プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました
 

 

教育現場の過酷な労働環境の改善へ向けた今からできるソリューション

教育格差の拡大 ・ 教育ニーズの多様化への対応

利用許諾の一括化により安心して教材を使える業界文化の創造

教材の共有により、教員(人)の価値向上を目指す。
 

 

教育業界の課題を解決へ導く“共有知”の創出を。

 

はじめまして、株式会社IC 代表取締役の藪中孝太朗(大阪大学大学院法学研究科在籍)です。

 

私は、既存の教育環境には馴染めない子ども達の居場所(選択肢)を創りたいという想いから、7年前に大阪市西成区で小規模な学習塾を立上げ、ただがむしゃらに、構造的な課題の多い業界の中で、どうにか良い教育を提供できないかと考えてきました。

 

しかしながら、少子化や教育ニーズの多様化、ICTの普及といった急速な社会変化に加え、外部からの圧力などにより、業界の置かれる状況はますます厳しいものになり、私は日々無力さを痛感するばかりです。

 

特に以下3つの課題は、私にとって非常に重要なものでした。

1、教育現場の過酷な労働環境

2、教育格差の拡大・教育ニーズの多様化

3、著作権法上問題のある慣習

これら課題の解決策を検討するため、私は研究分野を変更し3年ほど前から教育資源「教材」についての考察、課題解決への道を模索してまいりました。

 

さまざまな人たちの協力・支援のおかげで、ようやく解決への第一歩となるシステム「みんなで創る教材データベースEcommons」を公開することができました。

 

▶︎プレリリースサイトへ◀︎

 

 

このサイトは、今まで局所的に埋もれていた入試過去問や先生が作成する自作問題などの教材を一つに集約することで、『教材制作にかかる時間の短縮』を図ると共に『教材費の削減』をし、厳しい環境の中で市販の教材を購入できない子ども達にも良質な教材を届けることができる仕組みを備えています。また、悪しき慣習として、他業界から批判される著作権法上問題のある『著作物の利用実態』の改善をも本事業は目指しています。

 

2019年4月1日から(5月31日まで)行う無料のプレリリース(全国の先生を招待しての最終システム調整)にかかる管理費用のご支援を募ると共に、本サイトを多くの方に周知・利用していただきたく、クラウドファンディングに挑戦いたしました。

 

先生方が子ども達と向き合う時間を少しでも多く確保できるツールになるよう今後とも努めてまいりますので、その第一歩をどうぞ応援よろしくお願いします!

 

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▲ビジネスコンテストでEcommonsが多くの賞をいただきました。

 

 

Ecommons 中学数学ver.1.0とは?

 

 

 

●機能1:テンプレートを利用した教材作成
登録された問題を検索し、テンプレートに貼り付けるだけで、試験問題や宿題、ノートプリントなどの教材が簡単に作成できます。

 

●機能2:オリジナル問題の登録

私の行った調査で示された試験問題作成にかかる6時間程度の作業時間(サービス残業)は、本システムを利用することで数十分程度に抑えることができます。

 

●機能3:6,000円/年で運用可能な、全国の教材の集約

私たちが独自に作成した標準的問題データベースや入試過去問など、すでに大問数は7,000問強(秋頃3万問程度)と十分な量の問題が登録されていますので、スタートのこのタイミングから教員の皆様にはメリットを持って利用いただけます。

※登録は一般的な授業進捗順に行っています。

 

 

 

▶︎クラウドファンディング限定_先行価格ページへ◀︎

 

 

全国の先生方の想いに支えられてきた研究

 

当初、教材共有への見積もりが決して甘かったわけではありませんが、研究を始めるにあたって数百人を目的として実施した調査は良い意味で私の想定を大きく裏切るものでした。大学院生個人の調査であるにも関わらず、のべ1500人(500団体)以上の先生方に調査協力いただけました。

 

調査内容もさることながら、調査にご協力いただけた先生の多さ、調査票に記載された先生方の自筆の回答に深い感銘を受けました。

 

何万字にもおよぶコメントは、「全国各地に同じように苦しみ、もがきそれでも諦めず、より良い教育を研究し続けようとする多くの先生が存在する。」ということを痛感させるものでした。

 

個人の力では解決しようがないと諦めていた課題も、このような全国各地で活躍する先生方の知恵や想いを集約することができれば、解決することも決して不可能ではない。と考え、休学届を提出し、何もないところから研究で得た知見を手掛かりに、本事業プランを作り上げていきました。

 

 

 

資金も経験もノウハウもない中で、業界内外のさまざまな人たちの協力を得ながら、プランの改良を重ね、ようやく皆様にご提案できる形にまでつくりあげることができました。

 

まだまだ、改良の余地の多いプラン、システムではありますが、私たちだけの力でできることは、もうそれほど多くはありません。ここからは教員の皆様始め、教育業界に携わる多くの方々の知見を一層お借りし、より利用価値の高いシステムへアップデートしていきます!

 

 

 

みんなで創る教材データベース

『Ecommons』をついにリリースへ‼️

 

約2年間の調査・考案・開発・制作を経て、いいものができあがりそうと感じてきました。しかし、このデータベースは実際にたくさんの方々に使っていただいて、初めて意味をなします。

 

そのため、6月のリリースに向けた最後の2ヶ月間(2019年4月~2019年5月末)、全国の先生方に無料でシステムを活用してもらい、忌憚(きたん)のないご意見を頂戴しようと『プレリリース』の開催を決定しました。

 

まさに今、この瞬間にプレリリースは行われています。サービスの全容はリンクページで公開され、どなたでもシステムをご活用していただくことができます。

 

目標金額の100万円は、このプレリリースに関わる最低限の維持費用(サーバー管理費やシステム保守費など)です。現場の先生方のアイデアを積極的に取り込むことで、本当に素晴らしいシステムが完成すると私たちは確信しております。


▶︎プレリリースサイトへ◀︎

 

 

教育者/経営者/研究生としての3つの想い

 

私はこのプロジェクトに、のべ5000時間、2000万円以上をつぎ込んできました。まだまだ学ばなければならないことの多い私にとって、これは人生をかけた大きなチャレンジです。

 

たった一つの理由で、このような大きなチャレンジに踏み切ることは、臆病な私には到底できなかったと今は感じています。

 

ただ教育者・経営者・研究生として、どうしても見過ごすことのできない重要な3つの課題が、当該事業プランという一つの可能性として集約されたことで、私にとって、本チャレンジは避け難いものとなりました。

 

 

「過酷な労働環境を改善し、優秀な人材の流出を防ぎたい」

 

約7年間、教育業界で活動してきた私が、教育業界の課題として、今、最も深刻だと感じるのは、労働環境の問題です。文部科学省の調査では、6割以上の中学教員が、過労死ラインと呼ばれる月80時間以上の残業を行っていると言われています。

 

一方、授業の準備などの業務には残業手当が支払われていないという実状があり、「日本の教育は、現場教員・スタッフの善意によって何とか支えられている」と常々感じてきました。

 

このままでは日本の教育現場は、本当に衰退の一途をたどるのではないか。これが教育者として、私が長年抱いてきた危機感です。

 

Ecommonsは、教育現場において非常に大きなウェイトを占める教材作成業務を大幅に合理化することができ、結果的に労働環境の改善に寄与できるものと私は確信しております。

 

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「高額な教材費を削減し、すべての子ども達に平等なチャンスを届けたい」

 

西成区という経済的に厳しい地域で学習塾を経営する私にとっては、少しでも授業料を抑え、どのような家庭環境の子どもでも受けることができる教育を提供することは非常に重要なことです。

 

しかし、どうしても削減できない費用が「生徒ごとに購入が必要となる教材費」です。問題集・参考書・入試過去問など一つ一つの教材は、数百円~数千円程度ですが、その全て揃えようとすれば大きな金額となり、負担を躊躇する家庭が出てくるようになります。

 

すべての教材を購入しようとすれば授業料が高騰し、すべて作成しようとすれば労働環境が悪化する。このような難しい課題と、現場の先生たちは常に向き合っています。

 

それぞれの先生方が制作する教材や各自治体や学校が保有する試験問題など、今まで局所的に埋もれてきた教材をシェアされることで、労働環境の改善と教材費の削減、両方を実現できると考えています。これが、西成区で学習塾を経営する私の、経営者としての目標です。

 

 

「著作権問題を解決しつつ、教育の発展を支えたい」

 

法学研究科に在籍する私は、教育という領域で生じつつある著作権に関わる争いに、数年前より強い関心を抱いてきました。

(『教育資源と著作権に関する一考察:権利制限規定に拠らない解決策の検討とその課題』)

 

そんな中で、私が強く惹かれたのは「著作権法の発想とは反対で、情報の共有こそが情報の豊富化を招き社会全体の厚生は増大化する」(中山『著作権法第2版』8頁) というコモンズの思想です。

 

この思想こそ、経済的な利益よりも、重要な価値を共有する教育業界に馴染むのではないか。このように考え、私はコモンズの思想を土台としたシステムを作り上げていいきました。当初のイメージは教材版のwikipediaでした。

 

各学校や自治体が作る試験問題、目の前の生徒のために作成される現場教員オリジナルの教材、これら収益を目的に作成されない教材を、集約・共有することで、収益を目的に作成された教材(市販教材)以上の、量や質をほこる教材データベースを創り上げることができると私は考えています。

 

 

すべての子ども達に良質な教材を。

3年以内の全教科リリースへ向けた第一歩!

 

私たちが目指す未来は、以下5つです。

1、教材作成時間や教材費の削減により、健全でやりがいのある労働環境をつくる
2、すべての子どもたちが良質な教材にアクセスできるチャンスを提供する
3、権利者に依存せずとも、新たな教育ツールやコンテンツを発信できるコミュティを創出する
4、利用許諾の一括化、利用ルールの定式化により、安心して教材を使える環境をつくる
5、ノウハウやアイデアの共有で教育業界全体の発展に寄与する

このような目標を達成するため、3年以内に小中高、全教科のサービスリリースを目指しています。その第一歩となる今回のリリースに向けて、ぜひ皆様のご協力・ご支援・ご参画のほどよろしくお願いします。

 


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