コロナ禍で学校に行けない子どもたちを支え笑顔にするプロジェクト
支援総額
目標金額 700,000円
- 支援者
- 8人
- 募集終了日
- 2022年8月26日
製材機を修理し、木材を通して復興のための力になりたい。
#まちづくり
- 現在
- 8,000円
- 支援者
- 2人
- 残り
- 44日
植松さんの思いと共に!本物ロケットで子どもたちに無限の可能性を…
#まちづくり
- 現在
- 22,000円
- 支援者
- 6人
- 残り
- 51日
迅速な診療で命をつなぐため、救急車をリニューアルさせてください!
#医療・福祉
- 現在
- 13,286,000円
- 支援者
- 145人
- 残り
- 30日
チアで世界一!コロナでの世界大会出場断念の悔しさをバネに再び挑戦!
#子ども・教育
- 現在
- 184,000円
- 支援者
- 13人
- 残り
- 19日
シニアのプチ起業「シフォンケーキ工房あとれお」開業資金応援のお願い
#まちづくり
- 現在
- 14,000円
- 支援者
- 4人
- 残り
- 37日
犬舎の改装で、盲導犬の候補たちがより快適に過ごせる環境を作りたい!
#医療・福祉
- 現在
- 2,429,000円
- 支援者
- 62人
- 残り
- 30日
「のとじま水族館」の生き物を守る共同支援活動継続のために!
#地域文化
- 現在
- 26,385,000円
- 支援者
- 2,466人
- 残り
- 4日
プロジェクト本文
自己紹介
現在、福岡県糟屋地区でスクールカウンセラーとして働いている臨床心理士、公認心理師の佐藤佳奈子です。
2009年に北九州市で市立中学校のスクールカウンセラーとして勤務を始めました。その後、糟屋地区で小学校・中学校のスクールカウンセラーとして働いています。
スクールカウンセラーとして勤務すると同時に、これまでには重度の認知症のデイケアの心理士として、又ひきこもり支援のスタッフとしての経験も重ねてきました。
現在、二人の子どもの子育てをしながらスクールカウンセラーとして働いています。
スクールカウンセラーとしての仕事内容は児童生徒・保護者のカウンセリングや教職員へのコンサルテーション、心理教育、心理検査などを中心に行っています。必要に応じて、関係機関との連携もしています。
具体的には学校から依頼された気になる子どもたち(不登校傾向、学校教育になじめずに授業中動き回る、友だち関係をうまく築けずトラブルを起こしやすいなど)のアセスメントや発達検査を行い、その要因や背景を把握します。そして、その情報を学校や保護者と共有し、個に応じた支援計画を立て子どもや保護者と定期的なカウンセリングを行うことによって、子どもたちの自立を促すサポートをしています。
教職員へのコンサルテーションとして学級集団作りの講義をしたり授業提案を行ったりして円滑な学級経営をサポートしています。
又、最近では勤務する小学校の6年生を対象に自殺予防教育として「命の授業」を行いました。その後のアンケートでストレス度の高い子や気になる感想を書いた子どものカウンセリングを行い、丁寧に話を聴いています。
このようにカウンセリングや周りの環境調整をすることで、子どもたちの心の負担が軽減されたり、良好な友だち関係を築けたりして、学校生活が楽しく意欲的なものに変わっていきます。
その子どもたちの笑顔や学校復帰した姿を目にして仕事のやりがいや喜びを感じています。子どもはたち学校に行くことが全てではありませんが、今、学校に行きたくても行けずに困っている子どもたちが将来にわたって生き生きと社会生活を送り、幸せな人生を歩むことができるよう一緒に考え、サポートさせてもらうことが私の使命だと考えています。
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
長年、カウンセラーとして不登校の子どもたちに関わってきましたが、年々不登校の子どもたちは増えています。文部化科学省の2021年10月発表によると小・中学校における不登校の児童生徒数は196,127人(前年度181,272人)前年度から14,855人増加(8,2%増加)となっています。(※)
(※文部科学省「令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」PDF:15ページ)
特にコロナ禍に入り、急増の傾向があります。それは、2年前のコロナウイルス感染症防止のための全国臨時休校に始まり、学級クラスターによる学級閉鎖、家族や本人の感染による長期の出席停止などを経験し、子どもたちの心と身体にいろいろな悪影響が出てきたからです。
目に見えないウイルス感染への不安、長期休みによる生活リズムの崩れ、家でのメディア依存やゲーム依存、外で遊べないストレス、学習についていけない不安等、多岐に渡っています。
新学期が始まっても、コロナウイルス感染への不安は続き、マスク着用により友だちや先生との意思の疎通が上手くいかなかったり、トラブル後に人間関係の修復ができずに孤独に陥ったり、先生との信頼関係が築けなかったりして学級で自分の居場所がないと感じる子どもが増えてきました。また、人の視線が気になる、集団が恐くて学級に入れないという声もよく聞くようになりました。
それに加え、濃厚接触者や陽性患者となり欠席せざる得ない子どもたちや、学級全員が検査を受けて学級閉鎖となるなど多くのストレスに晒される状況が長く続いています。
そのような中で子どもたちの心はだんだんと疲弊していき、学習意欲の低下や学校生活への不適応を起こし、不登校に陥るという例が増えています。
加えて家庭生活においても、コロナの影響で親が失業したり、勤務体系が変化して経済的に不安定になったり、父親の失業により母親や子どもへの暴言やDVなどで子ども自身の気持ちが不安定になり、食欲不振や不眠、イライラ等のストレス反応が強くなるなどの悪影響が出ています。
このような状態の子どもたちをサポートする機関は非常に少なく、勤務先の学校でも限られた時間のカウンセリングで、必要があってもなかなか受けられず、順番待ちの状況です。今、すぐに支援を必要としている子どもや保護者をサポートする公的機関は限られていて、私的機関もすぐには対応できず、かなり待たされるケースが多いようです。
そこで、このような困り感を持ち不登校になった子どもたちや悩める保護者の力になりたいと思い、今年個人でカウンセリングルームを立ち上げました。
場所を固定せず、レンタルルームを借りてのスタートでしたが、予想以上のお問い合わせをいただき、需要の多さに驚いています。このまま場所を固定せずにやっていくことに限界を感じ、今回フリースペースも併設したカウンセリングルームを交通の便の良い場所に開設したいと思っています。
また、多くの需要に応じるために、思いを同じにする心理士仲間(特に学校教育に携わっていた者・福祉行政に携わっていた者など)をスタッフに迎え、カウンセリング対象 や方法も充実させていきたいとも思っています。
カウンセリングルームを開設することで、今、困っている人への早急な対応が可能になります。不登校は時間が経つほどに深刻さを増し、抑うつ状態になったり、そのまま引きこもりになったりするケースが極めて多いのですが、早急な対応を行っていけば学校復帰の可能性は大きくなります。
また、本人のみならず保護者へも心のケアが必要な場合が多く、親子で受けるカウンセリングを通して、親子で不登校の改善に向き合うことができます。
学校に行きたくても行けない理由を聞くと、「先生のこと・体の不調・生活リズムの乱れ・友だちのこと」等、特定のものに偏らず、多岐に渡っています。
また、小中学生の不登校の要因としては「無気力・不安」が最多であり、このことは不登校は誰にでも起こり得るということを裏付けているといえます。
カウンセリングルーム「かりん」は不登校という形で現れた子どもたちの心のSOSに気づき、早急に対処することで、心の健康を取り戻し、学校復帰をしたり将来どのように社会的自立を目指すのかなどを見つめなしたりする場所にしたいと思っています。
プロジェクトの内容
不登校などで困っている子どもたちや保護者のためのカウンセリングルームを開業します。
フリースペースでは、カウンセリングに来た子どもたちが自分のやってみたいこと(勉強・絵画・音楽・制作・運動など)に挑戦したり、カウンセラーと一緒に活動を通して心を整理する場として活用したいと思っています。
仮名称:カウンセリングルーム「かりん」
場所:新宮町付近 火・木・土の10時から16時
2022年8月オープン予定
【資金使途】
施設費:マンションの初期費用(70万)
今回クラウドファンディングを利用したのは、不登校の子どもたちの心身面の問題が深刻化する夏休みを前に早急に立ち上げたいと思ったからです。
夏休みは子どもたちの生活が不規則になり、心も不安定になりやすい時期です。そのため、早急にカウンセリングルームを立ち上げ、心の不安定な子どもたちをサポートしていきたいと思っています。
また、施設費をクラウドファンディングで頂いたお金を充てることで、カウンセリングの料金を抑え、どなたでもカウンセリングを受けることができるようにしていきたいと思っています。
そして、日ごろ学校教育や不登校問題に関心の低い方々にも広く社会問題として認識していただき、未来を担う子どもたちの健やかな成長を応援していただきたいと願っているからです。
そのために、クラウドファンディングで実情を知っていただき、ぜひ多くの皆様にご理解とご支援を賜わりますようお願い申し上げ、皆様方とともに未来を担う子どもたちを育てていくことができれば幸いだと考えています。
プロジェクトの展望・ビジョン
子どもたちの健やかな成長を願い、「学校に行きたくても行けない子どもたち」の困り感や不安感を解消し、笑顔で学校復帰、社会復帰してもらうためのカウンセリングルーム、また子どもたちだけでなく保護者の心の支えとなるようなカウンセリングルームを実現したいと切に願っています。
将来的には、学校に行きたくても行けない子どもたちが、いつでも来て楽しく活動できるようなフリースクールを立ち上げたいです!
現在、フリースクールの数は非常に少ない状態で、自宅にひきこまざるを得ない子どもたちが数多くいます。
将来を担う子どもたちが、学校以外でも学べる場所を増やし、自分の夢の実現に向かって活動できる場所の提供をしたいです!
- プロジェクト実行責任者:
- 佐藤 佳奈子
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年8月27日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
佐藤佳奈子が不登校などの子どもたちのためのカウンセリングルームを開業します。集まった資金は、施設費(70万)に使います。
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プロフィール
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リターン
3,000円+システム利用料
コロナ禍で学校に行けない子どもたちを支え笑顔にするコース【A】
感謝のメールをお送りします。
事業報告書をメールでお送りします。
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
10,000円+システム利用料
コロナ禍で学校に行けない子どもたちを支え笑顔にするコース【B】
感謝のメールをお送りします。
事業報告書をメールでお送りします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
10,000円+システム利用料
コロナ禍で学校に行けない子どもたちを支え笑顔にするコース【C】
感謝のメールをお送りします。
事業報告書をメールでお送りします。
カウンセリングチケット1回分(1回50分)をお送りします。
対象は幼児から中学生または、その保護者様(お母さまもしくはご夫婦でご来談ください。)
※有効期限:発行から6ヶ月内
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
30,000円+システム利用料
コロナ禍で学校に行けない子どもたちを支え笑顔にするコース【D】
感謝のメールをお送りします。
事業報告書をメールでお送りします。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
50,000円+システム利用料
コロナ禍で学校に行けない子どもたちを支え笑顔にするコース【E】
感謝のメールをお送りします。
事業報告書をメールでお送りします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
100,000円+システム利用料
コロナ禍で学校に行けない子どもたちを支え笑顔にするコース【F】
感謝のメールをお送りします。
事業報告書をメールでお送りします。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月