3秒で設置できるアイスバスで熱中症で失われる命を助けたい!

3秒で設置できるアイスバスで熱中症で失われる命を助けたい!

支援総額

206,000

目標金額 200,000円

支援者
19人
募集終了日
2023年8月31日

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プロジェクト本文

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3秒で設置できるアイスバスP-PEC(ピーペック)を世に広めて

    熱中症で失われる命を助けたい!

   もし倒れた現場にアイスバスがあれば助かったはずの命がたくさんあります。

 

  スポーツや学校や労働環境の現場で 

 どこでも・誰でも・簡単に 3秒で熱中症の応急処置が開始できる!

  そんな画期的な熱中症専用の応急処置機材P-PECの存在を多くの人に知ってもらいたい

  効果的な応急処置で助かるはずの命を助ける為のプロジェクトにご支援をお願いします!

 

熱中症は死に至る恐ろしい病気です。

     しかし効果的な応急処置が出来れば100%救命できるとされています。

  

 

命を守る為の効果的な応急処置とは?

  【できるだけ広い面積を冷やす!】

   つまり全身を水に浸ける冷水浴(水風呂・アイスバス)が最も効果的です!

 ※首筋、脇の下などの太い血管を冷やす方法では救命効果が低い事が近年解ってきています。

 

誰でも知っている熱中症になったら「首筋、脇の下、鼠径部」の太い血管を冷やすという方法

この方法では重症熱中症からの救命にはあまり役に立たない事が医学的に明らかになっています。

更には救急車を呼んだとしても時間がかかり過ぎて、救命の為のタイムリミットを過ぎてしまいます。

逆に米国の国立研究機関では※1 倒れて10分以内に全身を水に浸けて冷却を開始すれば100%の救命

可能であると証言していて、スポーツや学校現場、労働環境にアイスバスがあれば熱中症で

命を落とす人は激減する筈なのです。

しかし、設置が大変で大量の水が必要なアイスバス(水風呂)を予め現場に用意する事は容易では

無いため、救命率が高いことは分かっていても全くと言って良いほど用意されていませんでした。

だからこそ、私の経験から開発した熱中症応急処置用アイスバスP-PEC(ピーペック)を皆様に

知って頂く事ができれば、多くの熱中症の発生現場で尊い命を救うことが可能になると考えています。

P-PECなら従来のアイスバスのように大変な思いをして準備しなくても、水道のある場所なら

小さなバッグを置いておくだけ、水道が無い場所でも付属の折り畳みポリタンクに少しの水を

用意しておくだけで、緊急時には3秒で全身冷却が開始できるので、まるでAEDのようなイメージで

熱中症の応急処置に備える事ができるのです。

 

上の図は熱中症で深部体温(身体の内部の温度)が42℃に達した状態での対応を想定しています。

この状態から30分以内に深部体温を3℃下げる事ができないと、生命の危険や重い後遺症が

残る危険が高いとされています。

また、救急車を要請したとしても119番から病院収容までの全国平均時間は40分以上であり

尚且つ救急車の車内では救命に有効な冷却はできませんので「いざとなったら救急車!」という

選択肢は全く安心できない事が解ります。

唯一アイスバスで全身を水に浸けて冷却する方法が救命のタイムリミットをクリアしています。

アイスバスが熱中症の発生現場近くにあれば如何に安心かと言うことが解ります。

尚、アイスバスといっても氷水でなくても20℃~25℃くらいの水温の普通の水道水でも

救命に十分な冷却効果が得られる事が解っています。

 

 今まで誰もが信じてきた応急処置の冷却方法は最下位!

下のグラフは熱中症の応急処置として様々な方法で身体冷却を行った場合の

それぞれの体温を下げる能力(スピード)を表しています。

赤いボーダーラインを超えないと、救命の役に立たないと思われます。

よく知られている首筋や脇の下などの太い血管を氷で冷やすという方法は

最下位です。

氷など温度の低い物で冷やすというより、広い面積を冷やす事の方が重要だと

解ります。

また、体の全面積が冷えるからといってガンガンにクーラーの効いた室温18℃の

部屋に入れて介抱したとしても、身体の表面の温度が下がるだけで深部体温は

さほど下がりません。

水は空気の20倍の熱伝導率を持つので、同じ18℃の水に全身を浸ける方が

遥かに体温が早く下がる事も解ります。

ポイントは水を利用して広い面積を冷やすという事になります。

 

※出典・参考資料

環境省熱中症予防情報サイト

日本救急医学会:熱中症診療ガイドライン2015

中京大学松本孝朗教授:スポーツにおける熱中症と現場での応急処置

臨床スポーツ医学35、710-717、2018

※1  NHKプラス “データの活用”でスポーツ事故防止に取り組むアメリカ

 https://www.nhk.or.jp/minplus/0012/topic038.html

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

ここまでご説明致しましたとおり、深刻化する熱中症問題において、どんなに予防啓発をしても

100%熱中症の発生を防ぐ事は不可能であり、失われていく命を一つでも多く救うためには

予防もさることながら、熱中症になってしまった後の応急処置機材と知識を充実する事による

セーフティーネットの構築が不可欠であり、最も立ち遅れている部分だと感じています。

最後の砦としては救命機材でもあるアイスバス(水風呂用の簡易浴槽)を普及させる事ですが、

準備が大変なあまり、オリンピックや大規模なスポーツ大会ぐらいでしか実現できていません。

私は自身の経験から「どこでも、だれでも、簡単に」救命作業ができる応急処置機材として

P-PECを開発しました。春には製造の為の資金が不足し、READYFORで支援を募りましたが

力及ばず不成立となりました。

その後、コンセプトに賛同して頂いた銀行様の融資にてなんとかこの夏のお届けに間に合う数量を

製造在庫する事が出来ましたが、広く皆様にP-PECの事を知って頂く為のプロモーションの費用を

十分にかける事ができず苦戦しております。

人づてにP-PECの事を聞いて導入頂いたサッカーチーム様やラグビーチーム様からは

こんな商品をもっと早く知りたかったというお声を頂いております。

皆様の温かいご支援を得て、ネット広告や救命救急講習会への出展、地域の学校はじめ様々な

企業様への告知とプロモーションなどを広く行いたく2回目のプロジェクトを立ち上げました。

折角のご支援を頂いても目標金額に達しないとゼロになってしまうので、あえて目標金額は

小さく設定しておりますが、たくさんのご支援を頂ければその分だけ多くの方にP-PECを

お届けする事ができ、助かる命も増えて参りますのでどうか宜しくお願い申し上げます。

 

 

▼従来のアイスバスはこんな感じのプール等を流用していました。

 だから、応急処置には使えなかったし、誰も使おうとしなかったのです!

  組み立てや空気を入れるのに30分以上かかります

  ・分解や空気を抜くのも大変です

  無駄なスペースが多いので200リットルから300リットル

   ドラム缶で1本以上、灯油用サイズのポリタンクなら10本から15本必要です。

  ・給水するのに最低15分以上かかります

  ・排水するのにも長時間かかり、準備と片付けでたっぷり2時間は必要です。

  

 

▼P-PECはこんな製品です

  • 設置わずか3秒! 折り畳み10秒
  • 超軽量3.5kg
  • 近くに水道が無くてもポリタンク4本(80ℓ)で全身冷却が可能
  • 専用バッグに折り畳みポリタンクや温度計など全て入ったオールインワン

  

 

  【6分間の動画にP-PECの特徴と開発者の想いをまとめました】

 

 

▼自己紹介とP-PEC開発から完成までの経緯

 

P-PECを開発致しました有限会社プロフィットの川上と申します。

私は趣味でモトクロスというスポーツに取り組んでおります。

未舗装で起伏の激しい滑りやすいコースを走ったりジャンプしたりして順位を競う競技で、その特性から競技中の転倒事故の頻発は避けられません。

そこで私は独学で救護知識と技術を学び、自費でスパインボードという救護機材を購入し、競技の練習と並行してそのような事故現場に駆け付けて個人的に救護活動を行っていました。

それは究極なまでに危険なスポーツを選択した者の「人」としての義務だと思ったからです。

そのような救護件数は優に200件を超え、ヘルメットやプロテクターなどの重装備を付け、エンジンの熱を帯びて灼熱の中で激しい運動をするモトクロスでは骨折などの外傷の他にも重症熱中症の救護も多く経験しました。

しかし、モトクロス場は不便な山の中にあり、救急車を要請しても30分以上かかります。

水道設備も乏しい場所で重症熱中症の患者を十分に冷却する事もできず、生命の危機に何度も直面しました。

そのころ、新潟大学・魚沼基幹病院の救命救急医である山口省吾先生が、登山中に重症熱中症に陥り救命率3%という厳しい状態の患者さんをドクターヘリで搬送し、アイスバスの氷水につける「冷水浴法」によって見事に救命されたブログ記事を拝見し、大変な衝撃を受けました。

独学で勉強する中で欧米では冷水浴法(浸漬法)が応急処置の主流であることは知っていましたが、重症熱中症の救命にはやはりこれしかないと思い立ち、モトクロス場でも使えるアイスバスがないか探し回りましたが、どれもこれも大き過ぎたり、大量の水が必要だったり組み立てや空気を入れるなど設置に時間がかかり応急処置機材としては実用にならないものばかりでした。

それなら、軽量で携行が簡単、数秒で準備ができる、低水量で全身が冷やせる、そんなアイスバスを自分で作ろうと開発を始めました。

問い合わせたメーカーに何件も門前払いされたり、様々な技術上の壁にも直面しました。

当時は熱中症の応急処置としての冷水浴法は医療関係者ですら知らない人も多く、知り合いの医療関係者に「患者を冷水に浸ける事ができたらなあ」と話しかけたところ、「そんな事したらダメだよ」と鼻で笑われ悔しい思いもしました。

それでも頑張って試行錯誤を続け、自分で加工したりメーカーに依頼して作った試作品は数知れず、あっという間に3年の月日が流れてゆきました。何度も心折れそうになる苦労の中「モトクロス場で使えるアイスバスで仲間の命を救いたい」という小さな思いは、いつしか「すべてのスポーツやあらゆる場所で熱中症で失われる命を救いたい」という大きな希望へと変わって行きました。

その希望に支えられながら私財を注ぎ込み3年の歳月をかけてようやく、応急処置用アイスバス「P-PEC」が完成するに至った次第です。

しかし、この完成がゴールではなく「P-PEC」をいかに日本中いや世界中に広めて、一つでも多くの熱中症で失われる命を救うことが私に課せられた使命だと思っています。

皆様のご支援、お力添えを宜しくお願いいたします。

(下の写真のゼッケンNo.21が私です)

 

  

 

▼専門家によるP-PECの評価と頂いたコメント

 

 P-PECは熱中症研究者や救命救急医など多くの専門家の方々にも高い評価を頂いております。

 

 【JALSA・日本アスリートライフサポート協会・代表理事 古家信介様からのコメント】

 

 「今迄の救命救急講習会において、重症熱中症の応急処置にアイスバスが有効であることは何度も説明していましたが、実際には現場で簡単に使うのが難しい為、非常に心苦しい思いをしていました。しかしP-PECのお陰でこれからはアイスバスを応急処置に使って下さいと胸を張って言えます。

当協会が担当するサッカーなでしこリーグの試合会場などを始めとするスポーツ救護現場での活動にも、AED、バックボート、と併せてP-PECを活用させて頂きます。」

 

 関西医療大学の教授でもあり、救命ドクターの経験も長くお持ちの古家代表理事はスポーツ現場で失われる命を救うため、JALSAという救命救急活動やその知識や技術を広める組織を立ち上げられ、多方面にご活躍されています。

 

 

 【新潟大学 魚沼基幹病院 救命救急センター長 山口省吾先生からのコメント】 

 

「宅急便で送られてきたP-PECをみて、びっくりです。小さい!使ってみました。簡単に展開できます。あっという間に開きます。水もかなり少ない量(80L)で済みます。ポリタンク4杯の水とクーラーボックスに氷を用意しておけば、どんなところでもOKです。

これはすごい!川上さんの熱い情熱がつまったP-PEC完璧です。脱帽です。

6月から始まる地域のマラソン大会などには設置したいと思います。 」

 

 山口先生はドクターヘリの対応等、救命救急の最前線でご活躍されており、上記のコメントはなんと先生自らが実際にP-PECに入って下さって、実地テストをして頂いた際にブログに掲載頂いた内容です。一部の写真とリンクを張っておきますので、ぜひご覧いただければ幸いです。

 

 寒さ厳しい季節の「熱い男の熱中症にかける熱い、暑い、熱い物語」

https://www.uonuma-kikan-hospital.jp/blog_care/27027

 

 

▼プロジェクトの進行と今後のビジョン 

 

P-PECはその形状と特性から機械生産が困難で、日本国内のISO9001認証取得工場でほぼ手作業で制作しており、発注から製造完了までに2ヶ月程と非常に時間がかかります。

ハンドメイドとはいえ、製造の為には工場のラインのスケジュールを確保し、ある程度まとまった製造ロットで発注する必要があり、発注1ロットあたり最低300万円程度の費用が必要ですが、私の小さな会社ではコロナ禍の影響もあり資金力も乏しく十分な在庫を抱える事ができませんでした。

また日本国内での手作りである事から、製造原価が非常に高くなり製品価格に跳ね返ってしまいましたが、これでも販売運営して行くのにギリギリの設定でございます。決して多くの利益を得ようとして設定した販売価格ではございません。

春に実施したクラウドファンディングでは不成立に終わりましたが、コンセプトに賛同して頂いた銀行様のご融資でなんとか製造し在庫を用意する事ができました。

これまでの皆様のご厚意に応える為にも、一つでも多くの命を救う為にも、今度はP-PECを多くの人に知って貰わなくては意味がありません。

今は知り合い、友人、SNSなど、考えられる手段を全て駆使し、できる限りの努力をして告知に努めておりますが、やはりマスメディアを利用しないと告知効果が上がりません。

プロジェクトの予定金額に関わらず、できる限りの予算で告知を先行して進めて参りますが、ご支援頂いた金額で更なるP-PEC普及の為の一般広告宣伝費に使わせて頂いたり、普及活動に協力頂ける救護救命の為の活動をされている社団法人様などとの活動費や広告費にさせて頂きます。

私は今後のビジョンとして、日本においてまだまだ十分には普及していないアイスバスでの重症熱中症の応急処置、プレホスピタル対応を広く普及させ、AEDと同様に身近なところにいつでもP-PECがある状態にして行く為に努力を続けて行く所存です。

そうすれば、やがて製造原価も抑えられ更に誰でもが購入しやすい価格帯に移行して行けると信じております。

今回のプロジェクトは必要最低限の金額を設定致しましたが、設定金額がゴールではなく皆様のご支援が増えれば増えるほど、「助かる命」の数も増えて参ります。

一人の人間の命が失われると言うことは、その人のご両親、子供、妻、夫、兄弟、姉妹、親戚、友人、恋人、知人、先輩、後輩、どれだけ多くの人が深く悲しい思いをするのか計り知れません。

逆に一人の人間の「命が助かる」ということで、その人の周りの、どれだけ多くの人が安堵し幸せな気持ちになれる事でしょう?!

熱中症の危険のある現場にP-PECが当たり前のようにある社会にする為に!どうかご支援をよろしくお願いいたします。 

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
川上貴(有限会社プロフィット)
プロジェクト実施完了日:
2023年9月15日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

有限会社プロフィットがプロジェクトの対象である熱中症応急処置用救命機材P-PECのプロモーションを随時進行させて行きます。 既にサンプル品の配布、グーグル広告への有料出稿等を先行して行っており、集まった資金はその差額への補填や更なるプロモーション費用に充てさせて頂きます。 具体的にはSNSへの有料広告、サンプルやカタログの製作費、郵送費、救命救急講習会への出展ブース料、等となります。

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プロフィール

こんにちは川上貴です(^^) 医療関係者ではありませんが救護救命活動を通して人々の笑顔がみられる事に喜びを感じます。 たくさんの人の笑顔に出会えるよう頑張って参ります。 P-PECは下記URLの公式ページで販売中です。 ぜひよろしくお願いいたします。 https://profit.co.jp/p-pec/

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リターン不要 熱中症から命を守るまごころご支援

リターン不要 熱中症から命を守るまごころご支援

●感謝のメールと活動状況のご報告を送ります。

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

2,000+システム利用料


折り畳み式水タンク 「感謝のロゴ入り」 

折り畳み式水タンク 「感謝のロゴ入り」 

●容量10リットルの折り畳みポリタンク(袋)です。
P-PECにセットされているのと同じ物ですが、特別にサンクスロゴをプリント致しました。
災害時などに自治体が飲料水を配布するのにも使用される非常に丈夫な素材でキャンプやレジャーでもお使い頂けます。

申込数
6
在庫数
194
発送完了予定月
2023年9月

1,000+システム利用料


リターン不要 熱中症から命を守るまごころご支援

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折り畳み式水タンク 「感謝のロゴ入り」 

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1 ~ 1/ 4

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