みなさんはじめまして。AMDA-MINDSホンジュラス事務所の陰山亮子です。

ホンジュラス事業として、はじめてとなるクラウドファンディングへの挑戦が始まりました。みなさまの応援をよろしくお願いいたします!

 

ホンジュラスの青少年たちは、安心して生活できる環境にありません。ドラッグやギャングに囲まれ、自分のいのちを守るために、自然と攻撃的になってしまっている部分もあるかもしれません。でも、豊かで充実した人生を送りたいと思う気持ちは誰だって同じ。ご紹介する2人の少年、ルイスとフラビオもそうでした。

 

研修を受けるホンジュラスの青少年たち

 

授業中の態度が悪く、反抗的な目で、じっとしていられないやんちゃな17歳、ルイス。素行は悪くても、ブレイクダンスの達人として、友人たちから一目置かれる存在でした。学校の行事では彼のダンスが常にプログラムの一つとして入っており、盛り上げてくれていました。彼のダンスを最後に見たのは昨年3月3日、学校の創立記念祭の日。それからわずか20日余りで、二度と彼のダンスを見られなくなるとは思いもしませんでした。

 

彼らは、授業態度は悪くても、彼らなりの想いをしっかり持っていました。その想いをフェイスブック上で打ち明けたり、社会への疑問を投げかけたりしていました。

 

「この国は汚職ばかり、だから国がよくならない」

 

「アメリカに出稼ぎに行く輩は多いけど、オレはLOVEホンジュラス、100%カトラチョ」

※ホンジュラスでは「ホンジュラス人」のことを、親しみを込めて「カトラチョ(男性)/カトラチャ(女性)」と言います。

 

仲の良かったルイスとフラビオ。午前の部に通うフラビオは下校中、午後の部に通うルイスは登校中に落ち合い、アイスキャンディでも食べようと路地に入ったところで悲劇に遭いました。死亡時の年齢は新聞によってマチマチに掲載され、テレビのニュースでは名前を間違って記載され、正確な情報がよくわからない。そんな国で、その貴重な命を落としてしまう少年たち。

 

「なぜ、おまえが殺されなければいけなかったのか」
と、永遠に返信が来ることのないフェイスブックに書き込む友人たち。

 

「お前が殺されなければならないこの国は変だ」
と、怒りをぶつける同級生。

 

「お前には生きていてほしかった」
と、これまで何人もの友人を亡くした悔しさを伝える少年たち。

 

彼らは、いつでも起こりうる、あまりにも身近になってしまった「友人の死」を、当たり前のことであるかのように黒いリボン一つで片づけながら(ホンジュラスではフェイスブックなどで、亡くなった人の写真の横に黒色のリボンの絵をつけて故人の冥福を祈る習慣があります)、毎日を生き抜いています。

 

もし、ルイスとフラビオが将来、国を動かせる人物になっていたら、青少年が日々殺されるこの国の現状をどうしていただろうと思うことがあります。

 

少しずつでもこのような状況を変えるべく、私たちは日々活動を続けています。
皆さんの協力が必要です。どうか、よろしくお願いいたします。

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