8万食の給食でスラム地区の不登校のエイズ孤児をゼロにしたい

8万食の給食でスラム地区の不登校のエイズ孤児をゼロにしたい

支援総額

1,257,000

目標金額 1,000,000円

支援者
74人
募集終了日
2015年1月9日

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2015年01月07日 22:08

つながっていく「私たち」

 

皆さん こんにちは。

 

私たちのREAYFOR?でのプロジェクトも3日をきりました。

発信するチャンスは金曜日の23時前まで。ほぼ2日に近づいています。

 

今日伝えたいことは、「私たち」のこと。

 

ニバルレキレというのが私が代表になっているNGO。

そして今回プロジェクトとしているのは、「セチャバセンター」というエイズ孤児支援のためのセンターです。

 

私たちの活動の特徴は、南アフリカのセチャバセンターを現地でNPO登録し、将来の自立を願っていること、そしてニバルレキレ自体は規模を大きくせず、私のライフワークに近い形で活動をしていくこと。

活動というか、それによって自分が生かされていく時間。

 

ニバルレキレは、実は2003年からずっと日本人は私一人でやってきた活動です。

 

お給料が南アフリカの仕事で発生したことはないので、私も南アフリカの仲間と同様の無償のボランティアです。

 

▼東日本大震災から、震災支援を一緒に行ってくれるパートナーや、その活動の経理を手伝ってくれるボランティアスタッフとの体制になりました▼

 

南アフリカの活動を、現地に住んでいる日本人の友人が、私の苦手な経理を手伝ってくれながら様々なアドバイスをしてくれる中、今にいたって、去年の夏からその経理面も自分で行うことになりました。

 

また、南アフリカにかかわっている他のNGOのスタッフや研究者の方、かつて反アパルトヘイト運動をしてきた方たちも、南アフリカへのかかわりの長さでは短いといえる私を迎え入れて、いろいろな場面で助けてくれ、仲間に入れてくれ・・・人の輪の中で続けてきた活動です。

 

300人近くをホスピスで看取る中で、たくさんの人からいろいろな想いを託されました。

たくさんの人の手を握り、体をさすりながら、自分の無力さに泣きました。

 

いてもたってもいられずに、ホスピスと小児病棟での仕事を朝と夜に変えてもらい地域へ飛び出しました。

 

ホスピスでの患者さんとの語らいや足浴、沐浴の時間は夜や朝が多かったし、子どもたちも昼間は昼寝で朝と夕方が一緒に過ごせる時間だったことから、昼間が人々の暮らしの中に入っていくチャンスでした。

 

犯罪(特に強盗殺人やレイプ)が世界でも抜きん出て多い南アフリカでは、太陽が昇り沈むまでの時間に、ものをなるべく持たずに歩くのが女性の鉄則。

 

そういった理由もあって、昼間に乗り合いバスを何本も乗り換えながら、いろいろな遺族や孤児のところへ通いました。

友達になったHIV陽性者の家に居候して、タウンシップ(旧黒人居住地区)やスラムを歩いてまわりました。

 

その中では、アパルトヘイト

(黒人を中心とした有色人種を国家として法律の下で差別する制度。多くの市民活動家や一般人がこの制度の中で命を落しました。)

という苦難を乗り越えた直後の黒人社会に、いつのまにか忍び寄り、その暮らしを飲み込み大切な人たちを奪ってしまうエイズという問題や、ぬぐえない格差社会の中での貧困という問題が山積みになっていました。

 

それでも、私の出会った人たちは、圧倒的な悲しみややるせなさの中で、そのような感情をゴスペルやダンスにして、祈りながらアフリカの青空に昇華させている、力強い人、優しい人ばかりでした。

 

南アフリカでの12年目を向かえる試行錯誤の活動は、活動というよりも、くじけやすく、落ち込みやすい私に、「生きろ!」というメッセージをくれる、大地から心にじわじわと届く祈りのような力のようなものに支えられての生きる時間そのものでした。

 

ただただ、出会ってきたエイズ患者やHIV陽性者や遺族、孤児たちが、私を次から次へ、出会いをつないでくれた結果、今のような活動になり、2005年からはセチャバセンターという、スラムを一つにしてエイズ孤児を支えようという有志ボランティアによるセンターが生まれたのです。

 

センターは、彼らがすべて作ってきたと言えるでしょう。

 

そして、そういった活動を支えてくれているのは、南アフリカ関係の人だけはありません。

 

事務所のある場所を中心とした心から支えて駆けつけてくれるサポーター。

 

テレビを見て「確実にお金がエイズ患者さんのところに全額届く団体に届けたい」とテレビ局へ連絡した少女を、私へ紹介してくれた間に入ってくれた沢山の方達など・・・。

 

本当に温かく見守ってくれる日本の方に支えられて今日に至っています。

 

活動を通じて出会ったすべての人が、私にとっての「私たち」。

 

READYFOR?もそうです。

不安でたまらず、パソコンを開き誰かに連絡をとることや、ページを更新することがこわくなった時期もありました。

 

でも支えてくれる人が常にいました。

 

家族。これまで出会い支えてくれた人たち。旧友。READYFOR?で初めて出会ってつながれた人たち。

 

皆が私にとっての「私たち」です。

 

長らく自分のお金だけで活動してきましたが、それだけでは現地からの要望やSOSに応えられなくなってきたり、私から見ても活動しなければと思う課題も新しく見えてきました。

 

▼南アフリカの活動では今回初めて、センターではなく、【薬物乱用防止や治療・若者のドロップアウトを防ぐための別の活動】に、助成金による支援を受けられることがちょうど決まったところです。▼

 

センターの予算はというと、去年の予算をちょうどすべて使い終わり、南ア現地での寄付集めの努力と、私のお給料からの算段で2015年度の150人分の給食費を確保。そして、今回の地域からの要望に応えるための挑戦が、今回のプロジェクトなのです。

 

本当に細く長く、みんなで汗を流して、誰よりも現地のボランティアが、「子どもたちの笑顔がみたい」という思いから続けてきたのがこの活動です。

 

エマプペニという場所が、子どもたちにとって安心して暮せる世界になることが私たちの夢です。

 

自分たちの暮らしをどう成り立たせるか、という問題とは別に、みんなでがんばっています。

 

もちろん、暮らしを成り立たせることと、この活動を両立させることや、こんなにゆっくりとしたペースではなくて、活動を大きくする工夫もするべきかもしれません。

 

でも、深く深く土地に根ざして、一緒に生きていく活動であること、南アフリカの現地に流れる時間を大切にしている中で、続いている活動であることを、私たちは信じています。

 

そして、そんな活動を誇りに思ってくれているボランティアや、センターを大好きだと言ってくれるエイズ孤児たちの生きる力や、たくましい笑顔、日々のユーモア、真剣な議論、そういったものを、これからも伝えていくことができたら、と思っています。

 

ニバルレキレ、あなたは あなたであるだけで すばらしい。

 

この言葉を遺してくれた、エイズ感染孤児が伝えたかった「あなた」は、彼自身のこと。

 

そして目の前にいた子どもたちや私含めた大人たちのこと。

 

世界中の「私たち」のこと。

 

 

 

皆さんにつながれていることを心より感謝しています。

 

あと少し。 

できるところまでがんばりたいと思います。

 

引き続き応援をよろしくお願いいたします!

 

3000円が一人のエイズ孤児の1ヶ月を支えてくれます!

リターン

3,000


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●エイズ孤児の描いたイラスト入りサンクスレター
●アフリカンビーズのレッドリボンバッジ

支援者
45人
在庫数
制限なし

10,000


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●エイズ孤児の描いたイラスト入りサンクスレター
●アフリカンビーズのレッドリボンバッジ
●サポーターの方の働く福祉施設で作った手作りお菓子の箱詰め
●サポーター認定証(エイズ孤児の写真とメッセージ入り)

支援者
19人
在庫数
制限なし

30,000


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●エイズ孤児の描いたイラスト入りサンクスレター
●アフリカンビーズのレッドリボンバッジ
●サポーターの方が作成販売しているイタリア産オリーブオイルなどを使ったオーガニック石鹸(5000円相当)

支援者
9人
在庫数
制限なし

100,000


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●エイズ孤児の描いたイラスト入りサンクスレター
●アフリカンビーズのレッドリボンバッジ
●全国巡回した写真パネルの表にお名前を入れてセチャバセンターの壁一面を飾ります。

支援者
3人
在庫数
14

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