【ドリームハイツ】0歳~100歳 みんなで創るみんなの居場所 

【ドリームハイツ】0歳~100歳 みんなで創るみんなの居場所 

支援総額

1,634,000

目標金額 1,500,000円

支援者
82人
募集終了日
2022年8月10日

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プロジェクト本文

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支援者の皆様へ


皆様のお陰で目標額を達成することができました。ありがとうございました。


地域としても、NPOとしても、初めてのクラウドファンディングでした。4年以上前から地域に新拠点を、と地域の諸団体と個人が取り組んできた「みんなの居場所づくり」が一つ一つ形になりつつあります。


昨年夏、空き店舗が見つかり、夢が目の前に、と大喜びした後も、山あり谷ありでした。が、困難がある度メンバーの知恵を集めて結束は強くなり、そして何よりも外からの多くのご支援を受けて前進することができました。


クラウドファンディングの登録から始まり、READY FORの手取り足取りの手助けを受けながらも、手探りの連続でした。公開されてからは毎日ネットを開くときのドキドキ、そして読む支援者お一人お一人の応援コメントに思わず涙することもありました。運営委員一同、どんなに励まされ力をいただいたことでしょう。

 

そして貴重な支援の額が知らされるたびに、込められた思いや期待をひしひしと感じ、身が引き締まると同時に喜びに満たされました。思いもかけない様々なつながりと広がりにネットの力を痛感し、こんなに早く、目標額に達することができるとは、ただただ驚くばかりです。皆様に心からお礼を申し上げます。お陰様で待望のカフェの厨房機器を購入することができます。


引き続き、ネクストゴールとして今後への更なるご支援のお願いをすることをお許しください。
お願いの目的は、キッチン室内の内装工事と多世代の方々が交流するカフェとキッチンをつなぐカウンター等を設置するためです。目標額を    50万円として、新たに200万円をネクストゴールとさせていただきます。


ネクストゴールが未達成の場合でも、自己資金でプロジェクトを実施する予定ですが、続けてご支援いただけると大変うれしく思います。どうぞよろしくお願いいたします。


7月中旬の現在、建物の基礎からの改修工事が始まろうとしています。今後壁や天井等の補修が終わった後は、内装の各部を子ども達や住民の方々、DIYの得意な方々も共にみんなで仕上げていく予定です。

 

ご支援いただいている方々もご参加くださること大歓迎です、お知らせいたしますのでぜひどうぞ。

 

2022年7月12日追記

 

 

自己紹介

 

私達の地域ドリームハイツは横浜市の西部にあり、中高層マンション2300戸に現在4500人が居住しています。

 

築50年が経過して、住民の高齢化が進み、その中で世代交代を目指しながら、多世代で交流して生活していく場所の確保が課題になってきました。

 

「いこいの家夢みん」は、ドリームハイツの一戸を買い取り、高齢化に対応する交流の場つくり、介護予防、生活支援サービスを行ってきました。

 

◆交流の場つくり


カフェタイム:思い思いに集まった人がコーヒーを飲みながら、おしゃべりをし、趣味の話、情報交換などを楽しむ。


子ども将棋:主に小学生が将棋を教えてもらったり、互いに対戦をしたりして1時間を過ごす。地域の高齢者が相手をしたり、教えたりしている。


夢サロン:少し動作がゆっくりの方や心身が弱っている方も集まり、スタッフが見守りながらさまざまな脳トレや歌などのプログラムを楽しむ。ケアプラザ(包括支援センター)の職員が相談にのったり、情報を伝えたりしてかかわっている。

 

 

◆介護予防プログラム


パソコン教室、健康体操、歌の時間、トーンチャイム、囲碁、健康麻雀、手作業の日等のプログラムを地域の人を講師にして実施。

 

 

◆日常生活支援


住民同士の助け合いの活動を14年間実施(電球交換、小修理、高所や重い物の移動、送迎、代行、付添、話し相手、ゴミ出しなど)。
コーディネーターが利用者と協力者をつなぐ(年間の依頼件数1600件)。

 

 

文溪堂出版の書籍「もっと知りたいボランティア」に
ボランティア活動の事例として紹介された夢みん
※写真の利用について文渓堂出版から承諾をいただけております。

 

今回の拠点整備はいくつかの活動団体が関わっていますが、夢みんが運営主体となることで、プロジェクトを推進することになりました。

 

住民の自主運営の団体やサービスが多いドリームハイツと周辺は、住みやすくなってきましたが、50年経つと人も建物も老朽化してきます。各団体のスタッフの高齢化、住民の少子高齢化と一人暮らしの増加が課題となってきました。

 

  このままいくと、ドリームハイツは悲惨な限界団地になる。

 

・地域を子どもや子育て世代に魅力的な街にして、活性化したい

 

・だれもがつどい、おしゃべりができるカフェが欲しい

 

・現在の拠点は利用者が増えて手狭になった、広げたい

 

・もっといろいろな世代と交流しながら子どもを育てたい

 

・小中学生の居場所が長い間の願いだった

 

・核家族になって、同じ世代だけで集まり、他の世代と会うことがなくなった

 

という危機感や要望を持つ個人と団体が集まって「多世代交流拠点検討委員会」が立ち上りました。

 

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

2007年に横浜市のエリアマネジメントのモデルに選ばれ、自治会・NPO・任意団体・区役所も加え、ドリームハイツ地域運営協議会が発足。

5年後にエリアを広げ、小学校校区の深谷台地域運営協議会として再出発しています。

エリアマネジメントとは、一言でいえば、「住民主体のまちづくり」です。

 

約50年前、中高層分譲マンションの完成。しかしながら何もないまちでした。

ドリームハイツは約50年前に横浜市郊外に建てられた中高層分譲マンション2300戸に8000人が入居してできたまちです。当時は小学校と幼稚園が1個あるだけで、何もない地域でした。

 

そこで、住民が保育園、自主幼稚園、学童保育などを、次は食事サービス、家事介護のサービス、夢みんのようなコミュニティカフェ、障がい児の放課後等デイサービスの前身、作業所などをつくり、やがてまちづくりの団体もでき、必要に応じて連携をして充実したまちとなってきました。

 

2007年「ドリームハイツ地域運営協議会」を立ち上げ

2007年に、横浜市で「身近な地域、元気づくりモデル事業(エリアマネジメント)」という制度ができ、最初のモデルとしてドリームハイツが選ばれました。自治会やNPO、任意団体、行政が参加して「1団体では解決できない地域課題をネットワークで解決していこう」という趣旨で「ドリームハイツ地域運営協議会」を立ち上げました。

 

5年後、エリアを広げ、参加団体も増やして「深谷台地域運営協議会」

さらに、5年後にはエリアを広げて「深谷台地域運営協議会」として参加団体も増やしました。そこでは、対象やテーマを変えた住民アンケートを5回実施し、地域のニーズや課題を把握し、必要な活動を積み重ねてきました(高齢者一人暮らしの見守り、子ども達の学習支援、さまざまに起こる災害時に必要な防災対策、コロナ時の対策や出来ること探し、スマホを使った安否確認、そして企業との協働事業など)。


 このようにしてできた地域ですので、住民自治の意識が高く、隣接したドリームランドが閉鎖した後、中古車のオークション会場になるところを、住民一人ひとりが出来ることをやって地域を守り、今は緑いっぱいの公園と素敵な墓地と野球場になりました。

 

 これまで高齢者のことを中心に活動をしてきましたが、改めて周囲を見まわし、学校や子どもに係る人の話を聞き、子ども達や若い家族、単親の家族、障がいや引きこもりの人を抱える家族などの課題も浮き彫りになり、ただ見えにくかっただけと気づかされました。

 

 そこで近い将来に危機感を持つ人と団体が集まって「多世代交流拠点検討委員会」を立ち上げました。先駆的な地域の拠点を見学したり、必要な機能を検討したり、ワークショップを繰り返したりしながら、数年場所探しをしていました。昨年夏、近隣で空き店舗が出て、急遽ここを多世代交流拠点として整備していく合意ができ準備に入りました。

 

新たな拠点で実現できること、「多世代交流」「誰もがそこにいてもいいと感じられるホッとできる居場所つくり」「一人ひとりが役割をもって、安心して人と関われる場所」「楽しい居場所」を創りたいと、親子の居場所、小中学生の居場所、だれもが使えるカフェ、相談コーナーを一階に設置します。

 

・病気の人のお子さんを預かれる場がほしい


・障がいのある人も、ない人も集まれる場があるといい


・ちょっと学校に行きたくない気分の子どもも来れる場


・認知症が心配な人もそうでない人も集まれる場

 

・誰もが役割があり、居場所が出来るように

    空いているスペースや、空いている時間には、若い人たちが好きなことや得意なことをし   

   て過ごしたり、リモートで仕事をしたりして使ってほしい。

   スタッフの世代交代も、このプロジェクトに込められています。

 

多世代が関わることの必要性

 

親が疲れたり、ちょっと買い物に行くとき、抱っこしてくれる高齢者がいる。高齢者はゆったりと接することができ、目を細めて「かわいい、かわいい」とほめる。

表情が硬かったパパ、ママも共に笑顔になる。一緒に成長を喜んでくれる人がいることは大きな子育ての応援となる。

自尊感情が弱いと言われている子ども達も、色々な世代の人から声をかけられ、互いに言葉を交わすようになり、カフェで食事配りを手伝う。

お礼を言われ、だんだん自信をつけて自尊感情が育つ。それがまた下の子ども達にも伝わる。

 

ある日の夢みんの「子ども将棋」で。

 

高学年の男の子が、高齢のちょっと厳しい大人に勝負を挑み、勝ったからだろう、高齢の男性がポケットから飴を一つ出して、子どもに手渡した。

あまり会話の声は聞こえなかった。がその男の子はしばらくすると今度は低学年の子と将棋をはじめ、終わるとポケットから先のアメを出して年下の男の子に手渡している、まったく同じポーズで。

 

こんな風景が自然にあちこちで見られるようになるだろう。この拠点で。

 

子どもはいろいろな人から愛情のシャワーをいっぱい浴びて育ち、伸びていきます。


 日頃からいろいろな人と接し、あるいは見ていて、子どもは高齢者の大変さ(立ったり座ったりすること、重い荷物を持つこと・・・)を学び、高齢者は子育ての大変さを学び、お互いへの理解が進み、互いに手を貸すことが自然に出来るようになり、支え合うことが当たり前に出来るようになる、そんな地域にしたい。

 

 

                               多世代交流の場面いろいろ

 

 

 

プロジェクトの内容

 

1階をカフェスペースにして、子ども達と高齢者の交流するスペースとします。

 

2階に学童保育クラブ、医療関係者と介護サービス事業者の事務所を置きます。

 

さらにテナント確保を進めていきます。

 

この交流拠点のコンセプトは、「みんなで創る、みんなの居場所」です。

 

名前は「夢カフェ」です。

 

 

 

◆こんな時に来ていただきたい、こんな人に来てほしい

 

・0歳から100歳、それ以上、それ以下(これからママになる)の人も

・ちょっと学校へ行きたくない子どもも
・ママや先生と離れたくない子も

・誰かと話したいとき
・一人になりたいとき

・もやもやしているとき  
・嬉しいことがあったとき

・つらいことがあったとき
・特に行くところがない時

・おいしいものが食べたいとき  
・友達と心行くまでしゃべりたいとき

 

 

◆このような空間を提供したい

 

・子ども達が安心していける場

・ホッとして落ち着ける場

・楽しい場

・若い人が行きやすい場

・スタッフが笑顔で迎え入れるカフェ  
・時に生演奏が聞けるイベントも 
・時にモノづくりの場

・時には発表の場

・時に絵本を読んでもらったり、時に自分が読んであげる場 
・色々な特技を活かしたり、選んで役割を果たせる場が豊富にある場所

 

 

 

<スケジュール>建物の傷みを修復するために時間がかかり、少し遅れています 

 

   

<資金使途>


◆支援金

・キッチン整備(冷凍冷蔵庫、コンロ、シンク、調理台、オーブン、製氷機、電子レンジなど…中古品も検討)

➡150万円 ※調理用具や食器等は寄付を仰ぐ

 

 

 

自己資金は1000万円準備しましたが、それは家賃の前払い、電気等の基礎工事費、建て増しされていた部分の撤去工事などに使い、残り少なくなってきました。

 

 いろいろな助成金に申請を出しましたが、大きなものは受けることができませんでした。借入金は今後の運営で確実に返済できるかどうか不明なので行わないことにしました。

 

 2階への入居者が確定したことで、ほぼ毎月の家賃を賄うことができる見通しがついたため、拠点事業を進めることにしました。
  

1階の壁や天井等の修理整備、電気、水道、ガスの工事は専門業者に頼みますが、後の整備は、出来るところは自分たちの手作業で(地域住民の協力で)実施していきます。カフェの運営に必須のキッチンに必要な機器は購入します。その費用をクラウドファンディングにお願いすることにしました。

  

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

限界団地は宝の山、限界の先にある多世代が集う場所に多くの人が集まり、赤ちゃんの声を聴きながら、いろいろな人がおしゃべりして、コーヒーを飲んでいる。

 

美味しいランチを味わいながら、小学生が学校から帰ってくるのを待っています。

 

こんな温かい雰囲気のカフェを続け、多くの世代に選ばれるまちにしていきたい。

 

地域の住民の皆さんと共に「みんなの居場所」をつくろうと、拠点のペンキ塗りや椅子・棚など住民と一緒に作っていきます。DIT(DO  IT  TOGETHER)に子どもも、ご家族、日曜大工が得意な方、大工仕事は初めての方・・・多くの手や思いが満ちた建物は将来長く住民に愛されることと思います。

 

カフェや居場所の運営に、地域のあらゆる世代の方にご協力をいただき「一緒に作っていきたくて」、募集をしています。

 

カフェの調理で中心になってくださる方、手伝ってくださる方、子どもにかかわってくださる方、絵本を読んでくださる方、イベントなどの企画を考えてくださる方、紙やSNSなどをつかった広報を担ってくださる方・・・多くの人の輪をどんどん大きくしていきたい!

 

◆自治体との連携

 
新拠点運営委員に、子育て支援の事業委託を受けている団体のメンバー、プレイパークで放課後支援の事業を行なっている団体のメンバー、民生児童委員、横浜市介護予防・生活支援補助事業の委託を受けている夢みんとふらっとステーションのメンバーは日常的にケアプラザ(包括支援センター)・区役所・市役所のお世話になっています。

 

心の病の人の居場所を実施しているふらっとステーションのメンバーは区役所の障がい者支援、後見的支援センター(横浜独自の制度)・就労支援センターなどとつながっています。

 

 今後は新拠点でも新規事業や障がい者の支援や就労についての相談などでお世話になります。

 
戸塚区社会福祉協議会、大正地区社協などとは助成金でお世話になり、新規事業についての相談もしています。子ども達の学習支援については、従来も小学校と相談をしたり、情報共有したりとつながっていますが、今後はスクールソシャルワーカーなどともつながる必要があると思っています。 

  

 

◆地域との連携・協力関係

 
ドリームハイツ地域では長年の地域活動の中で、福祉団体のつながりは長く、必要があるとすぐにつながり、対応してきました。人のつながりや助け合いのつながりも縦横に網が張り巡らされています。でも世代を問わずまだまだ孤立している人、網から漏れる人もあり、一層一人ひとりに寄り添ったサービスや活動を進めていきたいと考えています。

 

 

 

さいごに

 

横浜市の西のはずれに位置した大規模団地ドリームハイツでは、これまで地域に必要なものはほとんど住民が主体的につくってきました。が、築50年経った今、少子高齢化が急速に進み、子ども・子育て世代から高齢者それぞれに困難を抱える状況が増えてきました。

 

そこで、将来にわたり、誰もが居場所と役割を持ち、住み続けたいと思えるような地域を創り続けるために、繋がりと支え合いを紡ぎ、子どもたち一人一人がありのまま認められ、明るい未来を語れるような地域を創り続けるために、新たな多世代交流拠点を創ろうとしています。

 

その中心で命の源である食事、人をつなげる喫茶、人を笑顔にする美味しい食事を生み出すキッチンを整備するために、ぜひ皆様に資金のご協力をお願いいたします。

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
伊藤眞知子(いこいの家夢みん)
プロジェクト実施完了日:
2022年10月1日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

カフェを開業するための厨房設備の購入

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
営業許可証は開店10日前に。防火防災管理者は担当を決めて申し込んでおりますが、混んでおり8月に受講可となりそうです。菓子営業許可証は必要になった時に。
リターンを実施する上でのリスクについて
DIT(Tはtogether一緒に、の意味です)、建物の最後の仕上げを住民やボランティアの皆さんの手でやっていただきます。もちろんプロの方に指導をいただきながら。ただ日程が今は未定です。近くなったらHPなどでお知らせします。

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リターン

3,000+システム利用料


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お礼状、報告レポート送付 

・お礼状、報告レポート送付
・コーヒー券
※有効期限は6ヶ月内です。

申込数
18
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

5,000+システム利用料


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【5,000円】お礼状、報告レポート送付、コーヒー券

・お礼状、報告レポート送付
・コーヒー券
※有効期限は6ヶ月内です。

申込数
20
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制限なし
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2022年9月

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