岡山学芸館高等学校 (SGH運営部長)

橋ヶ谷 多功(はしがや たく)

 

本校はスーパーグローバルハイスクール(以下SGH)において、「途上国の貧困の悪循環の是正に高校生が貢献できること」をテーマにした課題研究を行っています。高校生が本気で途上国やグローバル社会のことを知り、考え、行動を起こすことの大切さを養っています。自分の考えや想いが形となることで、社会を変えていく可能性が広がることを理解し、実際に行動を起こすことを目的としています。

 

日本の高校生は総体的に、日本の若者は、意識は高いが想像力や行動力が極めて低い傾向があると聞きます。この現状を変えるためには、高校生が実社会に関わる場所を作り続けることが大切だと感じています。

 

このような想いで、昨年本校は県内外のNGO、NPOと協働してソーシャル・リーダーシップ・オータムキャンプを開催しました。この会の目的は「実在する社会課題の解決に対して私たちができることを考え、プレゼンテーションすること」です。実社会が抱える社会課題を実際に活動されている団体から聞き、自分達ができる解決策を提案することで常に実社会との関わりをイメージし続けながら、クリエイティブに思考することができました。

 

ホンジュラスの事例を紹介するAMDA-MINDSスタッフ

 

そこで、AMDA社会開発機構から頂いた社会課題が「ホンジュラスの青少年とともに取り組む住みやすいまちづくり」でした。このテーマを選んだ生徒たちは、真剣にスタッフの山上様の話に聞き入り、また、なぜホンジュラスの若者が社会的逸脱行為に向かってしまうのかについて質問を行わせて頂きました。寝る間も惜しんでディスカッションを行い、行きついた答えが、今回のプロジェクトとなっています。

 

ホンジュラスの青少年について質問をする岡山学芸館高校の生徒

 

このような経験は、これから次世代を担う日本の若者の育成にとって、とても重要なエッセンスだと感じています。このように高校生の考えが形になるという経験は、彼らにとって次の一歩を踏み出す勇気と期待と自信を持たせてくれました。今回のAMDA-MINDSのプロジェクトはホンジュラスの社会課題解決だけでなく、日本の若者をも育てる事業です。このような夢のある事業展開を心から応援し、私も支援していきたいと思っています。

 

ホンジュラスの課題解決案を発表する生徒たち
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