みなさんこんにちは。AMDA-MINDSホンジュラス事務所の陰山亮子です。
日本は梅雨時期になりましたね。各所でアジサイの花が色鮮やかに咲いているのではないでしょうか。

 

今日はまた一人、地域の大人をご紹介したいと思います。娘が通っていた小学校の保護者会からの案内がきっかけで地域の活動に参加するようになった、アンヘリカさんです。

 

彼女ははじめ、「何かモノがもらえるかも」という軽い気持ちで会合に参加してみたそうです。でも、地域の知らない人たちと交流しながらコミュニティ活動への参加を重ねるうちに、彼女の世界はどんどん広がっていったとのこと。以前は、保護者会などにも積極的に参加する方ではなかったものの、今ではコミュニティ活動に率先して参加し、どんどん力を発揮するようになりました。

 

率先して作業をするアンヘリカさん(左手前)。隣にいる2人は彼女の娘たち。

 

また、コミュニティグループに対する研修では、彼女にとって、人生で初めて学んだことがたくさんありました。子どもを持ってからというもの、「学ぶ」機会が無かった彼女にとって、それはとても貴重で嬉しい時間となりました。毎回欠かさず研修に参加し、その学ぶ機会を絶対に逃しませんでした。彼女の熱意が伝わったのか、次第に周囲の理解も得られるようになり、研修に参加する際には子どもを預かってくれる親せきも現れたそうです。シングルマザーのアンヘリカさんは、会合に参加するのに娘たちを預けられる人がおらず、いつも一緒に連れてきていたのです。

 

今では、アンヘリカさんはコミュニティグループの活動に欠かせないメンバーとなっています。また、積極的な参加姿勢が評価され、小学校の保護者会で役員にもなり、様々なイベントを計画・実施しています。


そんなアンヘリカさんからのメッセージです。

 

すっかりグループに欠かせない存在となったアンヘリカさん(右端)と娘(左端)

 

「私はこれまで、自分が地域のためになることに関わり、人の役に立てるようになるなんて、考えてもみませんでした。この活動に参加していなかったら、きっと、それまでと同じく、家に引きこもって、毎日料理と洗濯と掃除をして、何も変わらない人生を送り続けていたと思います。この活動が私の人生を変えてくれました。自分のアイデアが地域の活動として実現される喜び、私の存在が地域の人たちの役に立っていること、それはもう、これまで味わったことのない、とても嬉しいことです。こんな機会を与えてくれた日本の人々に、本当に感謝しています。」

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