みなさんこんにちは。AMDA-MINDSホンジュラス事務所の陰山亮子です。

 

11月4日、コミュニティリーダー全員を対象にした研修会合を開催し、運動会の振り返りをするとともに、11月の計画を練るための話し合いが行われました。

 

アト・デ・エンメディオ地区リーダー

 

運動会の振り返りでは、以下のような感想が出されました。

 

「運動会の競技は、これまでやってきた個人の競争ではなく、チームとして競うことができた。競うことを通してチームワークを高める運動会は、子どもたちに必要なものだと感じた。」

 

ラ・ホヤ地区リーダー

 

「最初は自分が勝つことだけを考える子が多かったが、次第に全員で協力し合わなければ勝てないということに気づいていったと思う。」

 

「たくさんの競技をすることで、一人一人それぞれに違う、いいところを発見することができた。」

 

フロール・デル・カンポ地区リーダー

 

こうした意見を受けた、最終的なまとめはこんな感じに。

 

「地域での活動も、運動会と同じ。地域のそれぞれ異なる特質をもった一人ひとりがみんなで一緒になって協力することが、地域活動を成し遂げる秘訣である。」

 

パルマス地区リーダー

 

実際、日本の運動会も、学校を中心とする地域社会の連帯を再確認し、強固にするのに大きな意味を持っていたといわれています。

 

さて、振り返りが終わると、今度は地域ごとに分かれて11月以降の活動計画を練ることに。「チームワーク」を学んだとはいえ、やはり皆、実際に計画をまとめる段階になるとメンバーの意見が割れ、詳細の決定にはなかなか苦戦している様子。

 

ケネディ地区リーダー

 

そこに、小学4年生のマリエラが「聞いて、聞いて」と、近寄ってきました。パルマス地区のリーダー、アンヘリカの娘です。「私、今日は参加者リストに名前を書いたの。もう来年は5年生になるから、リーダーになって活動するの。」と嬉しそうに話してくれました。彼女は2年生のころから母親にくっついて、会合や活動にほぼ毎回参加していたのですが、地域のリーダーとして責任をもって活動を実施するにはまだ幼く、リーダー名簿に加えるのは難しい状況にありました。「マリエラが小学校5年生くらいになったら、リーダーとして参加できるよ」と言っていたことを覚えていてくれたようです。地域活動に取り組む母親やほかの青少年たちの背中を見ながら、いつかは自分もこのように活動するんだ、と心に留めていたのでしょう。マリエラの将来が楽しみです。

 

さらに、青少年リーダーのジッピーがやってきました。なんだかまた不良っぽく両サイドを剃り、トップを長く残して結ぶという変な髪型(失礼ながら)にしたばかり。「ジッピー、変な髪型。不良みたいー。」というマリエラに対し、「人は髪型では判断できないんだぞ」と返すジッピー。こんなふとしたやりとりに、世代を超えた地域のつながりを感じました。こうしたことの積み重ねが、いつか住みよい街づくりへと繋がってくれるはずだという私の祈りにも似た希望が、そう感じさせてくれるのでしょう。

 

ジッピー(左)の変な髪型を指摘するマリエラ

 

さて、いよいよ練りに練られた11月の活動計画発表の時間です。

 

・・・とその前に一つサプライズがある、とリーダーの皆さん。フロール・デル・カンポ地区のダニエルさんから、ご支援くださった皆さんに感謝の意を込めて贈り物があるとのこと。代表して、私が受け取らせていただきました。

 

ダニエルさんからプレゼント贈呈

 

プレゼントされたのは、ダニエルさん直筆の漫画。彼は画家としてのペンネームを持つほど絵が上手。独特の画風をお持ちです。今回いただいたのは、日本人とホンジュラス人が握手を交わしている様子を描いたものです。いつか日本に行ってみたいというダニエルさんは日本のニュースに敏感で、いつも私の知らない日本の最新ニュースを教えてくれたりもします。

 

ダニエルさんの絵

 

9月から10月にかけて行われた運動会を通じて得たチームワークを糧に、11月はコミュニティセンターのトイレの改修や幼稚園の遊具設置などに取り組む予定です。詳細は、また新着情報にてお伝えします。

 

青少年を含む地域のリーダーたちの活躍を、これからもお楽しみに!

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