猛烈なスタートダッシュに感謝です！！

クリスマススタートのクラウドファンディングというのはあまり例がなく、年末に差し掛かる微妙な時期であり不安の中での船出となった当プロジェクトですが、162名のご支援により24時間で26%超えるという猛烈なスタートダッシュをさせていただきました。

また、昨日は産経新聞デジタルさんの電話取材があり、記者さんの質問にお応えしたところ、夕方には記事がアップされておりビックリしました!(^^)!

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こちらのニュースのコメント欄に誤解や思い込みに起因するネガティブなご意見が散見されますが、これも我々の情報発信不足に起因するものと深く反省しております。とくに「米国にあった方が大切に保存してもらえる」というのは本当に思い込みでして、雨の少ないテキサス州とはいえ1972年以来の屋外展示でした。何とかしたくても所有権は米海軍にあり、博物館としても借り物に費用を掛けられないという事情もあり、今回の譲渡＆里帰りは新砲塔チハにとって最適解であると喜んでくれているのです。

また、電話取材故の事実誤認があり【国内に輸送する際には、銃刀法の関係で、戦車砲を動かなくする必要があり、今回はモデルガンに改造するという。】部分に疑問を呈するお声も多いようです。正しくは【実物の47ｍｍ戦車砲は国内博物館開館後の無加工輸入を目指し、米国に残置する代わりに精密複製品の軽合金製モデルガンを製作して取り付ける予定です。】

九五式軽戦車の37㎜戦車砲も同様の経緯で英国に残置してあります。今回も貿易管理令上は輸入許可までは辿り着いおります。問題は国内での警察庁の所持許可の方でして、これは公設博物館での常設展示という形で解決の道筋が見えております。いずれにしろ、各官庁、担当部署のスタッフは機械技術遺産としての国産戦車の里帰りにはとても協力的であることは誤解無きように記しておきますね。

「これまで出来なかったから、今後も出来ない」といった後ろ向きのご意見でなく、どうやったら今後、日本でも世界基準の戦車博物館が実現できるのかを考えた方が建設的だと思いませんか？もちろん問題は山積みですが、クラウドファンディングというプラットフォームを利用して得られるのは支援金だけはなく、支援者様のお知恵や人脈、そして支援者様の人数そのものが大きな応援団としての存在感を関係省庁に伝えてくれるのです！！

どうか、今回も最後まで応援よろしくお願いいたしますm(__)m

実行者：小林 雅彦