しまっけの里親様未だ現れず

難しいことは最初から分かっていたことでした。

しまっけのために里親様を見つける、というのはかなりタフなこと。

エイズ陽性、既に5-6歳、雄、中途半端な毛の長さ、人気のない毛の模様…

短所ばかり挙げれば、私など、しまっけ以上に挙げられます。だから、もしかしたら…と思ったのですが。

数年前、アメリカで「史上最悪の性悪猫」と銘打って里親募集をしたところ、幾人もの里親候補の応募があったという話もありました。

マーケティング戦略というやつでしょうか。

アメリカは大きな都市部を除き、住宅事情に切迫感がないですから、こんなユーモアがまかり通るのでしょうね。

それほど広くない居住スペースに史上最悪の性悪猫がいたとして、それが本当に凄い狂暴だったりしたら…。

しまっけはそんな男ではありません。お互い深い干渉なく、気楽に過ごせる男だと思います。お互い独立した関係。大人の関係。苦労や痛みを理解する男、結構悪くないと思いませんか？

★写真映りが良くないだけ。

★UMAか、お前は。