昨日、目標金額である370万円を達成することができました。

 

 

現在までにご支援していただいた800名を超える皆様、SNSで拡散してくださった皆さま、どうも有り難うございます。

 

 

実は現在、アフリカのザンビアに来ております。

来年度からザンビアとコンゴ民主共和国で始まるウイルス性出血熱の疫学調査の打ち合わせと研究協力の協定書作成のためです。現地2泊だけの短い出張です。

そのため、目標額達成のお礼のご連絡が遅れてしまい申し訳ありませんでした。

 

一昨日夕刻にこちらに着き、夜に応援コメントに返信し終わってから就寝したのですが、その時にはあと25%くらいで達成というところでした。しかし朝起きてから状況をチェックしてみたら、すごい事になっていてびっくりしました。

 

最初は、実際に応援してくれる人が現れてくれるのかと、不安な気持ちから始めた挑戦も、こうして皆様の温かいご支援のおかげで一歩前進することができ、感謝の気持ちでいっぱいです。

 


本当はお一人お一人の応援のコメントにお返事したいのですが、あまりに多くの応援をいただき、コメントの返事が追いつかず申し訳ございません。少しずつお返事していきますので、気長にお待ちいただければとおもいます。

 

皆様の想いのこもったご支援をいただいたことに責任を持ち、まずは早急に予定された非臨床試験の一部を行いたいと思います。

 

 

 

ページにも記載しましたが、薬を必要とする全ての人に届けることができる「安価な飲み薬」として実用化するには、これからまだ長い道のりになります。

 

どのくらいで出来るのか、ここをお伝えできればと思うのですが、現時点では正確な期間は何とも言えないところです。


みなさんからいただいた資金で、非臨床試験として、薬物動態試験(薬の吸収率や安定性などを試験します)を行い、同時に別途アメリカの施設を使わせてもらって本物のウイルスを使う、薬の効果の試験(マウスへの感染実験です)を行っていきます。

 

その結果がとても良ければ、そのデータをすぐに企業に提示出来ることになり、小規模でも臨床試験(まずはヒトでの安全性試験)を行ってくれる企業が現れてくれれば、かなりの前進です。

 

その後、ヒトでの安全性試験をクリアーしたら、実際の流行が起きたときに試験的に導入される可能性が出てきます。

 

 

それまでにサルを用いた感染実験での効果の確認も必要になるかもしれません。しかし、これは現在日本では出来ず(それを行えるバイオセーフティーレベル4の研究施設が日本にないため)、海外の研究施設で行わざるを得ないのが現状です。

 

本当に長い道のりになりますが、諦めずに一歩一歩でも着実に前進させていくつもりです。多くの方が関心をもち薬の完成を待ちわびてくださっていることに、希望を感じました。そして一刻でも早く、飲み薬を完成させなければと感じています。

 

今回は、まず1つの区切りとして、応援していただいた皆様に結果を示しやすい「非臨床試験(薬物動態試験、3投与分)」の費用を第一のゴールとして設定させていただきました。


しかし、より詳細なデータを得るためには、実際には3投与では充分ではなく、投与量を変えたり、投与経路(経口あるいは静脈内というように)を変えて、様々な条件で検討をする必要が出てきます。この非臨床試験のデータが充分に検討されていたものである事が、実際に薬を製造してくれる企業を探していくために有利になるはずです。

 

また、薬の改良がもっと必要だと判断された場合には、改良した化合物を新たにデザインし、合成するところから始めることになります。

 

実はさらに、この化合物の他にも、現在新たに探索中の化合物があります、その中から新規の良い化合物が見つかったら、それも同じように非臨床試験の経費が必要になってきます。

 


エボラの治療薬開発に関して、これまで国や財団の助成金に応募したり、企業との共同研究を実施したこともあります。新しい抗体や化合物を探索する研究段階では支援を受けました。しかし、その先の実用化を目指す段階の話になると、研究資金や企業の協力を得るのがとても難しくなってしまいました(国や財団の助成金には、申請しても採択されませんでした)。


そのため、目標額を超える皆さまからのご支援分は、このような様々な可能性や不測の事態、化合物の改良改善の研究に使用させていただきたいと思います。


引き続き、最後まで見守り、応援していただけましたら嬉しく思います。

よろしくお願いいたします。

 

 

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