
支援総額
目標金額 200,000円
- 支援者
- 28人
- 募集終了日
- 2023年8月18日

FRTD RESCUEが八丈島を支援する!
#台風
- 現在
- 714,000円
- 支援者
- 32人
- 残り
- 35日

助かる命に駆けつけたい。1秒でも、早く。ドクターカー更新へご寄付を
#医療・福祉
- 現在
- 279,000円
- 寄付者
- 35人
- 残り
- 85日

地域の子供たちへ笑顔を!スポーツ鬼ごっこと子ども食堂の輪を広げよう
#まちづくり
- 現在
- 500円
- 支援者
- 1人
- 残り
- 18日

能登半島地震で全壊した須須神社奥宮|再建を叶え、ミホススミ神に光を
#地域文化
- 現在
- 1,240,000円
- 支援者
- 44人
- 残り
- 55日

夫婦で営む「菜の花コーヒーロースター」を守りたい
#地域文化
- 現在
- 2,412,000円
- 支援者
- 88人
- 残り
- 36日

緊急・フィリピン/ベトナム台風被害|度重なる被災に一刻も早い支援を
#国際協力
- 現在
- 1,000円
- 寄付者
- 1人
- 残り
- 36日

支えてくれた両親への報恩のため、1年分の学費をご支援ください。
#子ども・教育
- 現在
- 1,000円
- 支援者
- 1人
- 残り
- 29日
プロジェクト本文
終了報告を読む
▼自己紹介
はじめまして!永尾商店の永尾禎規(ながおていき)と申します。熊本県人吉市で、創業89年になる漬物屋を営んでおります。祖父が始めた漬物屋で、9年前に父親から引き継ぎ、3代目社長となりました。
現在、5名の従業員とともに、昔ながらの手作りにこだわった製法で、代々続く味を守っています。旬の季節に合わせた浅漬けや、高菜漬け、梅干しなど、地元・人吉球磨地域産のお野菜を中心に使用し、一つひとつ心を込めて作っています。おかげさまで永く地元のお客様に愛され、味には自信を持っております。人吉市・相良村・錦町のふるさと納税の返礼品にも採用頂いております。
◎この写真は、摘果メロンの浅漬けです。
▼プロジェクトのあらまし
弊社は、3年前に球磨川流域に甚大な被害を出した水害で本店が全壊し、先代社長である私の父も犠牲となりました。あまりの惨状に途方に暮れるばかりでしたが、多くの人のあたたかい手助けを頂き、本店跡地で新たにカフェと小さなお宿を始める決心をしました。私の夢は、人吉がまた以前のような賑わいを取り戻すことです。カフェは、観光客がまち歩きの途中に一息ついて頂けるだけでなく、地元の皆さんにも集う場、拠り所として、利用して頂けたらと思っています。
ここに至るまで、本当にたくさんの方のご支援を頂き、水害に遭ったからこそ、学んだことがありました。そして、人吉のまちを盛り上げていきたい、という想いもより一層強くなりました。お店を訪れてくださる方々に、こういった想いや感謝の気持ちなど、伝えたいことがたくさんあります。
ですが、私は口下手で、うまくお伝えできる自信がありません。そこで、永尾商店の歩みや水害で得た教訓などを、分かりやすく伝えるパネルを制作することにしました。パネルは屋外用で、お店の入り口付近に設置し、どなたにでもご覧頂けるようにします。ただ、パネルの制作にはお金がかかるため、私たち自慢のお漬物やカフェの利用券をリターンとして、クラウドファンディングに取り組みます。
◎らっきょの仕込み中
◎自慢の「焼酎梅」・「甘酢らっきょ漬け」
リターンには2つのコース、「食べて応援コース」と、「行って応援コース」を設けました。
食べて応援コースは、弊社自慢のお漬物を各種取り揃えております。真心込めてお届けします。
行って応援コースは、カフェのご利用券やお宿の宿泊券からお選び頂けます。
人吉に行ってみようかな、という方は、ぜひご利用下さい。
応援してくださる方々と直接繋がることによって、人吉のことを身近に感じて頂き、実際に足を運ぶきっかけにもできたらと考えております。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
熊本県人吉市は、球磨川沿いに温泉街が立ち並び、小京都と称される町並みも美しく、元来観光に支えられてきたまちです。
◎SL人吉(2019年7月撮影)
なかでも球磨川下りは人吉を代表する観光コンテンツです(2019年7月撮影)。
人吉のシンボルともいえる球磨川。ところが、その球磨川にまちは飲み込まれてしまいます。後に令和2年7月豪雨と名付けられた大水害により、人吉は甚大な被害を被りました。
<人吉市の被災概況>
全壊:1,088世帯
半壊:1,903世帯
死者:21人
仮設住宅: 380戸建設(2023年4月末現在の入居者数:みなし仮設も含めて346世帯675人)
災害公営住宅: 175戸整備予定
(出典:人吉市災害記録・検証誌 https://www.city.hitoyoshi.lg.jp/q/aview/108/18829.html)
鉄道もいまだ復旧の見込みが立たず、復興への道のりは険しいと言わざると得ません。
◎いずれも2020年8月撮影
遡れば2016年の熊本地震でも被災し、長引くコロナ禍の影響も大きいなかでの水害であり、三重苦と言える苦境に翻弄されて参りました。人吉市内の温泉旅館やホテルにも漬物を卸していましたが、それらも軒並み被災。現在は地元の小売店・スーパーが主な販路です。おかげさまで、地元のお客様にはご家庭で召し上がる用に、普段の買い物でお求め頂いており、「永尾さんとこのお漬物はおいしいものね〜」と、大変ご好評を頂いております。
しかしながら、日本人の食生活の変化に伴い、もともとお漬物の消費量も減っているというのが現状です。これからは、ネット通販などにも力を入れて参りたいと思っておりますが、全く新しいチャレンジをすることに決めました。
【チャレンジ①】カフェ
人吉に、活気を取り戻したい。
そのためには、人々が気軽に集まれるような場所が必要だと思いました。
・まちの人も、観光客も、ほっとできる場所
・まちの交流拠点
・寄り合い場
そんな場所があれば…と思い描き、カフェに辿り着きました。
カフェを建設する本店跡地は人吉のまちなか(紺屋町)で、駅からも歩いて来られる距離です。 旅館や鰻屋さん、お茶屋さん、味噌・醤油屋さんなどが立ち並ぶエリアで、観光の方は必ずと行って良いほど訪れる場所なので、その立地を活かし、誰でもふらっと立ち寄れるようなお店づくりを目指します。
カフェの目玉商品として、永尾商店の漬物を使用したパン作りにも挑戦中です!
◎カフェ&お宿 完成イメージ図
【チャレンジ②】お宿
カフェと併せて、素泊まりのシンプルなお宿もつくります。
コロナ禍も明け、少しずつまちにも観光客が増えてきました。が、需要に対して供給が追いついておらず、現在、人吉のホテルは連日満室状態が続いており、予約を取るのが困難な状況です。4部屋だけの小さなお宿ですが、まちなかにステイしていただく際の選択肢のひとつになれれば、と思っております。
人吉の地元の方や近郊の方々にも、まちなかでお酒を楽しんだあと等にご利用頂ければ幸いです。
▼プロジェクトの内容
有り難いことに、カフェとお宿の建設費用は、国からの補助金を頂き、賄えることとなりました。
目下、着々と建設が進んでおります。
◎建設中のカフェ&お宿(2023年5月撮影)
◎建設中のカフェ&お宿(2023年6月撮影)
あの大水害から3年、日々、様々な想いが頭の中を駆け巡ります。
・水害で命を落とした父の無念…
・暑い中泥だらけになって片付け作業をしてくれたボランティアの方々のこと
・経営者として、父が遺してくれた伝統を受け継いでいくこと
私にできることは、この経験から得た教訓を、お店を訪れてくださる皆さまにお伝えすることだと考えました。しかし何しろ私は大の口下手です。これらの想いを上手に語ることもできませんし、ましてや初めて会う方には、とても伝えきれません。そこで、伝えるべきことを分かりやすくまとめたパネルを作ることに決めました。パネルは屋外用のものを作製し、お店の入口付近に取り付けることで、どなたでもご覧頂けるようにします。
【パネルで伝えたいこと】
①伝統的なものづくり
永尾商店は、現在も昔ながらの製法にこだわって、人の手でお漬物を作っています。その伝統を伝えるものが今も残っています。
この写真の木樽は、直径180cm、高さ180cm。写真から大きさは分かって頂けるかと思います。この樽は現役は引退していましたが、匠の技を後世に伝え得る代物だと想い、大切に保管しておりました。しかし今回の水害ではこの樽も被災を免れませんでした。汚泥に浸かり、腐食の恐れもあるため、現物での保管は諦めざるを得ません。
また、このサイズとなれば、もう作ることのできる職人がいないそうです。なので復元も不可能。せめて写真と文章で、貴重なものづくりの歴史をお伝えできればと思います。
②水害の伝承、教訓
氾濫した球磨川の水がもの凄い勢いで濁流となって押し寄せ、本店と自宅の2階まで飲み込まれました。高さ4メートル近くまで水に浸かってしまったのです。私は父と母と3人で自宅から避難しようとしましたが、間に合わず、なんとか母はおぶって屋上に上げることができましたが、父は認知症の症状もあったことから、頑として動かず、助けることができませんでした。
地球温暖化の影響もあり、年々、大きな災害が増えているのは皆さまも実感のことと思います。ですが、人間はどこかで「自分は大丈夫」という風に思ってしまいがちです。一人ひとりが自分事として災害に備えることが何より大事です。この場所を訪れ、パネルを見て頂けた人には、私と同じような想いはして欲しくない…。被災について伝えることで、ご自分や大切な人の命を守ることに繋がることを願っています。
◎被災した本店(現在は解体済み)
③これまでの歩み
本店と自宅は全壊しましたが、相良村にある工場は被災しなかったため、翌日から製造を再開しました。とにかく必死でした。泥出しなどの片付けには、多くのボランティアの方が入ってくださいました。暑いなか大変な作業をして下さり、感謝してもしきれません。
仮設住宅での暮らしや、被災に伴う様々な手続き等、慣れないこと・分からないことばかりで戸惑う日々でしたが、たくさんの方が手を差し伸べてくださり、助けてくれました。そのような人たちのおかげで、なんとかここまで来れました。災害は、人と人との繋がりの大切さを気づかせてくれるものでもありました。支えてくださった方々への感謝の想いも込めて、パネルを作製します。
▼資金の使途
<目標金額> 20万円
<内訳(概算)>
パネル制作費:20万円(デザイン、設置工事費用を含む)
クラウドファンディング手数料:26,400円
リターンにかかる費用(送料等を含む):100,000円
自己資金:126,400円
→プロジェクトにかかる総費用は326,400円ですが、そのうちの200,000円を皆さまからの応援を頂きたく、お願い申し上げます。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
豊富な水量を擁し、九州第2位の流域面積を持つ球磨川は、その流域に恵みをもたらすとともに、時代を超え、流路を変えながら蛇行し、氾濫を繰り返す暴れ川でもあります。
水害が起こる前年の写真ですが、このようにまちなかの電柱にも注意喚起の表示がありました。古くから球磨川とともに暮らしを営んできた人吉の人たち。これからも、その営みは連綿と続いていきます。
人吉に、再び活気を取り戻したい。水害を経験した私にできることは、何だろう。被災した建物は解体され、更地になり…。まちは、だんだんと水害の爪痕を消していきます。伝えないと、伝わらない。
【伝え続けてまいります】
自然の脅威、その前では人の命は儚く消えてしまうこと。
その恐ろしさとともに、人は弱いからこそ支え合うことができるということ。
人と人との繋がりの大切さ。
どうか皆さまのあたたかいご支援をよろしくお願い申し上げます。そして、ぜひ人吉に足をお運び下さい。人吉は、その名の通り、人が自慢です!心を込めておもてなし致します。
- プロジェクト実行責任者:
- 永尾禎規(有限会社永尾商店)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年12月12日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
永尾商店が新しくオープンするカフェに、永尾商店のこれまでの歩みを紹介するパネルを作成・設置する。調達する資金の内訳は、以下の通り。 パネル制作費:20万円(デザイン、設置工事費用を含む) クラウドファンディング手数料:26,400円 リターンにかかる費用(送料等を含む):100,000円 自己資金:126,400円 →プロジェクトにかかる総費用は326,400円ですが、そのうちの200,000円を皆さまからの応援を頂きたく、お願い申し上げます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- カフェを開店する上で、食品衛生法上の飲食店営業許可が必要になります。また、パン製造に関する菓子製造業許可が必要になります。 簡易宿泊所を開業する上で、旅館業法に基づく営業許可が必要になります。いずれも申請が施設の完成後になりますので未取得です。施設はいずれも2023年10月に完成予定ですので、完成後速やかに申請致します。
- リターンを実施する上で必要になる資格や許認可について
- カフェを開店する上で、食品衛生法上の飲食店営業許可が必要になります。また、簡易宿泊所を開業する上で、旅館業法に基づく営業許可が必要になります。どちらも申請が施設の完成後になりますので未取得です。施設はいずれも2023年10月に完成予定ですので、完成後速やかに申請致します。
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額につきましては、自己資金にて補填いたします。
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プロフィール
熊本県人吉市で親子3代続く漬物屋。3代目社長の永尾禎規と申します。昔ながらの手作りにこだわった製法で、地元のお野菜や梅、球磨焼酎などを使ったお漬物を作っています。令和2年豪雨により被災しましたが、再建に向け取り組んでいます。
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リターン
1,000円+システム利用料
御礼のメール
あたたかいご支援への感謝の気持ちをメールにてお伝えします。カフェのオープンやパネルのお披露目についてのご報告も併せてお届け致します。
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
3,000円+システム利用料

食べて応援コース(3,000円)
永尾商店の看板商品!「ひとよし割干漬」をお届けします。宮崎県から取り寄せた上質な割干大根を使った、プレミアムな逸品。隠し味に球磨焼酎を少量使っています。
水害で犠牲になった父が生み出した商品です。贈答用にもご愛顧頂いております自慢の品ですので、ぜひご賞味ください。
賞味期限:製造日より100日
※要冷蔵
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
1,000円+システム利用料
御礼のメール
あたたかいご支援への感謝の気持ちをメールにてお伝えします。カフェのオープンやパネルのお披露目についてのご報告も併せてお届け致します。
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
3,000円+システム利用料

食べて応援コース(3,000円)
永尾商店の看板商品!「ひとよし割干漬」をお届けします。宮崎県から取り寄せた上質な割干大根を使った、プレミアムな逸品。隠し味に球磨焼酎を少量使っています。
水害で犠牲になった父が生み出した商品です。贈答用にもご愛顧頂いております自慢の品ですので、ぜひご賞味ください。
賞味期限:製造日より100日
※要冷蔵
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
プロフィール
熊本県人吉市で親子3代続く漬物屋。3代目社長の永尾禎規と申します。昔ながらの手作りにこだわった製法で、地元のお野菜や梅、球磨焼酎などを使ったお漬物を作っています。令和2年豪雨により被災しましたが、再建に向け取り組んでいます。













