みなさんこんにちは。AMDA-MINDSホンジュラス事務所の陰山亮子です。
チャレンジ終了まで残り1ヶ月を切りました。これを機に支援の輪がさらに広がったら嬉しいなあという思いを抱きつつ、これからもコミュニティの様子を皆様にお届けしていきます!

 

「青少年を地域で健全に育成したい」という願いは、日本もホンジュラスも一緒です。他方で、ホンジュラスで活動を実施する中で、青少年のためと考えて企画した活動を通じて、青少年だけではなく、これに関わる大人も成長するのだと感じるようになりました。

 

地域活動に取り組む大人たちは、一昨日紹介したジェシカさんのように、もともと青少年を地域で育てたい、という使命感を持っている人ばかりではありません。ジェシカさんのような大人は、むしろ稀な存在だと思います。不良少年たちの存在を「危険」「関わらないほうがいい」と感じ、できるだけ遠ざけようとしている大人がたくさんいるのが現実です。

 

実際、ちょっと悪そうな服装と髪型をしている青少年が、狭い道の向こうから歩いてくるだけで、「あ、強盗に合うかも」「ナイフを出されるかも」と瞬時に感じてしまうそうです。タトゥーが入っていたりすれば、これはもう「間違いなくやられるな。」二人組の青少年であれば、なおさらです。

 

58歳のアルナルドさんも、そんな風に感じていたと話します。「不良少年」と言われるような青少年たちと自分が何かを一緒にするなど、夢にも思わなかったと。今日は、そんなアルナルドさんのメッセージをお届けします。

 

子どもの日のイベントでジュースを配るアルナルドさん(中央)


「私はこれまでの人生で、青少年は地域のお荷物であると思い続けてきました。教会活動などで、青少年と触れ合うことはもちろんありましたが、いつもうるさく騒いでいるし、人の話は聞かないし、青少年と関わりを持つことは極力避けてきました。私の妻がこの活動に参加しよう、と言ってきたのをきっかけに、一度くらいはと参加してみたところ、活動する中で、あれほど邪魔な存在だと思っていた青少年が、どんどん魅力的な、素晴らしい存在だと感じるようになりました。もし、この活動に参加していなかったら、私は青少年一人一人の素晴らしさを一生理解することはなかったでしょう。青少年は大人より責任感が強く、むしろ大人の方が無責任であると、この活動を通じて学んだことで、今では青少年がとても信頼できる存在になりました。この年になって、何か新しい学びがあるとは思ってもみませんでした。今後も地域の青少年たちに学びながら、よりよいコミュニティにしていく活動に取り組みたいと思っています。青少年たちに大きな拍手を送りたいです。本当にありがとう。」

 

青少年のリーダーたちと写真に写るアルナルドさん(後列右から3人目)

 

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