みなさんこんにちは。AMDA-MINDSホンジュラス事務所の陰山亮子です。10月も終わろうとしていますが、日本では今月体育の日がありましたね。全国各地で学校の運動会やスポーツイベントが開催されていることと思います。そんな日本と同じ時期に、ここテグシガルパでも子どもたちの歓声が響いています。

 

10月13日、ラス・パルマス地区で運動会が開催されました。

 

準備に勤しむ "UNDOKAI" 実行委員会のメンバー

 

ラス・パルマス小学校には経済的に貧しい家庭から多くの子どもたちが通っています。ホンジュラスでは行政による校舎の修繕などが十分に行われておらず、穴の開いた屋根が修理されることなく雨漏りしていたり、子どもたちが思い切り遊べるような運動場が確保されていなかったりと、教育環境は劣悪で、地域に住む人でも、わざわざ地区外の、より設備の整った小学校に子どもを通わせるケースがあるほどでした。

 

このような状況に対し青少年リーダーを含むコミュニティグループは、「より多くの子どもたちが楽しく通える学校になってほしい」という想いから様々な活動を行ってきました。保護者と協力して屋根の改修を行ったり、手すりの設置を行ったり、子どもたちが楽しめるイベントを開催したり。。。その結果、この学校に子どもを通わせたいという保護者が増え、今年は過去最高の生徒数になったそうです。

 

運動会参加のために集まった児童。左奥の黒い手すりはコミュニティグループがイニシアチブを取って設置したもの。

 

運動会も、是非この小学校の子どもたちに楽しい思い出を作ってもらいたい、チームワークの大切さを知ってもらいたい、というコミュニティグループの想いから企画し、卒業を控え、間もなく小学校を去っていく6年生を含む120人の子どもたちが参加しました。

 

まず行われたのはボール送りリレーです。子どもたちが6列に分かれて、それぞれの先頭から後ろまで頭の上でボールを渡していき、もう一度先頭まで戻してくるというものです。みんな1位になりたくて、大急ぎなのですが、急ぎ過ぎて落としたりしてしまう場面も。1位になったチームはその場で飛び上がり、大喜びでした。

 

行方が気になるボール送りリレー

 

次はフラフープ送り。3組に分かれて円になり、手をつないだまま、フラフープをくぐって隣の人につないでいきます。小柄な子どもたちが素早くくぐるのに対して、一番苦労していたのは、ルール説明をするときのリーダーたちだったかもしれません。

 

大人には難しい?!フラフープ送り

 

その次は大縄跳びです。2組に分かれて、縄に引っかかった人から抜けていくというもの。最後まで残ったこどもたちで行われた決勝戦(?)は、さすがに上手で、周りのこどもたちからも大きな歓声が上がっていました。

 

息を合わせて1,2,3!

 

そして、最後は、サッカーです。やはり、サッカーなしでは終われません。コートが小さいので5人対5人。トラップやパスの出し方もなかなかのものです。絶妙なスルーパスからゴール隅へのシュートが決まり、勝利したチームは大喜びでした。

 

いつも以上に負けられない!締めのサッカー対決。

 

また、運動会の合間には青少年リーダーたちによる顔ペイントが実施され、子どもたちは思い思いにほっぺたやおでこに描いてもらい、気持ちが浮き立つ楽しい時間となりました。

 

何を描いてもらおうかな?みんなの笑顔が弾けます。

 

この小学校では10月初旬に降り続いた雨により、学校の裏側の壁が土砂崩れで壊れてしまうなど、また一つ、解決しなければならない問題が発生しました。しかし、子どもたちのことを想って実施した今回の運動会のように、地域の子どもたちのよりよい将来のために、課題解決に向けたコミュニティの人々の努力が一歩一歩積み重ねられていくことを、確信しています。

 

楽しかった!UNDOKAI!

 

コミュニティグループのみんなもお疲れさま!!

 

「やりきった!」という笑顔でいっぱい。"UNDOKAI" 実行委員会メンバー

 

 

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