みなさんこんにちは。AMDA-MINDSホンジュラス事務所の陰山亮子です。

 

9月8日の土曜日。記念すべき、テグシガルパ市での第1回 "UNDOKAI" が、ついに開催されました!

 

頑張るぞーっと気合を入れるフロール・デル・カンポ地区に住む子どもたち


場所はフロール・デル・カンポ地区。テグシガルパ市内でも特に危険と言われるこの地区では、殺人、窃盗などの犯罪が絶えず、麻薬やギャング集団といったものがとても身近なものになってしまっています。

 

運動会は、9月11日の「こどもの日」を前に、普段は危険に囲まれて思う存分遊びまわることができない地区の子どもたちに、体を動かす楽しみを感じてもらうことを目的として開催されました。

 

お手製の "UNDOKAI" ポスターを掲示する実行委員会メンバー

 

プログラムには、袋跳び競争、大縄跳び、くす玉割り、ミニサッカーとありますが、運動会にサッカー・・・?

 

カラフルな袋に入ってピョンピョン!

 

サッカーが国民的スポーツとなっているホンジュラスならではのこと。運動会にサッカーは登場しないはずなのですが、住民の強い希望から、サッカーも競技に組み込まれたのです。しかし、その頭にはハチマキが巻かれていました。

 

セロハンのハチマキを巻いて、ハイポーズ!


そう、今日は運動会。ちょっと熱くなりがちないつものサッカーではなく、ハチマキでチームの絆を確認しながら、正々堂々とルールを守ってプレーしようという約束をした子どもたち。

 

いざ試合に臨む子どもたち

 

白熱したゲームの中、ゴールを決めた後のパフォーマンスもプロ並み! 選手も、それを見ている大人たちも、大いに盛り上がりました。

 

そして、運動会種目の選定、備品の買い出しと事前準備に余念なく、前日も夜遅くまで頑張った「UNDOKAI実行委員会」のメンバーたちは、子どもたちをはじめ住民みんなの笑顔をご褒美に、やり切ったという気持ちでいっぱいの様子でした。

 

"UNDOKAI" 参加賞にペンをもらいました

 

また同日は、このイベントに賛同した地区内の診療所が、運動会と並行して無料診療を実施し、100人ほどの住民が診察を受けました。

 

住民一人一人にとって医療サービスがまだ身近ではないホンジュラスでは、このような無料診療の機会は大変貴重なものです。運動会をきっかけに、住民のためになればと保健セクターも歩み寄り、協力が実現したことで、フロール・デル・カンポ地区コミュニティ活動に新たな1ページが開かれました。

 

運動会会場に隣接したコミュニティセンターで行われた無料診療

 

運動会は他の地区でも続々と開催される予定です。地区それぞれのユニークな運動会のご報告を、引き続きお楽しみに!