プロジェクトページにも掲載しているこの写真。

 

センターへ今年の8月にやってきた3歳のお兄ちゃんです。

 

泣きながら、弟と手をつないで、センターの方を目指してきました。

 

子ども心に、「ここが子どものための場所」ということをわかってくれていたのでしょうか。

 

泥だらけで、おむつもパンパンになって汚れて、顔は真っ黒。何度も泣いた涙の筋や鼻水が干からびて顔にこびりついていました。

 

センターのボランティアが駆け寄ります。

 

どうしたの・・・・・

 

ゆっくりと子どもを泣き止ませながら状況を確認していくと、子どもをネグレクト(育児放棄)して、お酒ばかりを飲んでいる母親が、この子達を置いて帰ってこなくなってしまった、ということがわかりました。

 

まずは、子ども達が少しでも快適になるよう、服を脱がせ、全身を沐浴し、おむつをかえてから、ゆっくりと食事をさせます。

 

そして「お母さんのこと、見つけたらみんなで怒ろうね。大丈夫だからね。みんないるからね。」そう歌うように伝えながら、抱いてその日は眠らせました。

 

疲れ果てたように眠るお兄ちゃん。弟の分も、本当にがんばったね。

 

弟の方は、私の足に寄りかかったまま寝てしまいました。

 

 

この日はスタッフが連れて帰り、同時に警察に電話。リーダーにも報告して帰宅。

 

その後は、行政のソーシャルワーカーとの子どもの養育能力についての協議に入ることになりました。

 

いずれにしても、センターが「子どもたち自身にとって」「私たち・僕たちがSOSを言ったら助けてくれる」場所として、スラムで認識されているということに、大きな意義を感じる出来事でした。

 

またスタッフの迅速な判断にも、感銘を受けました。

 

このようなイレギュラーな出来事は日常茶飯事なのが、スラム地区。

 

ここで、来年もしっかりと活動をしていきます。

 

1月に引越し予定の場所もこのスラムの別の入口に面しています。

 

さぁ、大忙しの年越しですが、ぜひこのプロジェクトを達成させて、一人でも多くの子どもが、安心して食事をとり、眠り、遊び、大人に抱かれる環境を作っていきたいと思います。

 

皆さまのご支援をお待ちしています。

 

よろしくお願いします!

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