プロジェクト概要

木の限界に挑む「木の車椅子」

製品化に向けた試作品づくりを行っています!

 

はじめまして。『家具工房旅する木』の須田修司です。北海道札幌市の隣町、当別町という田舎町の、廃校になった元小学校の校舎を使って、毎日オーダーで家具を作っています。北国の田園風景のど真ん中にある工房は、時に厳しさと共に、四季折々の美しい風景を見せてくれます。

 

2009年から、この工房で『木の車椅子』を作ろうと構想を練り始めました。パーツの設計・試作からはじめ、2013年から全体のデザインを決めて、本格的な試作を開始しました。2015年現在、専門家にも相談に乗ってもらい、試作3号機までこぎつけました。3号機は完成度が高く、乗り心地も良い車椅子となっていますが、まだ細かい欠陥があったり、製品化に向けては強度試験などをしていかなければなりません。

 

しかし、これから乗り越えるべき壁の方が、今までよりもさらに険しいものなのです。原因の追求と対策、バランス、強度、デザイン、精度、木という素材の限界…に挑む事になってきます。『木の車椅子』製品化に向けた挑戦の後押しをお願いいたします!

 

(『木の車椅子』初号機)

 

日ごろ、家具作りの中で木に触れていると、

生き物を扱っているんだということを実感します。

 

毎日、真摯に木と向き合っていると、木という素材の温もりとか癒しの効果は、他の素材では代用出来ないことを実感します。そして、その扱いの難しさも。「ああ、生き物を扱っているんだなぁ」、という感覚があります。今回、木の車椅子を作ろう!と思ったきっかけも、根本はそんなところにあります。

 

(冬は雪に埋もれる工房)

 

(50年前に建てられた体育館を工房としています)

 

車椅子は体の一部。

だからこそ、丁寧にデザインされたものを。

 

車椅子ユーザーにとってみると、車椅子は自分の体の一部です。自分の足なのに、日本の車椅子は、機能重視で味気ないデザインの、金属製のものがほとんどです。海外にはきちんとデザインされた車椅子もあるのですが、やはり金属製です。日本にも一部に木を使っているものはありますが、デザイン性に乏しく、「木で作りさえすれば、温もりを感じられるはず」と言わんばかりです。自分の足である車椅子こそ、温もりのある木で、丁寧にデザインされた美しいものであるべきだと思うのです。

 

(平面でデザインを起こし、1/5の模型を作り、色んな角度から美しさを確かめます)

 

(模型は、人形が乗るほどの手のひらサイズです)

 

本格的な試作に入ると、

毎日作っている家具とは勝手が違い、苦労の連続です。

 

普段の加工とは異なり、何もかもがやった事の無いほど複雑で、繊細で、難しい加工が続きます。

 

(何度も失敗を繰り返して試作を重ねます)

 

安全面などの理由から使用する金物も、もちろん全て特注で作ってもらいます。
 
(全て特注品です)

 

『木の車椅子』のコンセプト

 

■この車椅子に乗っている事にステータスを感じ、人に見せたくなることにより、より一層の社会生活への積極的な参加を促す。


■この車椅子に乗って、バリバリと活動している方を見ると、格好良い、負けていられない、あんな生き方をしたいと自分を見つめ直し、勇気づけられる。

 

車椅子を使う人だけでなく、それを使っているのを見た人の心、生き方にまで影響を与えられる。そのようなものを作りたいと思っています。

 

 (今では失われつつある伝統的な技術で、心を込めて家具を作っています)

 

試行錯誤の末、完成した試作初号機。
実際に乗ってみると、致命的な欠陥や細かな欠点が。

 

長年の思いを込めた試作初号機。いざ完成してみると、なかなか簡単には乗れないものです。それでも恐る恐る乗ってみると、致命的な欠陥や、その他、細かな欠点が次から次へと出てきます。もちろん、最初から上手くいくとは思っておらず、欠点を洗い出しては修正した試作を作って、また欠点を洗い出して…と繰り返していくことは覚悟の上。試作2号機の設計、製作に入ったのが2014年9月。

 

大きな欠陥を修正するのは、意外と簡単ですが、細かな部分を修正したり、原因を突き止めて潰していく作業の方が、ずっと大変なんです。試作2号機の製作も1号機以上に苦労しました。もちろん、随分お金もかかります。全体的なデザインは、試作初号機でもいいなぁと思っていたのですが、完成した試作2号機を眺めると、さらに洗練された感じになりました。
 
(試作2号機です)

 

木の限界に挑んで出来た、試作3号機。

 
相談に乗ってもらっていた専門家も、真剣に商品化を目指してやっているという思いに応えて、様々なありがたい意見を言ってくれました。
車椅子ユーザーにとっては、座る行為がとても不安なものだから、フットブレードは上がらなきゃダメ。ストッパーがないとダメ。段差を乗り上げる際、補助の方がテコで力を加える機能は必要…等々。

それを元に3号機の試作に入りました。とても木では製作出来そうにない要望なのですが、出来ない事を証明するには、先ずはやってみないと証明できないので、やる事に。この世に出来ない事なんてないんですよね。出来ない事は、思い付く事も出来ないはずですから。
 
(本当に多くの時間とお金をとありったけの技術を費やした、試作3号機)
 

更なる安全性と使い心地を求めて、4号機の試作に挑みたいのです。

 

ここまで来たからには後に引けず、前へと進みたいのですが、3号機までの試作にかなりのお金と時間と労力をかけてきたので、試作4号機にかけられる試作費用が底をついてきました。そこで4号機製作にかかる、木材、特注の金物など材料費や、加工にかかる費用などに、皆様のご協力をお願いしたいと思います。
木材代:12万円
特注金物代:15万円
革代:5万円
特殊加工代:12万円

専門家への相談費用:6万円
合わせて50万円のご支援をお願いしたいのです。
 

(向こうから初号機、2号機、3号機)
 

誰もが乗りたくなるような車椅子を。

 

この車椅子を使う方は、閉じこもりがちになる生活から、積極的に外に出て、社会と関わりながら、まだまだ活躍したいと思うのではないかと思います。この車椅子に乗っている姿を見せたくなります。


また、こんな車椅子に乗って、社会で活躍している人を見た人は、あんな風な生き方をしたいと勇気づけられたり、刺激になり、自分の生き方を考えるようになるのではないかと思います。

 

試作品4号機はかなり完成度が高くなると思います。試作5号機、6号機を経て、2016年秋~2017年春には発表できると思っています。どうか、私の夢と思いを繋いで下さい。よろしくお願いいたします。

 
 
 
◇◆◇リターンについて◇◆◇

 

●北海道産亜麻仁油サプリメント

 美容と健康にとってもよい!と大人気の亜麻仁油サプリメント。
 実は工房の回りで栽培されているものを抽出しています。春にはとても可憐で
 美しい花を咲かせます。

 
●試作過程のご報告メール
 「木の車椅子」4号機の試作過程を、写真や動画をつけてご報告いたします。
 
●木工クラフト3点(鍋敷き・ペン立て・カード立て)
 一点一点、心を込めて作られたウッドクラフト3点をお届けします。

 
●幸運をもたらす『ありがとう』ストラップ
 『ありがとう』という文字が埋め込まれている、とっても可愛いストラップ。
 持っているだけで幸せな気持ちになれますよ。

 
●完成した試作4号機の試乗権
 試作4号機が完成した暁には、誰よりも早く、試乗して頂けます。
 ぜひ感想も聞かせて下さいね。
 
●旅する木オリジナルの木製のトレー

 
●旅する木オリジナルのスツール1脚
 可愛くて懐かしいスツール1脚をお届けします。

 
●旅する木オリジナルのミニビーンズテーブル1台
 工房の中でも人気の高い、とっても可愛い豆テーブルをお届けします。

 
 

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