匿名での誹謗中傷に苦しむ人を支援して、誹謗中傷の無い世の中へ

増加し続けるネット上の誹謗中傷。
傷つく被害者への弁護士・裁判費用の支援を募るプラットフォームの作成と、罪に対しての啓発活動により誹謗中傷の無い世の中を目指したいと思いプロジェクトを立ち上げました。

はじめまして、未来航行と申します。
九州でフリーデザイナーとして活動している、３７歳です。

ニュースでよく見る、ＳＮＳやインターネット上での誹謗中傷、暴言、脅迫など。
いつもいつも、そういったニュースを見るたびに心が痛みました。

総務省の支援事業であるインターネット上違法・有害情報相談センターでの令和２年度の相談件数は、平成２２年の４倍以上の数となっています。（令和２年度インターネット上の違法・有害情報対応相談業務等請負業務報告書（概要版）より）

ですがこの数字はほんの一部で、実際は相談せずに我慢している、泣き寝入りとなってしまった方がほとんどだと私は思っています。
その最大の理由は、誹謗中傷に対応するための被害者の「金銭的負担」「労力の負担」です。

投稿や書き込みに対しての削除依頼は、個人からの申請は対応に時間がかかったり削除してもらえないこともあります。
確実に行うには、弁護士へ依頼して裁判を起こし仮処分などが必要になってきます。
プロバイダーへの開示請求についても同等の対応が必要です。
削除なのか、訴訟なのかなど内容により変わりますが、弁護士への依頼には諸費用を含め１０万円～１５０万円ほどかかります。
更にそれは、各種データの保管期間もあるため時間との勝負です。

被害者は、心無い悪意の書き込みによって名誉も心も傷つけられた上に、辛い思いをしながら弁護士を探し、依頼費用を支払い、戦っていく必要があるのです。
手続きがわからない、時間がない、お金がない・・・様々な理由から泣き寝入りせざるを得ない。
すると加害者はどんどんエスカレートし、更にはそれを見た人が「他の人もしているから」といった安易な考えを持ち、新たな加害者となって被害は増えていきます。被害者はひたすらに傷つけられていき、戦う気力すら奪われてしまうのです。
そんな現状を変えたいと強く願い、このプロジェクトを立ち上げました。

●プロジェクトの内容●

NO誹謗中傷プロジェクトとして、専用サイトを作成します。
サイトの機能は以下を検討しております。
【被害者用機能】
・証拠の保存機能（スクリーンショット、URL等、裁判に必要な情報をサーバーに保存）

・当該投稿に対しての弁護士からの見解機能（削除や訴訟対象となりえるか、どの権利を侵害しているのか）

・削除や開示、訴訟など、被害者の希望対応に応じて支援を募る機能

※支援希望の方からの支援金を、弁護士費用として弁護士事務所へ当該サイトより送金します

【支援者用機能】

・被害者が支援を希望したもののみ当該投稿を表示し、賛同する場合は支援金として決済する機能

上記が大枠となります。
また、裁判などで加害者より被害者に慰謝料や弁護士費用の支払いがあり、その一部などをサイトへ返還したいなどの申し出が被害者よりあった場合には、「支援ポイント」として支援者へ還元し他の被害者へ使用していただける還元制度を検討しております。

また併せて、啓発活動となるような記事等も検討しております。

●支援いただいた金額の内訳予定●

サイト作成、サーバー構築、決済システム導入　・・・　約75万円

READYFOR手数料、税　・・・　16万円

サイトプロモーション費用（プレスリリース、広告）　・・・　20万円

諸費用（通信費、リターン送付代等）　・・・　9万円

●プロジェクト達成後のビジョン●

プロジェクト達成後には、法人化およびシステムを使ったスマホ用アプリの開発を行っていきたいと思っています。

より多くの被害者を支援し、また誹謗中傷というものや、それを行うことへのリスクの理解を深めることで、社会全体の誹謗中傷や暴言をなくすことを目指していきたいと思っております。

●読んでいただいた皆様へ●

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございます。

誹謗中傷というものは、悪意がある場合と、知識・理解のなさや軽い気持ちからくるものだと思っています。

ですが、どちらであったとしても被害者が耐えなければいけないものでは無いと思います。

私が幼かったころとは違い、いまは子供のころからインターネットに触れています。

そしてそれは、生活していく上で目を逸らすことができない、当たり前のこととなっています。

だからこそ、正しく、健全であってほしいと強く願っています。

もしご賛同いただけるようでしたら、何卒ご協力いただけますよう、心よりお願い申し上げます。