イメージアップ大作戦! ~HPUの壁画制作~

みなさんこんにちは。AMDA-MINDSホンジュラス事務所の陰山亮子です。

 

11月18日、アト・デ・エンメディオ地区にて、学校の壁画が制作されました。

 

この学校は、以前「世界一危険な都市に生きる青少年たち」という記事でご紹介した「エクトル・ピネダ・ウガルテ(Hector Pineda Ugarte)中・高校」のことです。そう、学校帰りに銃殺されたルイスとフラビオが通っていた、そしてフラビオの弟のジッピーをはじめとしたコミュニティリーダーたちが通っているところです。

 

テグシガルパ市内でも悪名高く、不良だらけだとか、ドラッグが売買されている、などといった、よくない噂が絶えず、そんな学校のイメージを良くしたいという想いから、今回の壁画制作が発案されました。

 

私たちAMDA-MINDSも参加している「テグシガルパ市子ども・青少年の人権保護を考える会」にて活動を紹介したところ、アイデアに賛同した国立犯罪予防プログラムから絵の得意なスタッフが参加し、指揮を執ってくれました。いざ開始!と思いきや、相変わらず寝坊して集合時間に遅れてくる面々が…。日曜日の朝には弱い青少年リーダーが、残念ながら多いのです。

 

さて、面子が揃ったところで気を取り直し、まずは落書きだらけの壁を青色に塗っていきました。通りがかりの子どもたちが興味津々に声をかけてきたり、自分も塗りたいと参加したりする近所の人も出てきました。準備万端とはいかず、壁の高い部分が塗れないことが分かり、近所のお宅まではしごを借りに行ったり、壁の前に駐車している車の持ち主を探して回ったりと、メンバーは塗装作業以外にもあっちへこっちへと走り回りました。

 

はしごでも届かない部分は壁に上って

 

はしごでも届かない上の方をどうしようかと頭を抱えていると、ここは不良と呼ばれ、学校を抜け出すことには長けている彼らの出番。「その辺なら向こうの塀をつたって登れるよ」と、あっという間に壁の上。普段は先生から叱られていることが、思いがけず役立ってしまいました。

 

「口じゃなくて手を動かさないと、壁画が出来上がるのに1年かかるぞ、おまえたち!」と指揮を執ってくれているアーティストから喝を入れられるほど、手より口が動いて楽しそうな青少年たち。

 

壁画ができるにつれてみな真剣になる

 

予定時刻をはるかに過ぎはしたものの、無事に壁画が完成!

 

 

学校名の頭文字「HPU」を大きくカラフルに描き、左には「知識の塔」と名付けられた本を重ねた塔、右には学校の正式名称と曼荼羅模様。そして下には、コミュニティリーダーたちの名前が描かれ、いつの間にやら、私の名前まで入れてくれていました。

 

下に描かれたリーダーたちの名前

 

皆の力を結集して制作された壁画。「HPU」イメージアップへの貢献は、間違いないでしょう!

 

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