【北海道地震：福祉施設の調査および炊き出し】

調査チームは、まず札幌市内の福祉施設を訪問しました。

震度5の揺れが襲い、玄関のタイルが剥がれ、2階の天井に亀裂が入ったものの、利用者や職員の方への被害はなかったとのことです。月曜から水も出るようになり、献立は変更しているものの食事の提供もできていました。職員の方は「電気・水が止まったことが辛かった」と話されました。

 

その後、むかわ町に向かい、町役場や施設を調査。穂別地区では被災した4つの福祉事業所の方々が市民会館に避難しており、部屋には段ボールベッドが並べられていました。利用者のみなさんはみな無事だったものの、4施設とも建物が被災し、住める状況ではなく、ひどいところは再建設が必要になるかもしれないとのことでした。今後は町営住宅への入居を考えているが、新しい環境に馴染めるかという懸念もあるそうです。

 

 

AARでは、被災された施設の情報を得て１軒１軒訪問し、直接話を伺いながら必要な支援をさぐっています。上厚真小学校での炊き出しは、昼は豚丼80食、夜はクリームシチューを100食提供しました。

 

 

 

 

厚真町では朝方気温が5度台まで冷え込み、夜は体育館の暖房を入れたそうです。シチューを召し上がった方は、「なんか心も温かくなった」などの言葉をたくさんいただきました。

 

 

 

AARでは、引き続き、皆さまからのご支援を受け付けています。宜しくお願いします。