アニマルサードアイズ│生き場を失くした老猫や傷病猫にも幸せな生涯を

最近寒さがきびしく、

ガクッと体調を崩す子が増え、

心がざわざわしていた矢先でした…。

 

 

昨日12/6に『レオ』が。

 

 

そして

本日12/7に『リリ』が

 

 

旅立ちました。

 

静かに静かに。

 

 

 

共に19歳。

2匹とも、持病を抱えながらも、

旅立つ3日ほど前まではいつもと変わらずのんびり暮らしていました。

 

 

にゃんこが苦手だった『レオ』は、

個室で過ごしていましたが寝ていることが多い1日の中でも

巡回時になると目をキラキラさせて

部屋の入口まで出迎えに来てくれるんです。

 

お部屋の中に入って

すぐに甘えたモードでもたれる『レオ』と

 

「ごはん、全部食べれたかな？今日は何が食べたい？」

 

 

なんてお話しながら

目を細める『レオ』の頭をヨシヨシするのが日課でした。

 

 

ある程度すると

気が済んだかのようにスッとベッドに戻り

またウトウトと眠りに入る『レオ』が

私が隣にいる間ずっと

ノドをコロコロ鳴らしてくれていたのを知っているよ。

 

 

 

グイグイの甘えたさんでは無かったけれど

そんなマイペースな『レオ』との時間が

なんだかとっても心地よかったです。

 

 

 

 

 

 

A3Eに来た時から

体調がいまいち安定しなかった『リリ』は

目が届きやすい事務所で過ごしていました。

 

 

心配事はたくさんあったけれど

食欲だけは衰えることなく

大好物のウエットフードは誰よりも早く食べ終わって

 

 

「おかわりちょーだーい！」の

 

大きな声で配膳途中のスタッフをよく急かしていました。

 

 

その大きな声は

つい先日まで事務所内に響いていたのにな…

 

 

 

恥ずかしがり屋の『リリ』は

自らお膝に乗ることは無かったけれど

抱きあげて

抱きしめて

お膝に乗せればずーーーっと

お膝の上でコロコロしちゃう

 

 

実はお膝が大好きな子。

 

 

そんな『リリ』を膝に乗せ

爪切りをしたり

お顔を拭いたり

お話をいっぱいする時間が

とても大好きでした。

 

 

 

まるで旅立ちの日を悟ったかのように

準備を始めた『レオ』と『リリ』。

 

 

見守ることしかできなかった静かな時間の中でさえも

 

 

この子達の優しさに触れさせてもらっていたんだと

改めて感じました。

 

 

ふたりで仲良くお空へ向かえているかな…

 

 

 

別々のお家から来ていた『レオ』と『リリ』だけれど

お空への道中は、きっと

さびしくないよね。

 

 

 

虹の橋の袂では

大好きな

大好きな

お母さんたちが

 

笑顔いっぱいで待っていてくれているよ。

 

 

レオ、

リリ、

 

 

長い猫生お疲れさまでした。

 

 

 

私たちにたくさんのぬくもりをありがとう。

 

 

 

たった数年だったけれど

一緒に過ごした時間は

私たちにとって何にも変えられない

大きな大きな“宝物”。

 

 

 

レオとリリにとっても

少しでもあたたかな時間だったら嬉しいな。

 

 

 

ずっとずっと大好きよ。

 

 

 

お母さんたちによろしくね。

 

 

 

またね。

 

 

 

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Animal3rdEyesには、高齢猫、傷病猫がたくさんいるため、看取りは珍しいことではありません。

でも、その時間が猫たちにとって

少しでも穏やかで

精一杯あたたかであってほしい…

 

そのためにも酸素室の増設を強く願っています。

 

そして、

光熱費を下げて少しでも多く医療費に充てる事で

必要な医療を充分にかけたいと考えています。

 

どうか引き続き、応援・ご支援をよろしくお願いいたします。