかかります。全体的なデザインは、試作初号機でもいいなぁと思っていたのですが、完成した試作2号機を眺めると、さらに洗練された感じになりました。
木の限界に挑んで出来た、試作3号機。
車椅子ユーザーにとっては、座る行為がとても不安なものだから、フットブレードは上がらなきゃダメ。ストッパーがないとダメ。段差を乗り上げる際、補助の方がテコで力を加える機能は必要…等々。
それを元に3号機の試作に入りました。とても木では製作出来そうにない要望なのですが、出来ない事を証明するには、先ずはやってみないと証明できないので、やる事に。この世に出来ない事なんてないんですよね。出来ない事は、思い付く事も出来ないはずですから。
更なる安全性と使い心地を求めて、4号機の試作に挑みたいのです。
ここまで来たからには後に引けず、前へと進みたいのですが、3号機までの試作にかなりのお金と時間と労力をかけてきたので、試作4号機にかけられる試作費用が底をついてきました。そこで4号機製作にかかる、木材、特注の金物など材料費や、加工にかかる費用などに、皆様のご協力をお願いしたいと思います。
木材代:12万円
特注金物代:15万円
革代:5万円
特殊加工代:12万円
専門家への相談費用:6万円
合わせて50万円のご支援をお願いしたいのです。
誰もが乗りたくなるような車椅子を。
この車椅子を使う方は、閉じこもりがちになる生活から、積極的に外に出て、社会と関わりながら、まだまだ活躍したいと思うのではないかと思います。この車椅子に乗っている姿を見せたくなります。
また、こんな車椅子に乗って、社会で活躍している人を見た人は、あんな風な生き方をしたいと勇気づけられたり、刺激になり、自分の生き方を考えるようになるのではないかと思います。
試作品4号機はかなり完成度が高くなると思います。試作5号機、6号機を経て、2016年秋~2017年春には発表できると思っています。どうか、私の夢と思いを繋いで下さい。よろしくお願いいたします。
●北海道産亜麻仁油サプリメント
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プロフィール
札幌の隣町の廃校の元小学校を工房に、オーダーで心を込めて家具作りをしています。木と向き合いながら、明るい未来の為に出来る事を考えています。
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リターン
5,000円
お礼状
●感謝の気持ちを込めたお礼状
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年8月
10,000円
北海道産亜麻仁油サプリメント30粒
●感謝の気持ちを込めたお礼状
●試作4号機の試作課程をメールでご報告
●亜麻仁油サプリメント30粒。当工房の周りで栽培されているものを抽出しています。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 100
- 発送完了予定月
- 2016年8月
5,000円
お礼状
●感謝の気持ちを込めたお礼状
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年8月
10,000円
北海道産亜麻仁油サプリメント30粒
●感謝の気持ちを込めたお礼状
●試作4号機の試作課程をメールでご報告
●亜麻仁油サプリメント30粒。当工房の周りで栽培されているものを抽出しています。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 100
- 発送完了予定月
- 2016年8月
プロフィール
札幌の隣町の廃校の元小学校を工房に、オーダーで心を込めて家具作りをしています。木と向き合いながら、明るい未来の為に出来る事を考えています。